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新築住宅でも床下カビが発生する理由と誰でもできる超効果的な対策

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新築でも要注意!床下カビの原因と超効果的な対策はこれだ!

新築でも要注意!床下カビの原因と超効果的な対策はこれだ!

2025/03/20

新築住宅でも注意!床下カビの原因とリスク、効果的な対策

皆さま、こんにちは!カビ除去・カビ対策専門のカビバスターズ福岡です。新築したばかりのお住まいで、まさか床下にカビが生えてしまうなんて想像もしたくないですよね。しかし現実には、高気密・高断熱の住宅など 新築住宅でも床下カビが発生する ケースが報告されています。福岡を含む九州地方は梅雨時期を中心に湿度が非常に高く、床下の湿気管理を怠るとカビが生えやすい環境です。 カビは湿度の高い環境であればどこにでも繁殖しますが、床下空間は暗く風通しが悪いため、一度カビが生えると気づきにくく厄介です。本記事では、床下カビとは何か、その原因やリスクについて専門的な視点から分かりやすく解説し、さらに効果的な対策方法をご紹介します。基礎コンクリートに含まれる水分や床下で発生する結露・漏水、建築時に残された作業ゴミ、そして床下の換気不足(高気密住宅の落とし穴)といった最新のポイントも踏まえてお伝えします。早めの発見と適切な対策で、大切なお住まいとご家族の健康をカビから守りましょう!

目次

    床下カビとは?なぜ発生するのか

    床下カビとは、その名の通り住宅の床下空間に発生するカビのことです。床下は普段目にすることが少ない場所ですが、実は湿気がたまりやすく、カビにとって格好の繁殖場所となり得ます。カビは空気中に漂う胞子が木材やコンクリートなどの表面に付着し、湿度と温度など条件が整うと発生します。木造住宅では床下の木材(土台や大引き)や合板、コンクリート基礎部分にカビが生えやすく、放置すると構造材の劣化やイヤな臭いの原因となります。また新築で家全体が綺麗に見えても、床下でカビが繁殖しているケースもあり注意が必要です。

    では、なぜ床下に湿気がたまってしまうのでしょうか?主な原因として、基礎に含まれる水分や床下での結露、さらには漏水などが挙げられます。

    ●基礎コンクリートの水分:新築住宅の基礎にはコンクリートが使われますが、このコンクリートは硬化する際に大量の水を含んでおり、乾燥するまでに時間がかかります。特に施工中の気候が湿度の高い時期だった場合、基礎部分に水分が多く残りやすくなります​。建物が完成して床下空間が密閉された後も、基礎から蒸発した水分が床下に滞留し、湿度が高まって床下カビの原因となるのです​。新築直後から1年程度は基礎に含まれる水分量が多いため、特に注意が必要です。

    ●床下で発生する結露:室内外の温度差や湿度条件によっては、床下で結露(水滴)が発生することもあります。たとえば梅雨時や夏場に湿った空気が床下に入り込み、冷たいコンクリート基礎に触れて水滴となるケースです。逆に冬場、暖房で暖まった室内空気が床下に漏れて冷たい基礎部分で冷やされると、水蒸気が凝結してしまいます。こうした床下結露による水分はカビの栄養源となり、放置するとカビ繁殖を助長します​。日中は乾燥しても夜間に結露することを繰り返すと、常に床下が湿った状態になってしまい危険です。

    ●漏水(床下浸水)による湿気:給排水管のトラブルや雨水の侵入によって床下で漏水が起きると、床下空間が水浸しになります。当然ながら極端な高湿度環境となり、速やかにカビの温床となってしまいます​。特に暗く湿った床下はカビにとって理想的な環境であり、床下漏水があるとカビ発生のリスクは一気に高まります​。漏水が原因の場合、水分が建材に染み込んで木材腐朽(腐れ)も引き起こし、建物の耐久性にも悪影響を及ぼしかねません。

    以上のように、床下カビは「湿気」が最大の原因です。新築時のコンクリートから出る水分や、結露・漏水による水滴など、様々な経路で床下に水分が供給されます。そこに木材やホコリといった有機物があれば、カビが生育する条件が揃ってしまうのです。一般に室内の湿度が60%を超えるとカビが発生しやすくなり、70%を超えるとリスクが急増するとされています​。 床下は普段見えない場所だけに湿気が溜まっていても気づきづらく、カビが広がりやすい点に注意が必要です。そして床下で繁殖したカビは、やがて室内にも胞子が拡散し、アレルギーや喘息など健康被害の原因にもなり得ます​。

    作業ゴミや換気不足がもたらすカビリスク

    床下に湿気が存在しても、その水分が速やかに発散・乾燥されればカビのリスクは低く保てます。しかし、実際には湿気を逃がさない要因が重なることで床下の高湿度が長引き、カビ繁殖のリスクが高まります。ここでは、特に見落とされがちな 建築時の作業ゴミ と 床下の換気不足 によるリスクについて見ていきましょう。

