石膏ボードのカビはこう防ぐ！MIST工法®で確実に除去し、再発を防ぐ方法

こんにちは！カビバスターズ福岡です。
壁や天井の石膏ボードにカビが発生して困っていませんか？
「掃除してもすぐに再発する…」「壁紙を剥がしてみたら裏までカビが広がっていた…」そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか？

石膏ボードは湿気を吸収しやすい素材で、カビが根を張ると通常の清掃では取り除けません。放置すると建材の劣化や健康リスクにもつながります。

本記事では、石膏ボードのカビ発生の原因と放置するリスク、正しい除去方法や防止策を詳しく解説します。さらに、MIST工法®によるプロのカビ除去事例もご紹介！リフォーム前の予防策も必見です。

石膏ボードのカビでお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください！

石膏ボードの壁や天井に生えるカビは、多くの住宅で見られる身近な問題です。例えば「壁紙にカビが生えて、その下の石膏ボードまで広がっていた」「天井パネルに黒カビが発生して困っている」といった相談は珍しくありません​。カビは見た目が悪いだけでなく、放置すれば室内の空気を汚染し健康被害や建材の劣化を招く恐れがあります​。実際、石膏ボード裏に広がったカビは酸っぱい異臭や小さな虫の発生、建物の傷みや住人の健康被害につながることもあります​。本記事では、石膏ボードにカビが発生する原因から放置するリスク、正しい除去方法や再発防止策、さらに誤った施工でカビが再発した事例まで詳しく解説します。加えて、プロの MIST工法® によるカビ除去施工事例を紹介し、施工プロセスや除去後の変化についても具体的にご紹介します。石膏ボードのカビに悩む皆さんが、安全で快適な住環境を取り戻せるよう、ぜひ最後までお読みください。

石膏ボードがカビやすいのは、その素材特性と環境条件が大きく関係しています。石膏ボードは石膏を紙で挟んだ多孔質な構造をしており、実は湿気を非常に吸収しやすい性質があります​。空気中の水分をどんどん取り込んでしまうため、湿度が高い場所では石膏ボード自体が常に湿った状態になりがちです。特に日本の梅雨時や結露しやすい冬場は室内の相対湿度が60%以上になることも多く、この湿度レベルはカビが活発に成長する条件にピッタリ当てはまります​。さらに、石膏ボードを覆う紙や壁内部に溜まったホコリなどの有機物はカビの格好の栄養源となります​。湿った紙やホコリが石膏ボードに付着した状態だと、カビはますます繁殖しやすくなるのです。加えて、施工時の環境や通気性の良し悪しも影響します。石膏ボードで仕上げた壁内部が密閉的で風通しが悪いと、一度含んだ水分がなかなか乾かず長時間ジメジメした状態が続いてしまいます。このように「湿気を吸いやすく乾きにくい」石膏ボードは、カビにとって絶好の繁殖場所となってしまうわけです​

カビをそのまま放置すると、見えないところで着実に被害が広がっていきます。まず室内環境の悪化です。石膏ボードに生えたカビから放出された無数の胞子が空気中に舞い、部屋中の空気を汚染します。カビ特有のカビ臭（なんとなく酸っぱい臭い）が家中に充満し、不快なだけでなく日常生活に支障をきたすでしょう​。次に健康へのリスクも無視できません。空気中のカビ胞子を吸い込むことで、アレルギー症状や喘息、鼻炎、目のかゆみなどを引き起こす可能性があります​。特にお年寄りや免疫力の低下した方、小さなお子さんがいるご家庭では、肺炎や過敏性肺炎など深刻な病気につながるケースも報告されています​。さらに建物自体へのダメージも深刻です。カビが石膏ボードの表面から内部へと広がり、ボードだけでなく下地の木材や断熱材まで腐らせてしまうことがあります​。石膏ボードや構造材が劣化すると家全体の耐久性が下がり、放っておけば壁がボロボロになったり最悪の場合構造の補修や大掛かりなリフォームが必要になってしまいます​。また、一度石膏ボードの奥深くまで根を張ったカビは簡単には除去できません。見える部分だけ拭き取っても内部の菌糸（カビの根）は生き残っており、再び表面に黒カビが浮き出てくることも少なくないのです​。カビを放置することは、時間の経過とともに健康被害の拡大や建物の劣化・修繕費用の増大といったリスクを高めるだけですので、早めの対処が肝心です。

