株式会社growth

石膏ボードのカビの取り方|生える原因と、素材を傷めない除去・再発防止のポイント

お問い合わせはこちら LINE公式アカウントでお問合せ

石膏ボードのカビ取り方法と再発防止対策

石膏ボードのカビ取り方法と再発防止対策

2026/09/02

石膏ボードのカビの取り方|生える原因と、素材を傷めない除去・再発防止のポイント

こんにちは。カビバスターズ福岡です。

住宅や店舗、ビルの壁・天井に広く使われている石膏ボード。加工しやすく、耐火性や遮音性に優れた便利な建材ですが、実は湿気に弱く、カビが生えやすいという弱点があります。「壁紙を剥がしたら下の石膏ボードが黒カビだらけだった」「石膏ボードのカビをどう取ればいいか分からない」——福岡県内から、こうしたご相談をいただきます。

石膏ボードのカビは、取り方を誤ると素材を傷めたり、かえってカビを広げたりします。この記事では、石膏ボードにカビが生える原因、素材を傷めない正しい取り方、そして再発を防ぐ対策まで、カビ取り専門の視点で解説します。現場管理者や建築に関わる方にも役立つ内容です。

目次

    石膏ボードにカビが生えやすい理由

    石膏ボードは、石膏を芯材とし、両面を厚紙でサンドイッチした板状の建材です。この構造に、カビが生えやすい理由があります。

    まず、石膏ボードは内部に無数の微細な空洞を持つ**多孔質(たこうしつ)**の構造です。そのため、湿気を吸いやすく、いったん水分を含むと乾きにくい性質があります。高湿度の環境では、空気中の水分を内部に取り込んでしまいます。

    さらに、芯材の石膏自体は無機物でカビの栄養にはなりにくいものの、表面の厚紙や、製造時に含まれるデンプンなどの有機物が、カビの栄養源になります。

    つまり、「湿気を吸いやすく乾きにくい」「有機質を含む」という石膏ボードの特徴が、カビの繁殖しやすい条件を作っているのです。なお、石膏ボード自体には防カビ成分は含まれていません。耐水仕様の石膏ボードもありますが、通常品より多少カビに強い程度で、完全に防げるわけではありません。

    石膏ボードにカビが発生する主な原因

    石膏ボードのカビは、次のような原因で発生します。単独で、または複数が重なって起こります。

    湿気・結露:室内の湿度が高いと、石膏ボードが水分を吸収し、表面がしっとりした状態になります。特に窓際や外壁面では結露が起こりやすく、カビの温床になります。冷暖房の温度差で壁の内部で結露し、見えないところでカビが育つこともあります。

    水漏れ・漏水:天井裏の雨漏りや、壁内部の配管からの漏水で石膏ボードが濡れるケースです。一度大量の水を含んだボードは乾きにくく、その間にカビが繁殖します。

    換気不足・通気不良:ボードで塞がれた壁や天井の内部は、湿気がこもりやすく乾きにくい環境です。高気密の住宅では、適切な換気がないと壁内に湿気が滞留します。押し入れの裏や、換気のない倉庫なども要注意です。

    施工上の不備:建築中にボードが湿ったまま貼られた場合や、断熱材の施工不良で壁内の通気層が確保されず結露を招いている場合です。表面を塗り直して隠しても、内部でカビが増殖し再発することがあります。

    汚れ・ホコリ:表面のホコリや汚れもカビの栄養源です。特に厨房近くの油汚れが付いた壁は、カビのリスクが高まります。

    初期のカビと、進行したカビの違い

    膏ボードのカビの初期(点々とした斑点)

    進行後(一面の黒ずみ)

    石膏ボードのカビは、初期と進行後で状態が異なります。

    初期段階では、壁紙や表面に黒や白の小さな斑点が点々と現れます。汚れやシミと間違えられやすく、見過ごされがちです。臭いは弱く、拭くと黒い汚れが布に付くことがあります。

    進行すると、表面一面に黒いシミが広がり、緑色や茶色を帯びた斑模様になります。臭いも強くなり、部屋に入った瞬間にカビ臭さを感じます。さらに進むと、石膏ボードの裏側や内部までカビの根(菌糸)が浸透し、ボードが劣化します。壁紙が浮いてきたり、押すとふわふわする場合は、内部までカビが回って石膏が崩れ始めているサインです。

    特に注意したいのが、壁の裏側のカビです。表面に見えていなくても、壁の内部でカビが広がり、部屋にカビ臭が充満したり、下地の木材が腐食したりすることがあります。裏側のカビは、壁を一部解体しないと除去できないこともあります。

    石膏ボードのカビの取り方

    消毒用エタノールで拭き取る

    少量のカビには、消毒用エタノール(濃度70〜80%程度)が有効です。布に含ませ、カビを押さえるように拭き取ります。アルコールは揮発性で、石膏ボードをあまり濡らさずに殺菌できます。ただし、表面の菌を除去できるだけで、内部に根を張った菌糸までは殺せないため、再発のリスクは残ります。

    こすらない・水拭きしない

    石膏ボードのカビ取りで最も重要な注意点です。ゴシゴシこすると、表面の紙が剥がれて石膏が露出し、胞子も飛散します。また、水拭きは石膏ボードに水分を染み込ませ、かえって内部までカビを広げ、ボードをふやけさせる恐れがあります。薬剤を吹きかけて、擦らずにそっと拭き取るのが基本です。

