建築途中のカビ問題を解決|工事中のカビ発生リスクと専門業者による除去方法
2025/02/10
こんにちは!カビバスターズ福岡のブログをご覧いただき、ありがとうございます。私たちは、建築途中のカビ問題に特化したカビ除去・防カビ施工を提供する専門業者です。
建築現場では、湿気や結露、施工中の換気不足などが原因でカビが発生しやすくなります。特に、在来工法・ツーバイフォー工法・鉄骨構造・コンクリート構造など、建築工法によってカビのリスクが異なるため、適切な対策が不可欠です。カビが発生すると建材の劣化や施工遅延、施主とのトラブルにつながるため、早期発見・除去が重要になります。
本記事では、建築途中のカビ発生リスク、業者による専門的なカビ除去方法、真菌検査を活用した「見える化」の重要性、そして再発を防ぐための予防策について詳しく解説します。工事中のカビ問題にお悩みの建築業者・工務店の皆様、ぜひ最後までご覧ください!
目次
建築途中に発生したカビの問題を解決!業者向けの除去方法と予防策を徹底解説
こんにちは!カビバスターズ福岡のブログをご覧いただき、ありがとうございます。今回は、建築途中の工事現場で発生するカビの問題について、建築業者・工務店の皆様に向けて詳しく解説します。施工中にカビが発生すると、建材の劣化や引き渡し後のクレームにつながるリスクがあり、適切な除去と予防が重要です。本記事では、工法ごとのカビ発生リスク、専門業者による効果的なカビ除去方法、そして再発を防ぐ対策について紹介します。カビバスターズ福岡の施工事例や真菌検査による見える化についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください!
建築途中・工事中にカビが発生する原因
建築中の現場は、湿気がこもりやすくカビが発生しやすい環境になることがあります。カビは湿度の高い場所や水分が供給される場所で繁殖し、特に木材や紙製品、断熱材など有機質の建材で発生しがちです。工事中に雨水が入り込んだり、コンクリート打設時の水分や気温差による結露が生じたりすると、乾燥が不十分な状態が続きカビの温床となります。また、気温・湿度・換気といった施工環境もカビ発生に大きく影響します。梅雨時や夏場の高湿度な環境、密閉された空間で換気が不足した状況では、わずかな水分でも乾きにくく、カビが急速に広がる可能性があります。
さらに、採用する工法や構造によってもカビ発生のリスクは異なります。以下に代表的な工法ごとのカビ発生リスク要因をまとめました。
・在来工法(木造軸組工法): 木材を主体とした在来工法では、構造材の乾燥が不十分な場合や、施工中に雨で木材が濡れてしまった場合にカビが発生しやすくなります。湿った木材をそのまま使うと内部に水分が残り、柱や梁にカビが生える原因となります。さらに、通気が悪いと木材内部に湿気が滞留し、カビや腐朽菌の繁殖を招きます。
・ツーバイフォー工法(木造枠組工法): ツーバイフォーは気密性が高い反面、壁内に湿気がこもりやすい傾向があります。工事中に含水率の高い木材や合板を閉じ込めてしまうと、壁内で乾燥しきれず内部結露が発生し、見えないところでカビが繁殖するリスクがあります。高気密・高断熱な構造ゆえに、一度湿気が入ると逃げ場がなくカビを助長してしまうのです。
・鉄骨構造(鉄骨造): 鉄骨造の建物では、金属である鉄骨が外気温の影響を受けやすく、構造体表面で結露が起こりやすいです。特に冬場は鉄骨が冷えやすく、室内との温度差で梁や柱に水滴が生じ、その水分が断熱材やボードに染み込むことでカビの発生源となります。また鉄骨自体はカビませんが、表面に付着したほこりや塗装面にカビが生えることもあります。
・コンクリート構造(鉄筋コンクリート造): RC造(鉄筋コンクリート造)では、コンクリート打設時に大量の水を使用するため、施工直後から養生期間にかけて構造体から湿気が放出され続けます。密度が高いコンクリートは乾燥に時間がかかり、内部や表面に湿気がこもりやすいです。その結果、型枠や合板、仕上げ材にカビが生えたり、コンクリート表面に黒カビが発生したりする場合があります。特に梅雨時期の施工ではコンクリートが乾きにくく、室内側に防湿処理が不十分だと内部結露につながることもあります。
建築途中に発生したカビのリスク
工事中にカビが発生してしまうと、建物にも人にも様々な悪影響を及ぼします。以下に主なリスクを挙げます。
・建材の劣化: カビが生えた建材は見た目が悪くなるだけでなく、素材そのものの強度低下や劣化を招きます。木材がカビや菌に侵されると腐朽が進み構造耐力が落ちる可能性がありますし、石膏ボードや断熱材がカビで変色・脆くなると施工後の仕上げにも影響します。一度カビが根を張った建材は交換が必要になるケースもあり、工期の遅れやコスト増につながります。