軽度なカビであれば、適切な方法で自分で対処することも可能です。まず表面にポツポツと現れた程度の軽いカビであれば、アルコール除菌剤や家庭用のカビ取り剤を使って拭き取る方法があります。やり方は簡単で、マスク・ゴム手袋・ゴーグルなど保護具を着用した上で、カビ部分をアルコールで丁寧に拭き取ります。一時的には表面のカビを落とせますが、この方法では前述のとおり石膏ボード内部に根を張ったカビ菌糸までは除去できないため再発のリスクが残ることに注意しましょう​。カビ取り剤を使う場合は、使用方法をよく読み、換気しながら行うことが大切です。市販のカビ取り剤には塩素系（漂白成分）が含まれるものも多いので、いきなり広範囲に塗らず目立たない箇所で試してから使用します​。塩素系薬剤は素材の色を脱色したり金属をサビさせる恐れもあるため、液だれしたらすぐ拭き取りましょう​。表面のカビを落とした後は防カビ剤の吹き付けも忘れずに行います。除去後に防カビ処理を施すことで、胞子の残存や再発を抑える効果が期待できます​。市販の防カビスプレーを使うか、エタノールに防カビ剤を混ぜたものをスプレーボトルで噴霧し、十分乾燥させてください​。最後に、やってはいけないNG除去例も押さえておきましょう。カビを落とそうと壁紙やボードをゴシゴシ削りすぎるのは禁物です。力任せに削ると石膏ボード自体を傷めてしまうばかりか、表面に細かな傷ができることでかえってその傷に新たなカビが発生しやすくなるリスクすらあります​。また、塩素系漂白剤の原液をそのまま大量に吹き付けるのも危険です。漂白剤は一時的に黒カビの色素を飛ばしますが、材質内部に浸透しきらず根を完全に殺せないことが多い上に、刺激臭や有毒なガスが発生することもあります​。適切な薬剤選びと正しい手順で、安全にカビを除去することが重要です。

カビ対策を怠ったリフォームや施工ミスによって、せっかく除去したカビが再発してしまうケースもあります。例えば、カビが発生している石膏ボード壁をリフォームする際に、十分なカビ除去をしないまま新しい壁紙を上から貼ってしまった事例があります。一見カビが隠れて綺麗になったように見えますが、壁内部に生き残ったカビは密閉された暗い空間でさらに広がり、やがて新しい壁紙の表面にまたシミとなって現れてしまいました。実際に「リフォームしたのにまたすぐカビが出てきた」という相談も多く、原因を調べるとカビの知識がない業者が表面上だけ取り繕ったためだった…ということがよくあります​。また、施工時のミスで構造的に通気性が悪化しカビが再発することもあります。近年は高気密高断熱の住宅が増えていますが、気密性が高い分しっかり計画換気をしないと壁内に湿気がこもりがちです。断熱材の入った壁内で結露が発生し、それに気づかず放置すると石膏ボードの裏でカビが繁殖してしまいます。あるケースでは、石膏ボードの裏側まで黒カビが侵食し断熱材にまで及んでいましたが、表面だけ綺麗に塗装し直してしまったために内部に残ったカビが原因で再びカビだらけになってしまいました。実は石膏ボードの裏までカビが達している場合、その奥の断熱材にもカビが発生している可能性が高く、断熱材ごと取り除かないと再度発生してしまうのです​。不適切な断熱処理や湿気対策の不足も再発の原因になります。例えば、外壁側に防湿シートを貼らなければならないところを施工ミスで貼っておらず壁内に湿気が侵入していた、逆に湿気の逃げ場がない構造にしてしまい壁内に湿度がこもった、といった例です。カビ再発防止のポイントは、施工段階で原因となる湿気をいかにコントロールするかに尽きます。リフォーム時には既存のカビを残さず取り除くことはもちろん、適切な通気層や防湿処理を行い、カビが育たない構造にすることが大切です。もしリフォーム後にまたカビが出てきてしまったら、「カビ対策」がしっかり考慮されていたか振り返ってみる必要があります。

