シンク下のカビ臭の原因と対処|配管の隙間
2026/08/14
シンク下がカビ臭いのはなぜ?原因は配管周りの隙間かも|負圧・結露の仕組みと根本的な対処法
こんにちは。カビバスターズ福岡です。
「シンク下の収納を開けると、カビ臭い」「シンク下がカビだらけになっている」「掃除してもまたカビ臭が戻ってくる」——福岡県内から、こうしたご相談を数多くいただきます。
シンク下のカビは、ただ拭き取るだけでは再発することが多い場所です。なぜなら、シンク下のカビ臭には、多くの場合「配管周りの隙間」という根本原因が隠れているからです。この原因に対処しないまま表面を掃除しても、しばらくするとまたカビ臭が戻ってきます。
この記事では、建築歴30年・カビ取り専門の視点から、シンク下がカビ臭くなる本当の原因と、当社が行っている根本的な対処法を解説します。
目次
シンク下がカビ臭くなる本当の原因|配管周りの隙間
シンク下のカビ臭の原因を探るとき、当社がまず調べるのが、配管周りの床の隙間です。
シンクからの排水管は、シンク下の床を貫通して床下へと通じています。この配管が床を通る部分に、コーキング(隙間を埋める処理)がされていないケースが非常に多いのです。
この隙間があると、どうなるか。家の中の気圧の関係で、床下から室内側へ空気が引っ張られる「負圧」という状態が起こります。すると、その隙間を通じて、床下の湿気や、床下と室内の温度差のある空気が、シンク下へと引き込まれます。
つまり、コーキングされていない配管の隙間が、床下の湿気の通り道になっているのです。シンク下は密閉された収納空間で空気がこもりやすく、そこに床下から湿気が供給され続けると、カビにとって絶好の繁殖環境になります。
特に夏場は「結露」でカビが加速する
配管周りの隙間は、特に夏場に大きな問題になります。理由は「結露」です。
夏場、床下は湿気が多く、暖かい空気がこもっています。一方、室内はエアコンで冷やされています。この状態で、配管の隙間を通じて床下の暖かく湿った空気がシンク下に入り込むと、エアコンで冷やされた室内側との間で温度差が生じます。暖かく湿った空気が冷えた面に触れると、空気中の水分が水滴になります。これが結露です。冷たい飲み物のコップの表面に水滴がつくのと同じ現象が、シンク下の配管周りで起きるのです。
結露によってシンク下や配管周りが濡れると、その水分がカビを一気に繁殖させます。「夏になるとシンク下が特にカビ臭い」という場合、この温度差による結露が原因になっている可能性が高いのです。
シンク下のカビは、単なる水はねや湿気だけでなく、こうした「配管の隙間 → 負圧 → 床下の湿気と温度差 → 結露 → カビ」という流れで発生していることが少なくありません。
カビはシンク下だけではない|背面の壁・底面も
さらに注意が必要なのは、カビが発生しているのは、目に見えるシンク下収納の内部だけではないということです。
配管の隙間から湿気が供給され続けると、その影響はキッチンの背面の壁や、キッチンの底面にまで及びます。これらの場所は、キッチンが設置されていて普段は見えないため、カビが発生していても気づけません。シンク下収納を掃除しても、背面の壁や底面にカビが残っていれば、そこからカビ臭が発生し続けます。
「シンク下を何度掃除してもカビ臭が取れない」という場合、目に見えない背面や底面でカビが進行している可能性があります。
カビバスターズ福岡の根本的な対処法
シンク下のカビ臭を根本から断つために、当社は次の流れで対応します。表面を拭くだけの対処とは、大きく異なります。
1. 配管周りの隙間を調べる
まず、カビ臭の原因を探るため、配管周りの床の隙間を調査します。コーキングがされているか、床下から湿気を引き込む状態になっていないかを確認します。ここが原因の特定において最も重要な工程です。
2. キッチンを取り外して、しっかり除カビする
シンク下収納の内部だけでなく、キッチンの背面の壁や底面にカビが及んでいる場合、一度キッチンを取り外します。そして、普段は見えない背面・底面まで、しっかりと除カビします。表面からは手が届かないカビの発生源まで対処することが、再発を防ぐ鍵です。
3. 隙間をコーキングしてから復旧する
除カビが終わったら、キッチンを元に戻します。このとき、配管などのわずかな隙間もコーキングで埋めてから復旧します。これにより、床下から湿気を引き込む「負圧の通り道」を塞ぎます。原因である隙間をなくすことで、カビの再発を根本から防ぎます。
この「原因(隙間)の特定 → キッチンを外しての除カビ → コーキングして復旧」という流れは、カビ取りの技術だけでなく、キッチンの取り外し・復旧という建築の技術が必要です。当社の担当者は建築歴30年の大工経験があるため、この一連の作業を一貫して行えます。カビ取り業者と設備業者を別々に手配する必要がありません。
自分でできる応急対処と、その限界
