新築なのに床下がカビだらけ|ハウスメーカーへの伝え方と真菌検査による証拠づくり
2026/07/18
「建てて1年の家。床下点検で『カビが生えています』と言われた」 「点検口を開けたら木材に白や黒のカビ。新築なのに、なぜ?」 「ハウスメーカーに伝えたら『この程度なら問題ありません』と言われたが、納得できない」
こんにちは、カビバスターズ福岡です。新築・築浅住宅の床下カビのご相談は、年々増えています。そして、このケースには他のカビ相談と決定的に違う点があります。「カビを取る」前に、「施工会社とどう話すか」「状態をどう記録するか」の段取りが結果を大きく左右するということです。
この記事では、新築の床下にカビが発生する原因、見つけたときに最初にやるべきこと(とやってはいけないこと)、メーカー・工務店への伝え方、そして話し合いを客観的な土俵に乗せる「真菌検査」までを、施主側の立場で解説します。
目次
なぜ新築なのに床下にカビが生えるのか
「新築=カビと無縁」ではありません。むしろ新築には、新築特有のカビ発生条件があります。
●基礎コンクリートの水分:打設後のコンクリートは、乾いたように見えても内部の水分を1〜2年かけて放出し続けます。この水蒸気が床下にこもります
●工事中の雨:上棟前後や床合板施工前に雨に濡れ、乾ききらないまま床を塞ぐと、湿気が床下に封じ込められます
●基礎断熱の初年度:床下を室内環境に取り込む基礎断熱工法では、初年度はコンクリート水分と外気の影響で床下湿度が高くなりやすいことが知られています
●床下換気・防湿の施工状態:換気経路や防湿処理に不備があると、湿気が抜けない床下になります
つまり、新築床下のカビには「初年度特有の一時的な湿気」が原因のケースと、「施工内容に起因する継続的な湿気」が原因のケースがあり、どちらなのかの見極めが、メーカーとの話し合いの出発点になります。原因の詳しい仕組みは、こちらのカビバスターズ福岡の記事でも解説しています。 【床下がカビだらけになる原因と対処法】
カビを見つけたら|最初の48時間でやること・やってはいけないこと
やること
1,日付入りで写真・動画を撮る:点検口からの全景と、カビ部分の接写。スマホで構いません。撮影日時が記録される設定にしてください
2,範囲をメモする:「点検口から見て北側の合板、およそ畳1枚分」のように、位置と広さを言葉でも残します
3,経緯を時系列で記録する:引き渡し日、カビに気づいた日、雨天が続いた時期、点検や指摘があった日など
やってはいけないこと
●自分で消毒・除去しない:善意で掃除してしまうと、状態の証拠が消え、「現状を確認できない」という理由で話し合いが不利になります。除去は、記録と協議の方向性が定まってからです
●口頭だけで済ませない:電話や立ち話での「対応します」は残りません。連絡は記録が残る形で行います
ハウスメーカー・工務店への伝え方
感情的な抗議は、事態を進めません。効果的なのは「事実+記録+具体的な依頼」の3点セットです。
●記録が残る手段で連絡する:メールや問い合わせフォームなど、日付と文面が残る方法を使います。電話で話した場合も「本日お電話でお伝えした件です」と要点をメールで追送します
●事実だけを書く:「〇月〇日、床下点検口から床下を確認したところ、△△付近の木材にカビ状の変色を確認しました。写真を添付します」
●具体的に依頼する:「原因の調査と、調査結果のご説明を書面でお願いします」「ご確認いただける日程の候補をお知らせください」
●契約書類を確認しておく:アフターサービス基準や保証の規定のどこに床下・木部・防湿に関する記載があるか、事前に目を通しておくと話が具体的になります
なお、保証や補修の範囲は契約内容や原因によって異なり、カビが当然に補修対象になるとは限りません。話し合いで解決しない場合は、住宅紛争の相談窓口や建築士・弁護士など第三者の専門家に相談する選択肢もあります。
「この程度なら問題ない」と言われたら|話し合いを数値の土俵に乗せる
ご相談で多いのが、「メーカーの担当者に見てもらったが『よくあることです』『問題ない範囲です』と言われた。でも本当にそうなのか判断できない」という声です。
ここで役に立つのが、第三者による真菌検査です。カビバスターズ福岡は、一般社団法人微生物対策協会と連携し、次の3種類の検査で床下の状態を数値化・書面化できます。
●浮遊菌検査:床下や室内の空気中に、どれだけのカビ胞子が漂っているか
●落下菌検査:一定時間に落下してくる菌の量
●付着菌検査:木材や合板の表面に付着している菌の種類と量
検査結果は報告書として提出されるため、「多い・少ない」「問題か否か」という水掛け論を、数値に基づく協議に変えられます。当社は施工会社側ではなく、依頼主であるお施主様側の立場で調査に入ります。「調査と報告書だけ欲しい」というご依頼も可能です。
解決までの流れ
1,現地調査+真菌検査:床下の状態、カビの範囲、湿気の原因(コンクリート水分・雨水・施工状態)を確認し、報告書を作成します
2,報告書をもとにメーカーと協議:補修や対応の内容・費用負担について、記録が残る形で話し合います
3,カビ除去・再発防止施工:協議の方向性が定まった段階で、MIST工法®による除去・防カビ処理と、湿気対策を実施します(メーカー側が対応する場合は、その内容の妥当性についてもご相談いただけます)
費用の目安:現地調査は福岡市内無料(市外はお問い合わせください)。真菌検査は落下菌検査1枚5,000円、浮遊菌検査1か所27,000円、付着菌検査1か所35,000円(別途報告書作成費用)。カビ除去・防カビ施工は2,000円〜(施工範囲・素材により変動)。
まとめ
●新築の床下カビは珍しくない。原因が「初年度の一時的な湿気」か「施工に起因する継続的な湿気」かの見極めが出発点
●見つけたら、消毒より先に「日付入りの写真・記録」。自分で除去すると証拠が消える
●メーカーへの連絡は、記録が残る形で「事実+写真+具体的な依頼」
●「問題ない」と言われて納得できないときは、第三者の真菌検査で数値の土俵に乗せる
●保証・補修の扱いは契約と原因次第。解決しない場合は住宅紛争の相談窓口や専門家へ
カビバスターズ福岡は、お施主様側の立場での床下調査・真菌検査・報告書作成から、除去・再発防止施工までを一貫して行う専門チームです。「メーカーに連絡する前に、一度床下を見てほしい」という段階のご相談も歓迎します。
対応エリア:福岡県・山口県・熊本県・佐賀県・大分県・長崎県・宮崎県
無料相談・現地調査のお申し込みは、お問い合わせフォームから24時間受け付けています。
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稼働エリアは九州全域:福岡県・熊本県・佐賀県・長崎県・大分県・宮崎県・山口県
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〒813-0002 福岡県福岡市東区下原3丁目21-14
電話番号 : 090-8159-7525
【検査機関】
一般社団法人微生物対策協会
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