日常生活の中で今すぐ実践できる石膏ボードのカビ対策もいくつかあります。まずはやはり室内の換気と除湿です。カビは湿気が大好きなので、室内の湿度を上げない工夫が肝心です。こまめに窓を開けて新鮮な空気を取り入れたり、換気扇を定期的に回して空気を循環させましょう。特に梅雨時や夏場など湿度が高い季節・地域では、除湿器やエアコンの除湿機能を活用して室内の湿度コントロールを行ってください。理想的な室内湿度は60%以下に保つことで、カビの発生をぐっと抑えられます​。次に清潔な環境を維持することも大切です。ホコリや汚れが溜まっているとそれ自体が栄養分となってカビを助長しますので、定期的な掃除を習慣にしましょう​。壁や天井の隅、家具の裏側などカビが発生しやすい場所は、ときどき湿らせた布で拭き取ると効果的です​。また、石膏ボード表面に壁紙を貼る際は防カビ性能のある壁紙を選ぶのも有効です。最近では防カビ剤が練り込まれたクロスや、通気性が良く湿気がこもりにくい壁紙も市販されています。リフォーム時でなくても、気になる部屋だけ壁紙を防カビ仕様に貼り替えてみるのもよいでしょう。さらに、市販の防カビコーティング剤を壁紙の上から施工する方法もあります。透明なコーティング剤を塗布しておくと、カビの胞子が付着しても繁殖しにくくなり、長期間カビの発生を防ぐことができます。普段から窓際の結露を見つけたらすぐ拭き取る、浴室などの湿気を他の部屋に持ち込まない、といったこまめな対策の積み重ねが結果的に石膏ボードをカビから守ることにつながります。

ここで、プロの手による石膏ボードのカビ除去「MIST工法®」の具体的な施工事例をご紹介します。MIST工法®とはカビバスターズ独自開発の特殊なカビ取り技術で、殺菌液をミスト状に噴霧してカビを菌糸（根っこ）から徹底的に死滅させる方法です​。最大の特徴は「擦らない・削らない」点にあります。通常のカビ取りのようにブラシでゴシゴシこすったり、石膏ボードを削り取ったりしないので、壁材や下地を痛めずに済みます​。実際の施工ではまず専門スタッフが現場のカビ汚染状況を細かく調査し、どの種類のカビがどれだけ広がっているかを検査します​。そして石膏ボードや木材など素材に合わせて調合した専用の薬剤を高圧ミストで吹き付け、壁の表面から内部まで浸透させてカビを分解・殺菌します。カビが根から分解されたら、洗浄機材で汚れた薬剤を洗い流し、最後に防カビ剤でコーティングして完了です​。施工中は薬剤を噴霧すると聞くと「刺激臭がしないかしら？」と心配になるかもしれませんが、ご安心ください。MIST工法®で使用する専用剤は強力な分解力を持ちながらも人やペットに安全なように作られており、施工中に鼻をつくような匂いもありません​。実際、病院や介護施設などニオイに気を遣う現場でも問題なく施工できるほどです​。ある住宅の施工事例では、寝室の壁一面に広がった黒カビにMIST工法®を実施しました。壁紙を剥がさずに薬剤ミストを行き渡らせることで、石膏ボードの内部まで入り込んだカビも根こそぎ除去できました。施工後、壁面は見違えるように綺麗になり、黒ずんだシミやカビ臭も完全になくなりました。住人の方は「壁を壊さずにこんなに綺麗になるなんて」と驚かれ、防カビ処理まで施されたことで「これで安心して暮らせます」と大変喜ばれました。MIST工法®は、カビを素材本来の風合いや強度を損なうことなく除去できる画期的な手法です​。さらに除去後には必ず防カビ・抗菌施工がセットで行われるため、再発防止策も万全です​。石膏ボードに深く根付いたカビであっても、プロの技術によってここまで綺麗に、安全に除去できるという好例と言えるでしょう。

