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新築でもカビだらけ?キッチン下・コンセント・床下のカビは「負圧」が原因!

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新築なのにカビが発生!キッチン・コンセント・床下を襲う「負圧」の正体と完全対策

新築なのにカビが発生!キッチン・コンセント・床下を襲う「負圧」の正体と完全対策

2025/03/09

こんにちは、カビバスターズ福岡です。新築住宅に住み始めたばかりなのに、キッチンや洗面台の下、さらにはコンセント周りまで黒いカビが発生して困っている…そんなお悩みを最近よく耳にします。原因不明のカビに悩む方の多くが実は「負圧」という現象によるものとご存知でしょうか?今回のブログでは、この負圧がなぜカビを引き起こすのか、そしてその具体的な対策方法を専門的ながらもわかりやすく解説します。あなたの住まいをカビから守るヒントが満載ですので、ぜひ最後までお読みください。

目次

    はじめに

    住宅の「負圧(ふあつ)」という現象をご存知でしょうか?負圧とは、簡単に言えば室内の気圧が周囲よりも低い状態のことです​。換気扇やレンジフードを回して室内の空気を排出すると、一時的に室内が負圧になり、外の空気がすき間から一気に室内へ押し寄せてきます​。実はこの負圧が住宅で発生すると、知らないうちにカビのリスクを高めてしまうことがあります。負圧状態では家の隙間という隙間から外気や床下・壁の中の湿った空気が吸い込まれ、室内に湿気を招き入れてしまうためです​。本記事では、住宅内で負圧が発生したときに起こり得る現象と、カビ発生との関係について専門的かつ具体的に解説します。新築やリフォームを検討中の方にも役立つ内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

    負圧が起こるリスクがある個所

    負圧は家の様々な隙間から空気を出入りさせるため、特定の個所でカビ発生リスクを高める原因になります。ここでは、負圧が起こりやすく注意が必要な代表的な箇所を見ていきましょう。

    ● 床下からキッチン・洗面所の配管周り
    キッチンのシンク下や洗面所のキャビネット内は、排水管や給水管が床下を通っており、その配管周りにわずかな隙間が空いていることがあります。普段は気にならない小さな穴ですが、ここが負圧による空気の通り道になることがあります。換気扇使用時などに室内が負圧になると、床下の空気がその隙間から勢いよく吸い上げられ、シンク下や洗面台下のキャビネット内部に流れ込んでしまいます​。床下は地面からの湿気や過去の漏水で湿度が高くなりがちな空間です。負圧によりその湿った空気が室内に入ると、キャビネット内の湿度は急上昇し、内部で結露(水滴)が発生したり木材が常に湿った状態になってしまいます​。その結果、キャビネット内の壁や底板に黒カビ・白カビが発生しやすくなります。実際、福岡市内のあるご家庭ではキッチンで換気扇を回すとシンク下からカビ臭が漂う問題が起きていましたが、調査でシンク下の床に開いた配管穴の隙間が原因と判明しました​。換気扇使用時に床下のカビ臭い空気がそこから吸い込まれ、キャビネット内に充満していたのです。このケースでは配管周りの隙間をしっかり塞ぎ、内部のカビを除去することで問題解決し、換気扇を回しても臭わない快適なキッチン環境を取り戻せました​。キッチンや洗面所は水回りゆえにもともと湿度が高い場所です。「キッチン カビ」「洗面所 カビ」といった悩みは多く報告されていますが、配管まわりの負圧もその一因になり得ることを覚えておきましょう。

    ● コンセントやスイッチボックス周り(冷たい風が入る理由)
    「冬になるとコンセントやスイッチのあたりから冷たい風を感じる」といった経験はありませんか?それは壁内部と室内の気圧差(負圧・正圧)の影響で起こる現象です​。特に換気扇使用時に室内が負圧になると、外気が壁の中に流れ込み、コンセントやスイッチの微細な隙間から室内へ冷気が漏れてきます​。この隙間風(すきま風)は室内を冷やすだけでなく、壁内に湿気を招き入れて結露を発生させる恐れがあります。壁内部に湿った空気が入り込むと、冷たい外壁面で結露し、その水分とホコリが溜まることでカビの温床になってしまいます。実際に壁内で発生したカビはやがてコンセントやスイッチボックス周囲に黒カビとなって現れることがあります​。コンセントボックス付近は壁の中と室内をつなぐ開口部で、湿気やカビの胞子が出入りしやすいためです​。あるケースでは家中にカビ臭が広がっていた住宅で、コンセント周りが黒カビで覆われており、壁の中全体がカビだらけになっていたとの報告もあります​。このように、「コンセント 黒カビ」は壁内カビ汚染のサインとも言えます。また原因の一つとして、コンセントボックス周辺で発生する結露と有機汚れ(ホコリなど)の蓄積が挙げられます​。壁内から漏れてくる冷気でコンセント付近が冷やされると周囲の空気中の水分が結露しやすくなり、そこに生活由来のホコリが付着するとカビにとって栄養源となってしまいます​。そうした条件が揃うとボックスまわりに黒カビが発生・成長してしまうのです​。さらに壁の中で繁殖したカビのニオイ(カビ臭)は、負圧のときにコンセントや配管まわりの隙間を通じて室内に漏れ出ることがあります​。もしコンセントに鼻を近づけてカビ臭がするようなら、壁内部でカビが繁殖している可能性が高いでしょう。