・健康リスク: カビは胞子を空気中に放出し、それを吸い込んだ作業員や将来の居住者に健康被害をもたらす恐れがあります。工事に携わる職人がカビだらけの空間で作業すると、アレルギー症状(くしゃみ・鼻水、皮膚のかゆみなど)や喘息の発作を引き起こすことがあります。さらに、完成後に入居したご家族がカビによるシックハウス症候群や過敏性肺炎などを発症するケースも報告されています。特に小さなお子様や高齢者、免疫力の低下した方にとって、住環境中のカビは深刻な健康リスクとなります。
・施工後のクレームリスク: 引き渡し時に目に見えるカビ汚れが残っていたり、入居後しばらくして壁紙にシミが浮き出るようなことがあれば、施主から重大なクレームにつながります。新築なのにカビ臭がするといった問題は住宅の価値を大きく損ね、信頼失墜にも直結します。場合によっては施工不良や瑕疵(かし)として是正工事や補償が求められることもあり、建築業者にとって大きな負担・損失となりかねません。将来的なトラブルを防ぐためにも、工事途中で発生したカビは早期に適切な対処が必要です。
カビバスターズ福岡の専門的なカビ除去方法
発生してしまったカビに対しては、専門業者による徹底した除去と再発防止処理が不可欠です。ここでは、カビバスターズ福岡が現場で実践している専門的なカビ除去のプロセスをご紹介します。
現場調査とカビの種類・範囲の特定(真菌検査)
まずは現場の状況を詳しく調査し、カビの発生箇所や広がりを把握します。肉眼での確認に加え、必要に応じて真菌検査(カビの菌検査)を実施し、どのような種類のカビがどの程度繁殖しているかを特定します。真菌検査では、空気中に舞う胞子の量を測定する落下菌検査や、建材表面に付着したカビ菌を調べる付着菌検査などを行い、専門機関の協力のもと詳細な分析を行います。これにより、肉眼では見えない壁内のカビリスクや、健康影響の大きいカビの種類が存在しないかをチェックします。現状を正確に把握することで、効果的な除去方法と薬剤の選定につなげます。
高度なカビ除去技術と専用機材の使用
現場調査の結果に基づき、カビバスターズ福岡では高度な除去技術と専用機材を駆使してカビを根本から取り除きます。当社が採用するMIST工法®は、ミスト状の特殊薬剤を用いてカビの根にまで浸透させる革新的な方法です。薬剤を微細な霧状にして噴霧することで、木材やコンクリートの内部に潜むカビ菌にも行き渡らせ、素材を傷めることなく除去することができます。併せて、HEPAフィルター搭載の集塵機や業務用空気清浄機を使って、除去作業中に飛散した胞子を確実に捕集し、他の場所への二次汚染を防止します。専用機材と豊富な経験を持つプロの手によって、表面に見えるカビだけでなく根付き繁殖しているカビ菌まで徹底的に除去します。
除去後の防カビ処理と再発防止策
カビを取り除いた後は、再発を防ぐための処理を施します。具体的には、除去作業後の清掃・乾燥を徹底したうえで、防カビ効果のある薬剤やコーティング剤を建材の表面に塗布します。木材部分には防カビ剤・防腐剤を浸透させ、石膏ボードやコンクリート面には防カビ効果の高いコート剤を吹き付けることで、素材自体をカビが生えにくい状態にします。さらに、カビの再発を招いた原因にも対処します。例えば、換気不良が原因であれば仮設換気扇の設置や換気計画の見直しを提案し、雨漏りや結露が原因であれば構造的な修繕や断熱施工の強化について助言します。一度カビを除去して終わりではなく、再発防止まで考慮した包括的な対策を講じるのが専門業者の役割です。
ビフォーアフターの見える化(一般社団法人微生物対策協会の検査)
専門業者によるカビ除去の効果を客観的に証明するため、カビバスターズ福岡では施工前後でのカビ状況を「見える化」する取り組みを行っています。第三者機関である一般社団法人微生物対策協会との協力により、除去施工前後の環境で真菌検査を実施してデータを取得します。除去前に検出されたカビの種類や菌数と、施工後に再検査した数値を比較することで、カビがどれだけ減少したかを科学的に示すことができます。このビフォーアフターの検査結果は報告書として提出可能で、施主様にも安心していただける材料となります。数値による裏付けがあることで、「本当にカビは大丈夫か?」という施工業者様やお施主様の不安を解消し、引き渡し後の信頼確保にもつながります。
施工現場でのカビ予防策と注意点
そもそもカビを発生させないことが何よりも重要です。工事現場で事前に講じておくべきカビ予防策と、その際の注意点を押さえておきましょう。
施工環境の管理(湿度・換気の徹底)
現場の温度・湿度を適切に管理し、カビの好む湿気をできるだけ減らす工夫が必要です。梅雨時や降雨後など湿度が高い日は、現場に除湿機を設置したり、晴れた日に窓や開口部を開けてこまめに換気を行いましょう。密閉された空間では換気扇や送風機を使って強制的に空気を動かすことも有効です。コンクリートの打設直後は特に湿度が上がるため、養生期間中から定期的に換気して内部の水分を逃がすようにします。さらに、湿度計を現場に設置して常時モニタリングし、相対湿度が70%を超えないよう注意します。環境管理を徹底することで、カビの発生を未然に防ぐことができます。
一次防カビ処理の徹底(建材への処置)