    削り取らない

    カビをヘラやサンドペーパーで削り落とすのはやめてください。石膏が露出して強度が落ち、削る過程でカビの胞子が大量に飛散し、二次被害につながります。

    塩素系カビ取り剤に注意

    塩素系のカビ取り剤(カビキラーなど)は、石膏ボードの紙を傷めたり、漂白ジミを残したりする恐れがあります。色が抜けても菌が死んだとは限りません。使用は慎重に。

    広範囲・壁裏のカビは専門業者へ

    カビが石膏ボードの広範囲に及んでいたり、裏側にまで達している場合は、専門業者への相談が安全です。

    当社の対応 カビバスターズ福岡では、石膏ボードのカビに次のように対応します。まず、カビが壁の内部・裏側に及んでいないかを確認します。スイッチやコンセントのカバーを外し、その開口部からファイバースコープ(細い内視鏡カメラ)を挿入して、石膏ボードの裏側を直接確認します。壁を壊さずに、見えない部分の状態を把握できます。

    そのうえで、MIST工法®により、素材を傷めずにカビを除去します。MIST工法は、専用の薬剤を刷毛やミストでカビに作用させ、こすったり削ったりせずにカビの根まで除去する工法です。石膏ボードのようなデリケートな建材でも、傷めずに対処できます。壁の内部までカビが及んでいる場合は、必要な範囲のボードを撤去し、下地から除去して、乾燥させたうえで復旧します。

    当社の担当者は建築歴30年の大工経験があり、カビの除去から石膏ボードの張り替え・復旧までを一貫して対応できます。カビ取り業者と内装業者を別々に手配する必要がありません。

    リフォーム時に、石膏ボードのカビを隠さない

    石膏ボードのカビで特に注意したいのが、リフォームのときです。

    リフォームでありがちな失敗が、カビを除去せずに隠してしまうことです。カビ臭がする石膏ボードに新しい壁紙を上貼りしたり、黒ずみを塗装で覆ったりすると、一見きれいに仕上がっても、内部でカビが生き残り、暗く湿った壁の中でさらに広がります。数か月から数年後に、新しい壁紙にシミが浮いたり、カビが再発したりします。「リフォームしたのに、またすぐカビが出た」という相談は少なくありません。

    古い壁紙を剥がしたときや石膏ボードを撤去する際は、裏側や下地にカビ痕がないかよく確認することが大切です。表面にカビがなくても、ボード裏が黒ずんでいることがあります。特に、過去に雨漏り・漏水歴がある場所や、外壁に面した結露しやすい壁は要注意です。見た目だけ繕っても、根本解決にはなりません。

    石膏ボードのカビを再発させない対策

    カビを除去した後は、再発防止が肝心です。

    防カビ処理:除去後、防カビ剤を塗布し、カビが再び発生しにくい状態にする

    換気と除湿:室内の湿度を60%以下に保つ。換気扇や窓開けで空気を入れ替え、梅雨や夏は除湿機・エアコンのドライ運転を活用する

    水漏れ対策:雨漏りや配管の漏水を早期に発見し、石膏ボードを濡れたまま放置しない

    通気の改善:壁内に湿気がこもらないよう、換気経路を確保する。家具は壁から少し離す

    こまめな点検:壁の隅や家具の裏、押し入れの裏など、見えにくい場所を定期的に確認する

    「湿度」「栄養」「温度」のいずれかをコントロールすることが、カビ予防の基本です。

    まとめ

    石膏ボードのカビについて、整理します。

    1,石膏ボードは多孔質で湿気を吸いやすく、有機質も含むためカビが生えやすい

    2,原因は、湿気・結露、水漏れ、換気不足、施工不良、汚れなど

    3,取り方は、消毒用エタノールで「こすらず・削らず・水拭きせず」が基本

    4,塩素系は紙を傷めるため注意。広範囲・壁裏のカビは業者へ

    5,リフォーム時はカビを隠さず除去。再発防止に防カビ・換気・水漏れ対策を

    石膏ボードのカビは、構造的に起こりやすい厄介な問題ですが、原因を突き止め、素材を傷めない方法で対処すれば、根本から解決できます。「壁紙の下がカビだらけ」「何度も再発する」「リフォーム前に下地のカビが心配」という場合は、専門業者にご相談ください。

    カビバスターズ福岡では、ファイバースコープによる壁裏調査、MIST工法による素材を傷めないカビ除去、建築30年の経験に基づく除去から復旧までの一貫対応を行っています。福岡県全域(福岡市・北九州市・久留米市ほか)を中心に、山口・熊本・佐賀・大分・長崎・宮崎にも対応しています。

    まずはお気軽に公式LINEでご相談ください

    「石膏ボードのカビが取れない」「リフォーム前に下地のカビを確認したい」という方は、カビバスターズ福岡の公式LINEからお気軽にご相談いただけます。カビの写真を送っていただくだけで、状況の把握がスムーズになり、より的確なご案内が可能です。

    ▶ カビバスターズ福岡の公式LINEで相談する

    友だち追加後、気になる箇所の写真とお困りの内容をお送りください。現地を調査したうえで、石膏ボードの状態に応じた対処方法をご提案いたします。

    ----------------------------------------------------------------------

    稼働エリアは九州全域:福岡県・熊本県・佐賀県・長崎県・大分県・宮崎県・山口県

    カビバスターズ福岡
    〒813-0002 福岡県福岡市東区下原3丁目21-14
    電話番号 : 090-8159-7525

     

    【検査機関】

    一般社団法人微生物対策協会

    https://kabikensa.com/


    ----------------------------------------------------------------------

    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。