    ● 天井の換気扇・スピーカー周り
    天井に設置された換気扇や埋め込み型スピーカー、照明器具の隙間も負圧の影響を受けやすい箇所です。換気扇そのものは空気を排出するための設備ですが、家全体が負圧状態になると、換気口や他の天井開口部から逆流的に外気が侵入することがあります。たとえばキッチンのレンジフードを強力に回した際、別の部屋の天井換気口から冷たい外気が吸い込まれてヒューヒューと音がする、といったケースです。スピーカーやダウンライトの開口部も、小屋裏(屋根裏)や天井裏の空間とつながっています。そこに断熱材の隙間などがあると、屋根裏のホコリやカビ胞子を含んだ空気が室内に降りてくる可能性があります。特に築年数の経った住宅では屋根裏にカビが繁殖している事例もあり、負圧時にその胞子が拡散してしまうリスクがあります。また、2階建て以上の住宅で1階と2階の気圧差が生じた場合、天井の隙間から空気が行き来して結露を招くことも考えられます。天井面の換気扇やスピーカー周囲で黒ずみやカビ臭を感じる場合は、そうした「換気扇 負圧」による影響がないか注意が必要です。

    負圧が原因でカビが発生するメカニズム

    ここまで見てきたように、負圧は家の隙間から湿気を含む空気を引き込むことでカビ発生の誘因となります。では具体的に、負圧によってどのようにカビが育ってしまうのでしょうか?代表的な現象ごとにメカニズムを解説します。

    ● コンセント・スイッチ周りに黒カビが付着する理由
    コンセントやスイッチの周囲に黒いカビが点々と発生している場合、壁内部での結露とカビ繁殖が疑われます。前述の通り、負圧状態では壁の中に外気が流入しやすく、冬場であれば冷たい空気がコンセントボックス付近まで入り込んできます​。その冷気で周囲の壁紙やボックス表面が冷やされると、室内側との温度差で壁内部に結露が発生します。結露水は壁紙の裏や石膏ボード面に染み込み、湿度の高い状態が続くとカビの胞子が発芽・成長していきます。さらにコンセント開口部から漏れる生活空気中のホコリ(フケや繊維塵など)が結露で湿った部分に付着し、栄養源となることでカビの繁殖に拍車をかけます​。こうして壁内で広がったカビがコンセントやスイッチの隙間から表に顔を出し、黒カビとして付着して見えるようになるのです​。特に気密・断熱施工が不十分な壁ではこの現象が起こりやすく、壁内結露→カビ→黒カビ汚染という悪循環に陥ってしまいます。見た目に黒カビが確認できる場合、壁の中ではさらに広範囲にカビが広がっているケースが多いため注意が必要です。「コンセントに黒カビを見つけたけど表面を拭くだけで大丈夫?」という疑問の声もありますが、根本解決のためには内部のカビ除去と原因対策が不可欠です。

    ● キッチンシンク内の黒カビ・白カビが発生する原因
    シンク下収納の内部や、キッチン床下点検口付近で黒カビや白カビを見つけることがあります。黒カビはクロカビ(クラドスポリウム属)などによる黒い斑点状のカビで、白カビは木材やコンクリート面に生える白い綿毛状のカビを指すことが多いです。キッチン下は湿気がこもりやすく暗い閉鎖空間のため、カビにとって格好の繁殖場所になり得ます。発生要因として一般的に考えられるのは水滴や汚れの蓄積です。シンクや調理台に残った水分、生ゴミ由来の汚れが放置されるとカビの栄養源となり繁殖が進みます​。加えて見落としがちなのが先述した配管まわりの隙間から侵入する湿気です。換気扇使用時に室内が負圧になると、床下から湿った空気やカビ臭がシンク下の隙間から吸い上げられ、キャビネット内に流れ込んでしまいます​。この湿気流入によって収納内部の湿度は常に高く保たれ、表面がじっとり濡れた状態になります​。そこにカビの胞子が付着すると一気に繁殖が進み、配管の隙間付近から黒カビが広がったり、木板に白いカビがふわふわと生えることもあります​。特に新築住宅でも、配管貫通部のシーリング(隙間埋め)が不十分だと、負圧現象によって湿気が侵入しカビが生えやすくなるので注意が必要です​。シンク下や床下で発生したカビの胞子や臭いは、キッチン以外の部屋にまで拡散することもあります​。毎日使うキッチンだからこそ、見えない部分の湿気管理と清掃が重要です。