建築途中の段階で、防カビ処理を施せる部分には積極的に処置をしておくと安心です。例えば、木材については施工前に防カビ剤や防腐剤を塗布しておく、または防腐処理済みの材を採用することでカビの発生を抑制できます。特に床下地や壁の内部など完成後に見えなくなる部分ほど、施工中のタイミングで防カビ対策をしておくことが重要です。また、断熱材も防カビ性の高い製品を選ぶ、石膏ボードは耐湿・防カビタイプを使うなど、素材選定の段階からカビに強い建材を用いることも効果的です。塗装やクロス貼りの下地処理でも防カビ剤配合の下地材を使うなど、「一次処理」として先手を打っておくことで、後々のカビ発生リスクを大きく低減できます。
建材の保護と雨天時の養生徹底
工期が延びて建材を長期間現場に保管する場合や、天候不良が続く場合には、資材の保護と養生を徹底しましょう。屋外に野積みする木材や石膏ボードは必ずシートで覆い、地面から離して風通しの良い状態で保管します。建て方後に屋根が仕上がる前に雨に降られた場合は、ブルーシートで建物全体を養生し、雨水の侵入を防ぎます。もし構造体が濡れてしまったら、そのまま蓋をせず十分に乾燥させてから次の工程に進むことが肝心です。乾燥が不十分なまま壁や天井を塞いでしまうと内部に湿気がこもり、カビの原因となってしまいます。なお、施工の合間に現場を長期間空ける際も、換気口を開けておいたり簡易除湿剤を置くなど、現場内の湿度上昇を防ぐ工夫をしましょう。些細な手間ですが、これらの養生と保護の積み重ねがカビ予防には欠かせません。
カビバスターズ福岡の特徴と実績
最後に、私たちカビバスターズ福岡が施工業者様向けに提供するサポート体制と強みについてご紹介します。豊富な実績に基づく信頼できるサービスで、工事現場のカビ問題を解決いたします。
迅速・確実な除去作業と具体的な施工事例
カビバスターズ福岡はこれまで多数の建築現場でカビ除去を手掛けてきた実績があります。例えば、福岡市内の新築木造住宅で構造躯体にカビが発生したケースでは、ご連絡をいただいてから即日で現場調査を実施し、原因であった長雨による湿気残りを特定。速やかにMIST工法®による除去作業を行い、わずか数日で現場を綺麗な状態に戻しました。また別の鉄骨造マンション建設現場では、梅雨時の結露で断熱材にカビが生えた際に夜間作業で除去を完了させ、翌日の工程に影響を出さずに対処した例もあります。こうした豊富な事例とノウハウにより、現場ごとの状況に応じた柔軟かつ確実な対応が可能です。工期が押し迫った状況でも迅速に駆けつけ、施工スケジュールへの影響を最小限に抑えてカビ問題を解決します。
真菌検査で実証する安心のカビ対策
前述の通り、当社では必要に応じて真菌検査を活用し、データに基づく対策を徹底しています。施工前後に実施した検査結果はレポートとしてまとめられ、施工業者様や施主様に提出することが可能です。このレポートには、カビの種類・菌数の変化や、空気環境の改善度合いなどが明記されており、客観的なエビデンス(証拠)として機能します。専門業者ならではのこうした「見える化」された対策により、施主様にも工事品質への安心感を提供できます。万一引き渡し後にカビに関するお問い合わせがあった場合でも、検査データをもとに的確な説明や迅速なアフターフォローが可能です。数字で実証するカビ対策は、品質に敏感な昨今の顧客ニーズにも応える重要なポイントです。
建築業者との強力な連携・サポート体制
私たちはカビ除去のプロフェッショナルであると同時に、建築現場のパートナーでもあります。施工業者様と綿密に連携し、工事スケジュールに合わせて柔軟に対応するサポート体制を整えています。ご相談いただければ、工程の合間の最適なタイミングで作業を実施し、他の職種の作業とバッティングしないよう調整いたします。現場での安全対策や機密保持にも十分配慮し、安心してお任せいただけるよう努めています。もちろん、カビに関するお困りごとがあれば、調査のみでも対応可能です。「もしかしてカビかも?」という段階での簡易チェックや、カビ発生防止のアドバイス提供など、未然防止の段階からサポートいたします。地元福岡で培った知見とネットワークを活かし、素早い現場対応と丁寧なフォローで、施工業者様の信頼に応えるサービスをお約束します。
以上、建築途中の工事現場で発生するカビ問題について、その原因からリスク、専門業者による除去方法と予防策まで詳しく解説しました。施工中のカビは放置すれば大きなトラブルの火種となりますが、適切な知識と対策があれば未然に防ぎ、発生しても速やかに解消できます。私たちカビバスターズ福岡は、建築業者・工務店の心強いパートナーとして、安心安全な住まい作りをサポートいたします。工事現場のカビでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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【検査機関】
一般社団法人微生物対策協会
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