根本対処は専門業者が必要ですが、ご家庭でできる応急的な対処もあります。
シンク下収納の内部の軽いカビであれば、消毒用エタノールを布に含ませて拭き取れます(こすらず、換気して、マスク・手袋を着用)。また、収納物を減らして風通しを良くする、扉を時々開けて換気する、除湿剤を置くといった対策で、湿気を抑えられます。
ただし、これらはあくまで応急対処です。配管周りの隙間という根本原因が残っていれば、床下からの湿気は供給され続け、カビは再発します。また、背面の壁や底面のカビには、そもそも手が届きません。「掃除しても再発する」「原因が分からない」という場合は、根本原因への対処が必要です。
こんな場合は専門業者へ
以下に当てはまる場合は、専門業者への相談をおすすめします。
●シンク下を掃除しても、カビ臭がすぐ戻ってくる
●夏場に特にシンク下がカビ臭くなる
●シンク下収納がカビだらけになっている
●カビ臭はするのに、どこが原因か分からない
●賃貸で、シンク下のカビが気になる(まず管理会社への相談も検討)
シンク下のカビでよくある質問
シンク下のカビについて、よくいただく質問にお答えします。
Q. シンク下に置いた除湿剤で、カビ臭は防げますか
一時的には湿気を吸ってくれますが、配管周りの隙間から湿気が供給され続けている場合、除湿剤だけでは追いつきません。除湿剤は応急的な対策と考え、カビ臭が続く場合は根本原因(隙間)への対処が必要です。
Q. シンク下収納に物を詰め込むと良くないですか
はい。物を詰め込むと空気が動かず、湿気がこもってカビが発生しやすくなります。収納物は間隔をあけ、扉を時々開けて換気してください。ただし、これも配管の隙間という根本原因があれば、換気だけでは解決しないことがあります。
Q. 賃貸ですが、シンク下のカビは自分で対処すべきですか
配管周りの隙間の処置やキッチンの取り外しを伴う対処は、賃貸では勝手に行えません。まず管理会社や大家さんに相談してください。建物の構造(コーキング不足など)が原因の場合、貸主側で対応してもらえることがあります。
Q. カビ臭の原因が配管の隙間かどうか、自分で分かりますか
シンク下収納の奥、配管が床を通っている部分を見て、隙間が開いていないか、コーキングされているかを確認できます。ただし、床下からの負圧や結露の状態までは、見ただけでは判断が難しいものです。「掃除しても再発する」「夏に特に臭う」といった場合は、専門業者の調査をおすすめします。
Q. キッチンを取り外すと、大がかりな工事になりますか
カビの範囲や状況によります。背面や底面までカビが及んでいる場合に取り外しが必要になりますが、事前の調査で範囲を見極め、必要な分だけ対応します。まずは現地調査で状態を確認し、どこまでの作業が必要かをご説明します。
まとめ
シンク下のカビ臭について、整理します。
1,シンク下のカビ臭は、配管周りの床の隙間が根本原因のことが多い
2,隙間があると、負圧で床下の湿気や温度差のある空気を引き込む
3,特に夏場は温度差による結露で、カビが加速する
4,カビはシンク下収納だけでなく、キッチンの背面の壁・底面にも及ぶ
5,根本対処は「隙間の特定 → キッチンを外して除カビ → コーキングして復旧」
シンク下のカビ臭は、表面を拭くだけでは再発を繰り返します。配管周りの隙間という根本原因に対処し、見えない背面・底面まで除カビして、隙間をコーキングで塞ぐこと。これが、シンク下のカビ臭を根本から断つ方法です。
カビバスターズ福岡では、配管周りの調査から、キッチンを取り外しての除カビ、コーキングによる復旧まで、建築30年の経験を活かして一貫対応しています。福岡県全域(福岡市・北九州市・久留米市ほか)を中心に、山口・熊本・佐賀・大分・長崎・宮崎にも対応しています。
まずはお気軽に公式LINEでご相談ください
「シンク下のカビ臭が取れない」「夏になると特にカビ臭い」という方は、カビバスターズ福岡の公式LINEからお気軽にご相談いただけます。シンク下の写真を送っていただくだけで、状況の把握がスムーズになり、より的確なご案内が可能です。
▶ カビバスターズ福岡の公式LINEで相談する
友だち追加後、気になるシンク下の写真とお困りの内容をお送りください。現地を調査したうえで、配管周りの状態に応じた対処方法をご提案いたします。
----------------------------------------------------------------------
稼働エリアは九州全域:福岡県・熊本県・佐賀県・長崎県・大分県・宮崎県・山口県
カビバスターズ福岡
〒813-0002 福岡県福岡市東区下原3丁目21-14
電話番号 : 090-8159-7525
【検査機関】
一般社団法人微生物対策協会
----------------------------------------------------------------------