    ●建築時に残された作業ゴミ:新築工事の際、床下空間に木材の端材(切れ端)や木くず、紙くずなどが放置されてしまうことがあります。施工後に床下まで完璧に清掃されていないと、こうした作業ゴミがそのまま残ってしまうのです。木片やホコリは水分を吸収しやすく、湿った状態が続くとカビの栄養源となってしまいます​。実際、施工中の清掃不足によって微細なゴミが蓄積し、それが湿気と結び付いてカビ繁殖を招くケースは少なくありません​。床下に残った木片などにカビが生え始めると、やがて土台や大引きといった構造材にまで広がり、被害が拡大してしまいます。

    ●床下の換気不足(高気密住宅の罠):床下の湿気を排出するには適切な床下換気が欠かせません。従来の住宅では床下に通気口(換気口)を設け、自然な空気循環で湿気を逃がす設計が一般的でした。しかし、通気口の数が少なかったり配置が悪かったりすると十分な換気が行えず、湿った空気がこもりがちです​。特に近年主流の高気密・高断熱住宅では、気密性が高い分だけ自然換気が働きにくく、床下の空気が滞留しやすい傾向があります​。湿気の逃げ場がなくなることで床下に湿度がこもり、結果としてカビの温床になってしまうのです。これはまさに床下における「高気密の罠」と言えるでしょう。実際、基礎断熱工法を採用した住宅では床下が外気から遮断されるため、湿気が溜まりやすくカビが発生しやすいという報告もあります​。したがって、断熱方法に応じて適切な湿気対策を講じる必要があります。一般に基礎断熱の住宅では床下空間が室内環境の一部となるため湿気が滞留しやすく、より入念な換気・除湿が求められます。一方、床断熱の住宅では床下が外気に触れる分、冬季に基礎コンクリート表面で結露が生じることがあり、こちらも油断はできません。それぞれの工法に合わせた換気計画と湿度管理を徹底することが、床下カビの予防ポイントとなります。

    では、全館24時間換気システム(第1種機械換気設備)が備わっている家なら安心なのでしょうか?第1種機械換気設備でも防げない床下カビが発生してしまうケースもあるのです​。第1種機械換気(いわゆる機械換気システム)は給気・排気とも機械で行うため、本来は計画的に室内の空気を入れ替えられる優れた方式です。それでも、設計や運用が不適切だと湿度のコントロールが十分にできず、床下に湿気が残ってしまうことがあります​。たとえば換気量の設定が不十分だったり、外気の取り入れ口が湿った場所にある場合、肝心の床下が高湿度のままになる可能性があります​。また、換気設備の適切な運用管理が行われていないと換気効果が低下し、湿度の制御が難しくなります​。設備のフィルターが詰まったり故障したりすると換気性能が落ちてしまうため、定期的に点検・メンテナンスを行い設計通りの性能を維持することが大切です​。このように、最新の換気設備を備えた住宅でも条件次第では床下カビを100%防ぐことは難しいのです。

    以上のように、床下の換気不足や建築時のゴミ放置は、床下環境を悪化させる大きな要因です。新築住宅では「気密性の高さゆえに換気が不足する」という皮肉な事態が起こり得ます。せっかく快適な高性能住宅を建てても、床下に目を向けないとカビ被害に悩まされることにもなりかねません。床下の湿気対策には、換気計画の見直しや徹底した清掃が不可欠と言えるでしょう。

    実際の事例と対策

     

    では、床下カビが発生してしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?ここからは、カビバスターズ福岡が実際に行っている床下カビへの対策について、施工事例を交えながら紹介します。

    床下カビ発生の施工事例:原因と発見

    実際にあった事例として、新築後まもない住宅で家族がカビ臭に気づき、調査したところ床下一面にカビが広がっていたケースがありました。築年数が浅く見た目は綺麗な家でしたが、床下を点検口から覗くと土台や大引きに黒っぽいカビがびっしりと付着していたのです。原因を調べると、基礎コンクリートの乾燥不足による湿気と床下に残っていた木材の切れ端が重なり、換気も十分でなかったためカビが繁殖してしまっていました。幸い早期に発見したため被害は表面上のカビに留まっていましたが、このまま放置すれば木材腐朽や家屋全体へのカビ拡散につながるところでした。

    このように、床下カビは新築だから大丈夫と油断していると発生し得る問題です。違和感を覚えたら早めに専門業者による点検を行い、原因を特定することが重要になります。

    MIST工法®による効果的なカビ除去

     

    カビバスターズ福岡では、発生してしまった床下カビに対し、独自のMIST工法®を用いて徹底的な除去を行います。MIST工法®とは、素材を傷めない特殊な薬剤と技術を組み合わせたカビ取り施工法で、カビバスターズグループが開発した独自の工法です​。一般的なカビ取りではブラシで擦ったり薬剤を噴霧したりしますが、MIST工法®では木材やコンクリートの材質に合わせて調合した専用の除カビ剤をミスト状に行き渡らせ、カビの根まで効果的に行き届かせます​。薬剤の浸透力によって隙間や裏側に潜むカビ菌まで退治できるため、床下のような狭い空間でも均一に処理が可能です。また、擦ったり削ったりしないので建材を傷つける心配がなく、住宅の構造を痛めずにカビだけを除去できる点が大きなメリットです​。さらに使用する薬剤は人体や環境に配慮した安全性の高いものなので、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して施工をご依頼いただけます​。