これから新築・リフォームをする方は、施工段階でカビ対策を講じておくことで長期的にカビの発生を防ぐことができます。建物を造る・造り直すタイミングは、普段は手の届かない壁の内部や構造部分にアプローチできる貴重な機会です。この機会にぜひ「カビが生えにくい住まいづくり」を意識してみてください。まず、石膏ボード自体を防カビ性能の高い製品にする方法があります。防カビ石膏ボードは特殊な防カビ剤が練り込まれており、標準的な石膏ボードよりカビに強く作られています​。湿気の多い水回りや外壁面の下地には、このような防カビ仕様のボードを使うと安心です。また断熱や通気を適切に施工することもカビ予防には重要です。断熱性を高め室内外の温度差を小さくすれば、壁内での結露発生を減らすことができます​。実際、適切な断熱材の選定や高性能な窓の導入によって結露が起きにくくなり、結果としてカビのリスクを大幅に下げることが可能です​。一方で高気密・高断熱の住宅ほど計画換気の徹底が必要です。壁や床下に通気層を設けたり、24時間換気システムを適切に運用することで、構造内部に湿気が滞留しないようにしましょう​。さらに、内装の仕上げに防カビ塗料や防カビコーティングを活用するのも効果的です。防カビ効果のある塗料で石膏ボード表面を塗装したり、壁紙を貼る前に下地に防カビ剤を塗布しておくことで、カビの発育を長期間抑制できます​。実際にカビバスターズ福岡では、入居前の住宅に防カビコーティング施工を行うサービスも提供しています​。このコーティングはカビ予防だけでなく有害物質の分解や抗ウイルス効果もあるため、シックハウス症候群の予防にも一役買っています​。リフォーム時には既存のカビを根こそぎ除去した上で、こうした防カビ措置を組み合わせることで、「カビに強い住まい」を実現できます。ポイントは、施工段階で湿気を溜めない工夫とカビの種を残さない処理を徹底すること​。将来にわたって石膏ボードのカビに悩まされないためにも、ぜひ施工担当者と相談しながら防カビ対策を取り入れてみてください。

石膏ボードに発生するカビ問題は、湿気や通気不足といった環境要因から生じるもので、放置すれば室内環境や健康、建物構造に深刻な影響を及ぼします。だからこそ早期発見・早期対策が肝心です。軽度なカビであればご自身で表面を掃除して防カビ処理をすることで対処可能ですが、根が張った頑固なカビや広範囲に及ぶケースでは専門業者の力を借りるのが確実です。カビバスターズ福岡では、建築のプロである大工スタッフが在籍し、壁の部分撤去から復旧まで一貫して対応できるため適切かつ迅速な施工が可能です​。石膏ボードや木材を傷めない安全な専用薬剤を使用し、ニオイが少なく生活環境に配慮した方法でカビを根本から除去します​。さらに、施工前後には科学的なカビ検査を行って汚染レベルやカビの種類を特定し、除去後にしっかり効果が出ているかを確認して詳しい報告書を提供しています​。石膏ボードのカビに悩んだら、一人で抱え込まず専門家に相談することで、安全で確実な解決への近道となるでしょう。私たちカビバスターズ福岡は、豊富な知識と最新のMIST工法®で皆様の大切な住環境をカビから守るお手伝いをいたします。カビ問題でお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。快適で健康的な暮らしを取り戻すために、私たちが全力でサポートいたします！​