施工事例
床下の水分とカビの状態を、3つの測定・検査で確認
床下の水分とカビの状態を、3つの測定・検査で確認
床下の状態を調べるため、含水率測定・落下菌検査・付着菌検査を行った調査事例です。掲載写真では、床下の木材に測定器を当てる作業や、培地の設置、木材表面から菌を採取する様子をご紹介しています。普段は目にする機会の少ない床下について、水分環境と菌の状態の両面から確認するための調査です。
含水率測定では、専用の測定器を使って木材などに含まれる水分量を調べます。木材の表面が乾いて見えても、見た目だけで水分の状態を判断することはできません。測定した数値は、建材の乾燥状態や湿気の影響を検討するための情報になります。
落下菌検査では、専用の培地を一定時間設置し、空気中から自然に落下する菌を採取します。採取後に培養し、発生したコロニーを確認することで、その場所の汚染傾向を調べます。
付着菌検査では、木材などの表面から菌を採取し、培養・観察によってカビの有無や種類を確認します。表面の黒ずみを目で確認するだけでなく、そこにどのような菌が存在するのかを調べるための検査です。
これらは、それぞれ確認できる内容が異なります。水分量の測定と菌の検査を組み合わせることで、見た目だけでは分からない床下の状態を把握する手掛かりが得られます。
床下のカビ対策では、調査・検査で得られた情報を基に、カビ取りの必要性や施工範囲、湿気対策を検討することが大切です。床下の黒ずみやカビ臭が気になる場合も、まずは現状を確認することから対応を進めます。