    ● 床下の湿気と負圧の関係
    床下空間そのものがカビの温床になってしまうケースもあります。「床下点検口を開けたらカビ臭がする」「基礎や土台木材にカビが生えていた」という例は珍しくありません。高気密・高断熱住宅では床下に外気がほとんど入らない代わりに、一度入った湿気がこもりやすく、気づかぬうちにカビが繁殖していることがあります。また換気口の少ない床下や、地面に防湿シートが敷かれていない場合、地面からの湿気で床下全体の湿度が高くなりがちです。こうした床下でカビが生えると、そのカビ臭や胞子が負圧時に室内へ吸い上げられる恐れがあります​。前述のキッチン配管の例のように、床下のカビ汚染がシンク下や壁内部を経由して居室のカビ問題につながることもあるのです​。「床下のカビ」の怖いところは普段目につかないため発見が遅れがちな点ですが、負圧によって室内に影響が出て初めて気づくケースもあります。床下環境を健康に保つことは住宅全体のカビ対策に直結します。床下に換気口や調湿材を設ける、定期的に点検する、水漏れがないか確認する、といった対策を心がけましょう。

    負圧を防ぐには?

    負圧がカビの誘因になるとはいえ、「家で換気扇を使うな」というわけにはいきません。住宅内を負圧状態にしないためには、換気計画の見直しと隙間の気密対策がポイントになります。以下に具体策をまとめます。

    ・換気バランスの調整: 室内を極端な負圧にしないよう、給気と排気のバランスを保つことが大切です。24時間換気システムが設置されている住宅では、給気口(各室の壁にある新鮮空気を取り入れる口)が正しく開いているか確認しましょう。フィルターの目詰まりや給気口を塞いでいると排気ばかりが先行し、常に負圧気味になります。またキッチンのレンジフードを強力に回す際は、リビングの小窓を少し開けるなどして外気の取り込み経路を作ると、負圧が緩和され換気効率も上がります。住宅によってはわずかに室内を正圧(外に押し出す圧力)に保つ設計がされているものもありますが、基本は「出す空気量に見合うだけ入れる」意識が重要です。

    ・配管周り・コンセント周りのシーリング対策: 建物の隙間を極力減らし、外気や床下空気の侵入経路を断つことで負圧被害は大きく軽減できます。新築やリフォーム時には、配管貫通部の隙間を気密処理してもらいましょう。具体的には、排水管やエアコン配管の周囲を発泡ウレタンやシリコン系シーリング材でしっかり充填する施工です。床下だけでなく壁貫通部も同様に処理することで、壁内結露や壁内カビのリスクも下がります。また、コンセントボックス用の防気カバーを活用するのも有効です​。防気カバーとは、コンセントやスイッチの裏に取り付ける薄いプラスチック製のカバーで、ボックス周りの大きな隙間を塞いで壁内からの空気漏れを防ぐものです​。後付けには電気工事士の作業が必要ですが、既存住宅でもリフォーム時に設置できます。防気カバー装着後は「コンセントからの冷気がほとんど感じられなくなった」という報告もあり、隙間風の軽減と同時に壁内部の結露抑制にもつながります​。加えて、仮に壁内でカビが発生してしまった場合でもカバーで密閉しておけばカビ臭や胞子が室内に漏れるのを抑える効果も期待できます​。小さな部材ですが、快適性とカビ予防の両面でメリットが大きい対策です。

    ・適切な湿度管理: 負圧対策とは少し視点が異なりますが、室内外の湿度差を減らす努力も重要です。冬場に部屋を加湿しすぎると、たとえ負圧でなくとも壁の中や窓際で結露が生じてカビの原因になります。加湿器の使い過ぎに注意し、室内の湿度は40~60%程度に保ちましょう。また梅雨時や夏場は除湿器やエアコンの除湿機能を活用して、床下やクローゼット内など通風が悪い場所の湿気をコントロールすることも大切です。換気扇を回すだけでなく、湿度計を設置して目に見える形で管理すると効果的です。

    カビバスターズ福岡の負圧によるカビ対策とは?