    前述の施工事例でも、このMIST工法®を用いて床下全体のカビ除去を実施しました。カビが発生していた木材表面はもちろん、見えない裏側や狭い隙間に至るまでミストを行き渡らせることで、短期間でカビを一掃できました。除去後は木材に染み付いたカビ臭もほとんど感じられなくなり、ご家族にも安心していただけました。

    床下換気の改善と再発防止策

    カビを除去した後は、再発防止策を講じることが重要です。同じ場所にカビが繰り返し発生しないよう、原因となった湿気対策を徹底します。先ほどの事例では、まず床下に残っていた木材の切れ端やホコリを完全に撤去し、清掃を行いました。その上で、床下の湿度を下げるための換気改善策を実施しています。具体的には、塞がれていた床下換気口を開放・増設し、必要に応じて床下換気扇の設置を検討しました。床下換気扇とは床下に強制的に外気を送り込んだり排出したりするファン設備で、自然換気だけでは不足しがちな換気量を補うのに有効です。換気扇の導入により空気の流れを作り出し、湿った空気を効率よく追い出すことで、床下の湿度コントロールがしやすくなります​。併せて、土壌面には防湿シートを敷いて地面からの湿気を遮断する処置も行いました。さらに、床下に調湿剤(湿気取り剤)を設置したり、必要に応じて除湿機を運転するといった方法も湿度対策として有効です​。こうした床下換気の改善と防湿対策によって、長期的に見ても床下の湿度は安定し、カビの再発リスクを大幅に低減できます。

    また、施工後には木部への防カビ剤コーティング(防カビ施工)を実施することもあります。防カビ施工とは、カビを除去した表面に抗菌・防カビ効果のある薬剤を塗布し、新たなカビ胞子が付着しても発生・成長しにくくする予防策です。床下は今後も湿気にさらされる可能性があるため、念入りに防カビ処理まで行うことでカビの再繁殖を抑え、きれいな状態を長く維持できるようになります。

    最後に忘れてはならないのが、定期的なメンテナンスと点検です。一度対策をしても、時間の経過とともに再び環境が変化しカビが発生する恐れがあります。そこで、床下環境の定期チェックを行い、湿度やカビの兆候を監視することが重要です​。特に梅雨時や夏場など湿度が上がる季節には、床下の様子を点検したり湿度計で確認する習慣をつけると安心です。早期に異変に気づけば、小規模な対処で済み大事に至りません。カビバスターズ福岡では、防カビ施工後の定期点検や追加のカビ予防措置についてもご相談を承っていますので、お気軽にご利用ください。

    まとめ:健康な住まいを守るために

    床下カビは普段見えない場所で進行するため、気づいたときには広範囲に繁殖していることもあります。だからこそ、早期発見とプロによる点検が何より大切です。「最近なんだか床下からカビ臭がする」「床下収納を開けたらカビ臭がした」といった兆候に気づいたら、まずは専門業者に相談してみましょう。カビの種類や広がり具合に応じて、適切な対策方法を提案してもらえます。また、プロの点検により普段目につかない床下の状況を把握することで、漏水の発見や断熱材のカビなど別の問題の早期発見にもつながります。また、カビの種類や広がりを正確に把握するため、専門機関と連携したカビ菌検査も実施可能です。検査結果に基づき、お住まいに最適な除去・防カビプランをご提案いたします。

    大切なのは、定期的なカビチェックと予防策を習慣にすることです。新築住宅でも入居後しばらくは基礎や建材から湿気が出やすいため、最初の一年目に床下の様子を確認することをおすすめします。その後も年に一度程度は床下点検を行い、換気口が塞がっていないか、異常な湿気やカビの気配がないかをチェックすると安心です。床下点検口がある住宅では、懐中電灯を使って床下を覗き、木材にカビが生えていないかカビ臭がしないか確認してみると良いでしょう。ただし床下を点検する際には、防塵マスクを着用するなど安全には十分配慮してください。ご自身での確認が難しい場合は、業者による定期点検サービスを利用するのも良いでしょう。

    家は一生ものの買い物ですから、健康な住環境を維持することは住まい手の快適さと直結しています。床下のカビは放置すると健康被害(アレルギーや呼吸器疾患など)や建物の構造劣化を招く怖れがありますが、逆に言えば適切に対策すれば防げる問題でもあります。日頃から床下まで含めた住環境の湿度に目を向け、必要に応じてプロの力を借りながらカビ対策を講じていきましょう。

    カビバスターズ福岡では、床下を含む住宅内のカビ調査・カビ除去・防カビ施工までトータルでサポートしています。専門知識を持ったスタッフが現地調査を行い、原因に合わせた最適なプランをご提案いたしますので、「もしかして床下カビかも?」と不安に思ったらどうぞお気軽にご相談ください。早期の対策でカビのない清潔で健康的な住まいを一緒に実現しましょう!

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    【検査機関】

    一般社団法人微生物対策協会

    https://kabikensa.com/


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