【カビバスターズ福岡】土壁のカビ取りの仕方は?
2023/01/05
こんにちは。
カビバスターズ福岡です。
弊社は福岡県を中心にカビ取り専門業者として事業を展開しており、
素材を傷つけず、環境や人体にやさしいMIST工法を用いてお客様の大切なお家やお品のカビ取りをしております。
本日は土壁に発生したカビのカビ取りについてお話いたします。
土壁にカビ?
どうして土壁にカビが生えるのでしょうか。
まず、カビの繁殖に必要なのは高い「温度」と高い「湿度」、そしてほこり等の「栄養」です。
土壁にはダニ等の死骸も含まれており、これはカビの「栄養」となります。
また、静電気が無い分ほこりはつきづらいですが、表面のざらつきに汚れやほこりがついてしまうと落ちにくく、溜まったほこりもまたカビの「栄養」になります。
更に土壁には湿気を吸い、吐き出す機能があります。昔の日本家屋はこの機能により室内の湿度を一定に保っていました。
しかし現代の建物はコンクリートを使ったものも多く、その一部に土壁が使われている場合は土壁は湿気を外に吐き出すことができません。
さらに日当たりが悪いと天日による乾燥もできないため、土壁内の湿気が飽和状態になってしまいます。
そのため、土壁にカビが生えやすい環境が非常に整いやすく、カビが生えやすいのです。
では、
生えてしまった土壁のカビ取りは一体どうすれば良いのでしょうか?
土壁のカビは段階に合わせて対応を変える必要があり、難易度が高いです。
まず、一般的なカビ取り剤では使用した後に水拭き等で薬剤を拭き取る必要が多くあります。
しかし土壁は水に弱いため、水拭きをすることで壁がぼろぼろと崩れてしまったり、あるいはシミになってしまう危険があります。
表面~内部の比較的浅い部分に発生カビにはできる対処がありますので、ご紹介いたします。
土壁の表面に発生したカビ
土壁の表面にできたカビには消毒用エタノール等のエチルアルコール系の除菌剤が効果的です。
エチルアルコール系除菌剤は揮発性が高く、土壁に吹き付けたとしても染み込みにくいです。
そのため水拭きを必要とせず、水に濡らす事なくカビ取りをすることが可能です。
以下の点に気を付けましょう。
・クリーンな布に薬剤を染み込ませる
・揮発してしまうため素早くカビを拭き取る
・同じ面を何度も使用しない
土壁内部の浅い部分に発生したカビ
上記の方法でカビ取りをしてもカビの色素が残ってしまう場合があります。
その場合はカビが内部に浸食していますので、土壁用のカビ取り剤(塩素系のカビ取り剤)を使用しましょう。
塩素系のカビ取り剤はすぐに揮発するエチルアルコール系除菌剤よりも土壁の内部まで染み込むので、残ったカビの色素を取り除けます。
しかし、注意点がいくつかあります。
土壁は水拭きができないため、水洗い不要のカビ取り剤でなければなりません。
以下の点は土壁独自の風合いを損ねることなくカビ取りするために重要です。
・水洗いが不要
・非イオン界面活性剤使用
カビの生えた土壁に触れた際にぼろぼろと崩れるような状態は、カビの浸食が深刻で内部まで完全に繁殖されている状態といえます。
そういった場合はご自分で対処せず、素早く業者へと相談してください。
カビバスターズ福岡では土壁をはじめとした様々な素材に合わせて専用の液を使用し、素材を傷つけずカビの無い綺麗な状態にいたします。
福岡でカビにお悩みの皆さまのお力になれるよう日々業務を行っております。
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