    住宅の負圧が絡むカビ問題は、換気設備や構造上の隙間に起因するため根本原因の究明と専門的な対処が欠かせません。福岡を中心にカビ取り専門サービスを展開するカビバスターズ福岡では、建築の知識とカビ対策技術を兼ね備えたプロが現地調査から施工まで一貫対応し、負圧に起因するカビトラブルを解決に導きます。

    ● 建築経験豊富なスタッフによる調査と対策
    まず、お客様からお問い合わせをいただいたら専門スタッフが住宅の状態を詳しく調査します。換気システムの種類・稼働状況、窓や扉の気密性、床下や壁内の湿度、カビ臭の発生源などを多角的にチェックし、負圧が関与しているポイントを探ります。建築士の経験を持つスタッフも在籍しているため、図面を確認しながら「ここに隙間があるのでは?」といった隠れた問題箇所の推測も行います。例えば、コンセントから冷気とカビ臭がする場合は壁内の断熱施工不良を疑い、点検口や必要最小限の壁開口で内部を確認します。キッチン下のカビ臭トラブルであれば床下点検口から配管周りを確認し、隙間があれば塞ぐ方法を検討します。こうした調査結果に基づき、建物自体の改善が必要な場合は住宅会社とも連携を取りながら、再発しない根本対策をご提案します。

    ● MIST工法®によるカビ除去と再発防止策
    カビバスターズ福岡では独自開発の「MIST工法®」という方法で、安全かつ徹底的なカビ除去・防カビ施工を提供しています​。MIST工法®とは、薬剤をミスト(霧状)で噴霧してカビ菌に行き渡らせ、建物の素材を傷めずにカビを根こそぎ除去できる画期的な工法です​。強力な酸性薬剤や研磨で表面を削り取るのではなく、特殊なカビ除去液を使って菌糸の根まで処理するため、壁紙や木材などの風合いを保ちながらカビを退治できます​。使用する薬剤は人体への安全性が確認されたものなので、小さなお子様やペットがいるご家庭でも施工中・施工後の有害物質の心配がありません​。実際、「壁や天井を傷めずにカビを取りたい」「塩素系の刺激臭や健康への影響が心配」といったお客様の要望に応えるために開発された経緯があり、年間3,000件以上の施工実績がその効果と信頼性を裏付けています​。カビを除去した後は、防カビ効果のあるコーティング剤を施工面に塗布し、再発を防ぐ対策までしっかりと行います。さらに必要に応じて壁内や床下の構造的な問題(断熱材の欠損や防湿シート未設置など)も補修し、カビが再び発生しにくい環境づくりまでサポートします​。

    ● カビ汚染度の測定と空間のカビ胞子除去
    目に見えるカビを除去した後も、空気中には目に見えないカビの胞子が漂っている可能性があります。カビバスターズ福岡では、施工前後で空間中のカビ菌数やカビ臭を測定し、効果を数値で確認するサービスを行っています。たとえば空気中の浮遊カビ菌を専用の機器で採取して培養検査し、「施工前は〇〇CFUだったのが施工後は△△CFUまで低減した」といったデータで比較します。またオプションで、業務用の高性能空気清浄機(HEPAフィルター搭載)やオゾン発生装置を使った空間除菌も実施可能です。施工範囲だけでなく部屋全体のカビ胞子をできる限り減らすことで、完了後すぐにクリーンで安心な生活空間を取り戻せます。「家中カビだらけ」の状態だったお宅でも、作業後には室内のカビ菌検出量が大幅に減少し、お客様から驚きと喜びの声をいただくことが少なくありません。

