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和室のざらざらした壁(砂壁・じゅらく壁)のカビ|正しい取り方と、やってはいけない対処・業者に頼む目安

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和室の壁のカビ|砂壁の正しい取り方と業者

和室の壁のカビ|砂壁の正しい取り方と業者

2026/07/26

こんにちは。カビバスターズ福岡です。

「和室のざらざらした壁に、カビのような黒い点が出てきた」「畳にカビが生えた」「和室がなんとなくカビ臭い」。福岡県内から、和室のカビについてのご相談が数多く寄せられます。

和室のカビで最も注意していただきたいのは、洋室の壁と同じ方法で対処してはいけないという点です。和室のざらざらした壁——砂壁やじゅらく壁と呼ばれる塗り壁は、ビニールクロスとは素材の性質が全く違います。良かれと思って市販のカビ取り剤を使うと、壁を傷めてシミを残し、かえって状態を悪化させてしまうことがあります。

この記事では、建築歴30年・カビ取り専門の視点から、和室のざらざらした壁や畳のカビの正しい取り方、絶対にやってはいけない対処、そして業者に頼むべき目安を解説します。大切な和室を傷めずにカビを取るための参考にしてください。

目次

    和室の「ざらざらした壁」とは|砂壁・じゅらく壁の特徴

    和室のざらざらした壁は、主に「砂壁」や「じゅらく壁(聚楽壁)」と呼ばれる塗り壁です。土や砂、繊維などの自然素材を塗って仕上げたもので、独特の風合いと調湿性を持っています。

    この壁がカビにとって厄介なのは、次の性質があるためです。

    まず、表面が凸凹しているため、カビの胞子が入り込みやすく、拭き取りにくいこと。次に、自然素材で水分を吸いやすく、一度濡れると乾きにくいこと。そして、こすると表面がボロボロと崩れてしまうこと。

    つまり、砂壁・じゅらく壁のカビは「こすれない」「強い薬剤が使えない」「水拭きしにくい」という、通常のカビ取りの常識が通用しない相手なのです。

    和室の壁のカビで、やってはいけない3つの対処

    まず、和室のざらざらした壁に「してはいけないこと」からお伝えします。これを知らずに対処すると、壁を取り返しのつかない状態にしてしまうことがあります。

    1. 塩素系カビ取り剤(カビキラーなど)を使う

    浴室用の塩素系カビ取り剤は、砂壁・じゅらく壁には使えません。壁が変色・シミになり、素材によっては崩れてしまいます。液だれの跡がそのまま残ることもあります。

    2. 水拭き・強くこする

    水を含ませると壁が水分を吸い、崩れやすくなります。また、こするとざらざらした表面が剥がれ、カビと一緒に壁材も落ちてしまいます。

    3. 掃除機で吸う・乾拭きする

    カビの胞子を舞い上げ、部屋中に広げてしまいます。これは和室に限らず、すべてのカビに共通する注意点です。

    これらをやってしまうと、カビは取れないうえに壁が傷み、最終的に塗り直しやリフォームが必要になることもあります。

    和室の壁のカビ|自分でできる範囲の対処

    ごく初期の、表面にうっすら付いた程度のカビであれば、次の方法で対処できることがあります。

    消毒用エタノール(アルコール)を使います。塩素系と違い、砂壁を変色させにくく、揮発するため水分が残りにくいためです。

    手順は、布や綿棒に消毒用エタノールを含ませ、カビの部分をこすらず、押さえるように拭き取ります。スプレーを壁に直接吹きかけると、液が広がってシミの原因になるため、必ず布に含ませてから使ってください。作業時はマスク・手袋を着用し、換気をしながら行います。

    ただし、これで対処できるのは本当に初期の軽いカビだけです。次のような場合は、自分での対処には限界があります。

    和室の壁のカビを業者に頼むべきケース

    以下に当てはまる場合は、専門業者への相談をおすすめします。

    ●カビが広範囲に広がっている

    ●エタノールで拭いても、またすぐに出てくる

    ●壁の奥までカビが染み込んでいる(表面を軽く払っても黒い色が残る)

    ●壁だけでなく畳や天井にも広がっている

    ●和室がカビ臭いのに、発生源がはっきりしない

    特に、砂壁やじゅらく壁の内部までカビが入り込んでいる場合、表面の処置では取り切れません。塗り壁は内部に湿気を抱え込みやすく、壁の奥や、その裏側の下地でカビが進行していることもあります。

    和室の壁のカビが繰り返す背景には、そもそも和室に湿気がたまりやすい原因があることが少なくありません。和室は北側に配置されることが多く、日当たりや風通しが悪い、押し入れの湿気がこもるなど、構造的に湿気やすい条件がそろいがちです。この原因を突き止めなければ、壁のカビを取っても再発します。

    なぜ和室のカビは繰り返すのか|見えない原因を調べる

    当社が和室のカビのご相談で重視しているのが、繰り返す原因を突き止めることです。

    砂壁・じゅらく壁の裏側や、押し入れの裏、天井裏など、見えない場所に湿気やカビの原因が潜んでいることがあります。当社では、スイッチやコンセントのカバーを外し、その開口部からファイバースコープ(細い内視鏡カメラ)を挿入して、壁の内部や裏側の状況を直接確認します。壁を大きく壊さずに内部を確認できるため、和室の風合いを損なわずに原因を調べられます。

