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新築なのにカビが生えるのはなぜ?高気密高断熱住宅に潜む「壁体内結露」の仕組みと対処法

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新築なのにカビ?高気密住宅と壁体内結露

新築なのにカビ?高気密住宅と壁体内結露

2026/08/29

新築なのにカビが生えるのはなぜ?高気密高断熱住宅に潜む「壁体内結露」の仕組みと対処法

建てたばかりの我が家に、なぜカビが。その原因は「壁の中」にあるかもしれません

念願のマイホーム。まだ新しく、きれいなはずの家。それなのに、壁紙にカビが浮いてきた、押し入れがカビ臭い、窓まわりが黒ずんできた——。「新築なのに、どうして?」と戸惑い、施工したハウスメーカーや工務店に相談したものの、はっきりした答えが得られず困っている。福岡県内から、そんなご相談が寄せられます。

新築住宅のカビは、住まい手の使い方だけが原因とは限りません。近年の住宅ならではの構造的な理由——特に「壁体内結露(へきたいないけつろ)」が関係していることがあります。カビバスターズ福岡の小坂井です。建築歴30年の大工として、そしてカビ取りの専門家として、新築住宅にカビが生える仕組みと対処法を解説します。

目次

    新築住宅でカビが起こる主な原因

    新築なのにカビが生える背景には、いくつかの原因があります。

    1,建築時の水分が残っている

    木材やコンクリートは、建築時に一定の水分を含んでいます。特にコンクリート基礎は、乾燥するまでに時間がかかります。この水分が抜けきる前に、家具を置いたり生活を始めたりすると、その湿気でカビが発生することがあります。

    2,高気密・高断熱住宅の落とし穴

    近年の住宅は、省エネのために気密性・断熱性が高められています。これは快適さにつながる一方で、適切な換気が伴わないと、湿気が室内や壁の中にこもりやすくなります。気密性が高いぶん、いったん湿気がたまると逃げ場がありません。

    3,換気システムが機能していない

    現代の住宅には24時間換気システムの設置が義務づけられていますが、給気口が塞がれていたり、スイッチが切られていたりして、正しく機能していないケースがあります。すると、湿気が排出されず、カビの原因になります。

    そして、壁体内結露 これが、新築のカビで特に見落とされやすい原因です。次の章で詳しく説明します。

    見えない場所で起こる「壁体内結露」とは

    壁体内結露とは、その名の通り、壁の内部で起こる結露のことです。

    結露というと、冬に窓ガラスにつく水滴を思い浮かべる方が多いでしょう。あれは、暖かく湿った室内の空気が、冷えたガラスに触れて水滴になる現象です。同じことが、壁の内部でも起こります。

    室内の暖かく湿った空気が、壁の内部に入り込み、壁の中で冷たい部分に触れると、そこで結露します。これが壁体内結露です。壁の中の断熱材や構造材が結露で濡れると、そこにカビが発生し、木材の腐朽にもつながります。

    壁体内結露が怖いのは、壁の内部で起こるため、表からは見えないことです。壁紙の表面が乾いていても、その裏側でカビが進行していることがあります。気づいたときには、壁の中でカビが広がり、構造材にまで及んでいることも少なくありません。

    高気密・高断熱住宅では、断熱材の施工が不十分だったり、防湿シートに隙間があったりすると、壁体内結露が起こりやすくなります。新築なのにカビが生える、その原因が壁の中にある——これは、決して珍しいことではないのです。

    新築のカビは「使い方」だけの問題ではない

    新築でカビが発生すると、「換気が足りない」「加湿しすぎ」など、住まい手の使い方の問題とされてしまうことがあります。もちろん、換気や湿度管理は大切です。しかし、それだけでは説明のつかないカビもあります。

    断熱材の施工不良、防湿シートの不備、通気層が確保されていない、といった施工に起因する問題がある場合、住まい手がどれだけ気をつけても、壁体内結露とカビは起こり続けます。この場合、原因は使い方ではなく、建物の構造にあります。

    問題は、この「構造に原因があるカビ」を見極めるには、建築の知識が必要だということです。表面のカビを拭くだけの一般的なカビ取りでは、原因が構造にあるのか、使い方にあるのかを判断できません。

    カビバスターズ福岡が、新築のカビトラブル対応でできること

    当社は、建築歴30年の大工経験を持つ視点から、新築住宅のカビトラブル対応を行っています。

    壁の中を確認する

    まず、カビが壁の内部に及んでいないかを確認します。スイッチやコンセントのカバーを外し、その開口部からファイバースコープ(細い内視鏡カメラ)を挿入して、壁の内部を直接確認します。壁を壊さずに、壁体内結露やカビが起きていないかを把握できます。