    ● 施工事例の紹介(負圧カビ対策の成功事例)
    実際にカビバスターズ福岡が手がけた負圧によるカビ問題の解決事例を一つご紹介します。築10年の木造戸建てにお住まいのA様邸では、新築数年後から寝室の壁紙に黒カビが繰り返し発生していました。換気はしっかり行っているのに原因が分からず、何度拭き取っても再発するとのことでご相談をいただきました。調査の結果、原因は壁内部の結露とカビ汚染でした。寝室の北側壁面にあるコンセント付近から冷気が入り込んでおり、壁内で大量の結露が起きてカビが繁殖していたのです。A様邸では防気カバーが未設置でコンセントボックス周りに大きな隙間があり、さらに断熱材が一部欠損している施工不良も見つかりました。このため壁内が冬場に極端な冷温環境となり、結露水がたまってカビが広がっていたのです。私たちはまず壁紙を剥がさずにMIST工法®で壁内に薬剤を行き渡らせカビを殺菌しました。しかし長年の繁殖で一部石膏ボード深くまで菌糸が入り込んでいたため、カビ汚染度を見ながら必要最小限の範囲で壁を開口して内部のカビを物理的に除去する処置も併せて行いました​。具体的には、コンセント周りの石膏ボードを四角く切り取り、黒ずんでカビていた断熱材を撤去、新しい断熱材を充填し直しました​。柱や内側の壁面にカビが付着していた部分はエタノール系の薬剤で拭き取り、乾燥後に防カビ剤を噴霧しています​。最後に防気カバーをコンセントボックスに新設し、防湿シートと気密テープで目張りしてから石膏ボードと壁紙を復旧しました​。施工後、壁内の湿度環境は改善され、換気扇使用時でもカビ臭が漏れ出すことはなくなりました。A様にも「もうカビが生えてこないので安心して眠れる」と大変喜んでいただけました。このようにカビバスターズ福岡では、建物の構造面の改善とカビ除去技術を組み合わせて問題を根本解決いたします。さらに詳しい事例や作業中のようすは、当社のYouTubeチャンネル『進め!カビバスターズ』でも公開しています。【ついに判明!キッチン下のカビは○○が原因】と題した動画では、キッチン下の見えない隙間が引き起こすカビ被害について分かりやすく解説しています。気になる方はぜひご覧ください(※「カビバスターズ キッチン下 負圧」等で検索すると該当動画がヒットします)。

    まとめと予防策

    高気密・高断熱化が進む現代の住宅では、一見無縁に思える場所からカビが発生することがあります。その背後に潜む要因の一つが「負圧」でした。換気や冷暖房の使い方次第で、家の中は正圧にも負圧にも傾きます。負圧そのものは上手に活用すれば換気効率を高めるメリットもありますが、偏った負圧状態はカビにとって好都合な湿気環境を生み出しかねません。ぜひ普段から以下のポイントを押さえて家庭でできる負圧対策を実践してください。

    ・日常換気の工夫: レンジフード使用時は給気経路を確保する、浴室乾燥を使った後は一時的に窓を少し開ける等、排気一辺倒にならない換気を心掛ける。

    ・湿度と温度差の管理: 適度な暖房で室内と壁内の温度差を減らし、加湿のしすぎに注意する。結露が生じたら小まめに拭き取り、発生源(隙間風など)があれば対処する。

    ・隙間のチェック: 家じゅうの配管まわりやコンセント・スイッチの隙間風を感じる箇所を確認する。冷気が入るようなら防寒テープで応急処置し、専門業者に相談を。

     

    以上のような対策である程度の予防は可能ですが、壁内や床下の見えないカビは専門家の調査なしには特定・除去が難しいことも事実です。施工業者に依頼する際は「換気計画は適切か」「気密施工に漏れはないか」「防湿シートや断熱材の施工状況」などを確認し、必要に応じてホームインスペクション(住宅診断)を活用するのも良いでしょう。特に新築やリフォーム時には、防気カバーの設置や配管まわりのシーリング処理を怠らないよう業者に伝えてください。

    もし「これは自分では対処しきれない」という場合や、すでにカビが広範囲に及んでしまっている場合は、無理に自分で壁を剥がすようなことはせずカビの専門業者に相談することをおすすめします。カビバスターズ福岡では、一般のご家庭から住宅施工会社様まで幅広くカビ問題のご相談を承っております。負圧が原因と思われるカビ臭や結露、黒カビの発生にお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。電話(フリーダイヤル)や当社ホームページの問い合わせフォーム、LINE公式アカウントなどから24時間受付けております。専門スタッフが現地調査の上、最適なカビ対策プランをご提案いたします。

    住まいは人生の大半を過ごす大切な空間です。負圧とうまく付き合いながら換気と湿度をコントロールし、カビ知らずの快適なマイホームを維持していきましょう。万一カビが発生しても慌てずに、原因から根本解決できるプロの力を活用していただければ安心です。「床下のカビ」「コンセントの黒カビ」といった困りごとが再び発生しないよう、本記事の内容がお役に立てば幸いです。

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    カビバスターズ福岡
    〒813-0002 福岡県福岡市東区下原3丁目21-14
    電話番号 : 090-8159-7525

     

    【検査機関】

    一般社団法人微生物対策協会

    https://kabikensa.com/


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