    さらに、一般社団法人微生物対策協会と連携した浮遊菌検査・落下菌検査・付着菌検査により、空気中のカビの量と発生源を数値で把握できます。「和室がカビ臭いが、どこが原因か分からない」という場合に有効です。

    そして、和室のカビは建物の構造と深く関わるため、建築の知識が欠かせません。当社の担当者は建築歴30年の大工経験があり、和室がどのような構造になっているか、湿気がどこにたまりやすいかを、実際に建物を作ってきた経験から判断できます。原因が日当たり・風通し・押し入れの湿気・断熱のいずれにあるのかを見極め、状態に応じた対処をご提案します。

    畳のカビについて

    和室では、壁だけでなく畳のカビもよくあるお悩みです。畳もい草という自然素材のため、塩素系のカビ取り剤は使えません。

    軽いカビであれば、消毒用エタノールを布に含ませて拭き取り、その後しっかり乾燥させる方法で対処できることがあります。畳の目に沿って拭くこと、こすらないことがポイントです。ただし、畳の内部までカビが及んでいる場合や、裏側にまでカビが広がっている場合は、畳の交換が必要になることもあります。

    畳のカビも、根本的には和室の湿気が原因です。壁と同様、湿気の原因への対処が再発防止の鍵になります。

    和室のカビを予防するために

    施工後や、まだカビが出ていない和室でも、再発・発生を防ぐためにできることがあります。

    和室は湿気がこもりやすいため、こまめな換気が最も重要です。晴れた日には窓や障子を開け、押し入れの襖(ふすま)も開けて風を通しましょう。押し入れの中は特に湿気がたまりやすいため、すのこを敷いて空気の通り道を作る、除湿剤を置くといった対策が有効です。

    畳の上に敷きっぱなしのカーペットや布団は、湿気をため込む原因になります。布団は毎日たたんで風を通し、畳の上に物を敷く場合も定期的にめくって乾燥させてください。梅雨や結露の時期は、除湿機やエアコンの除湿機能で室内の湿度を下げることも効果的です。

    ただし、これらは湿気を抑える対策であり、すでに壁の内部や畳の奥で進行しているカビを取り除くものではありません。カビが広がっている場合は、予防と並行して業者への相談が必要です。

    和室のカビでよくある質問

    Q,賃貸住宅の和室にカビが出た場合、費用は誰が負担しますか?

    原因によって異なります。建物の構造や雨漏り・結露など建物側の要因が原因であれば貸主負担となることが多く、換気不足など借主の使い方が原因とされる場合は借主負担となることがあります。畳や砂壁は原状回復の対象になりやすいため、自己判断で強い薬剤を使って傷める前に、まず管理会社・大家さんに連絡することをおすすめします。原因を特定できる調査結果は、この判断の材料にもなります。

    Q,砂壁を塗り直したほうがいいですか?

    カビが表面だけなら、塗り直さずに対処できることもあります。ただし、壁の奥までカビが染み込んでいる場合や、崩れが進んでいる場合は、塗り直し(リフォーム)が選択肢になります。当社では、まず壁の状態を調査したうえで、塗り直しが必要かどうかも含めてご提案します。

    Q,古い家の和室で、昔からカビ臭い場合は?

    長年カビ臭が続いている場合、壁の裏側や床下、天井裏など、見えない場所でカビが定着している可能性があります。表面の対処では解決しないため、発生源を特定する調査をおすすめします。

    まとめ

    和室のざらざらした壁のカビについて、ポイントを整理します。

    1.砂壁・じゅらく壁は塩素系カビ取り剤が使えない。使うと変色・シミ・崩れの原因になる

    2.水拭き・強くこする・掃除機・乾拭きもNG。壁を傷め、胞子を広げる

    3.ごく初期のカビは、消毒用エタノールを布に含ませ、押さえ拭きで対処できることがある

    4.広範囲・再発・奥まで染み込んだカビは、業者への相談を

    5.和室のカビが繰り返す背景には、和室特有の湿気の原因がある。原因を突き止めることが再発防止の鍵

    和室のカビは、洋室とは対処法が異なり、素材を傷めやすいデリケートな相手です。大切な和室を長く保つためにも、無理な対処は避け、状態に不安があれば専門業者にご相談ください。

    カビバスターズ福岡では、スイッチカバー開口部からのファイバースコープによる壁内・壁裏調査、微生物対策協会と連携した3種類の真菌検査、そして建築30年の経験に基づく和室の構造からの原因特定によって、和室のカビの根本解決に取り組んでいます。福岡県全域(福岡市・北九州市・久留米市ほか)を中心に、山口・熊本・佐賀・大分・長崎・宮崎にも対応しています。

    まずはお気軽に公式LINEでご相談ください

    「和室の壁のカビ、自分で取っていいのか不安」「畳や壁のカビが繰り返す」という方は、カビバスターズ福岡の公式LINEからお気軽にご相談いただけます。カビの写真を送っていただくだけで、素材や状態の把握がスムーズになり、より的確なご案内が可能です。

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    友だち追加後、気になる和室の写真とお困りの内容をお送りください。現地を調査したうえで、和室の素材と状態に応じた対処方法をご提案いたします。

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    一般社団法人微生物対策協会

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