    構造から原因を見極める

    当社の担当者は、在来工法・ツーバイフォー工法・プレハブ工法など、幅広い建築の経験があります。だからこそ、カビの原因が断熱材の施工にあるのか、換気にあるのか、防湿の不備にあるのかを、建物の構造から見極められます。これは、清掃技術だけのカビ取り業者にはできないことです。

    真菌検査でデータ化する

    新築のカビで、ハウスメーカーや施工会社との話し合いが必要になった場合、感覚的な主張では話が進みません。当社は、一般社団法人微生物対策協会と連携した真菌検査(浮遊菌・落下菌・付着菌)で、カビの量と種類を数値化できます。客観的なデータがあれば、根拠に基づいた協議が可能になります。

    一般社団法人微生物対策協会

    新築のカビトラブル、ハウスメーカーとの間で困ったら

    新築住宅でカビが発生し、施工会社との間で「原因は使い方だ」「いや構造の問題だ」と話が平行線になることがあります。こうしたとき、第三者の専門家による調査とデータは、状況を整理する助けになります。

    当社は、カビの状態を検査で数値化し、壁の内部を調査し、建築の観点から原因を見極めます。そのうえで、カビの除去(必要に応じて壁の内部から)と、再発防止の対策までを一貫して行えます。「新築なのにカビが出て、どうしたらいいか分からない」という段階で、まずご相談いただければ、状況を整理するお手伝いができます。

    新築住宅のカビでよくある質問

    新築住宅のカビについて、よくいただく質問にお答えします。

    Q. 新築1年目でカビが出ました。欠陥住宅でしょうか

    一概には言えません。建築時の水分が抜けきる過程で一時的にカビが出ることもあれば、断熱・防湿・換気の施工に問題があることもあります。原因を見極めるには、壁の内部の状態を含めた調査が必要です。まずは状況を確認することをおすすめします。

    Q. ハウスメーカーに相談しても「使い方の問題」と言われます

    換気や湿度管理も一因ではありますが、それだけでは説明のつかないカビもあります。壁体内結露など構造に起因する場合、使い方を変えても再発します。第三者による調査と真菌検査のデータがあれば、客観的な根拠をもって話し合いを進められます。

    Q. 高気密高断熱住宅はカビやすいのですか

    高気密・高断熱そのものが悪いわけではありません。適切な換気と防湿が伴っていれば、快適で結露しにくい住まいになります。問題は、換気システムが機能していない、断熱・防湿の施工が不十分といった場合で、そのときに湿気がこもり、壁体内結露やカビが起こりやすくなります。

    Q. 24時間換気は切ってはいけないのですか

    基本的に、常時運転が前提のシステムです。電気代を気にして切ってしまう方もいますが、切ると湿気や汚れた空気が排出されず、カビの原因になります。給気口を塞がないことも大切です。

    Q. 新築のカビは保証で直してもらえますか

    契約内容や原因によります。施工に起因する問題であれば、施工会社の保証対象になる可能性があります。その判断のためにも、原因を客観的に示す調査・検査データが役立ちます。

    まとめ

    新築住宅のカビについて、整理します。

    1,新築のカビは、建築時の水分・高気密化・換気不足・壁体内結露などが原因

    2,壁体内結露は壁の内部で起こり、表から見えないため気づきにくい

    3,断熱材の施工不良など、構造に原因がある場合、使い方を変えても再発する

    4,構造が原因かを見極めるには建築の知識が必要

    5,メーカーとのトラブルでは、真菌検査のデータが客観的な根拠になる

    「新築なのにカビが生えた」という悩みは、決して珍しいものではありません。そして、その原因が壁の中や建物の構造にある場合、表面を拭くだけでは解決しません。壁の内部を確認し、原因を見極めることが、根本的な解決への第一歩です。

    カビバスターズ福岡では、建築30年の経験を活かした壁内調査、微生物対策協会と連携した真菌検査、原因究明から除去・再発防止までの一貫対応を行っています。福岡県全域(福岡市・北九州市・久留米市ほか)を中心に、山口・熊本・佐賀・大分・長崎・宮崎にも対応しています。

    まずはお気軽に公式LINEでご相談ください

    「新築なのにカビが出た」「ハウスメーカーとの話が進まない」という方は、カビバスターズ福岡の公式LINEからお気軽にご相談いただけます。カビの写真や状況をお送りいただくだけで、状況の把握がスムーズになり、より的確なご案内が可能です。

    ▶ カビバスターズ福岡の公式LINEで相談する

    友だち追加後、気になる箇所の写真とお困りの内容をお送りください。現地を調査したうえで、建物の状態に応じた対処方法をご提案いたします。

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    【検査機関】

    一般社団法人微生物対策協会

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