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ジプトーン天井のカビ除去と再発防止対策

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ジプトーン天井の黒カビ、放置NG!カビ除去と再発防止のコツを解説

ジプトーン天井の黒カビ、放置NG!カビ除去と再発防止のコツを解説

2025/03/26

ジプトーン天井に生えるカビの原因と安全な除去・再発防止策を専門解説

オフィスや店舗、病院・介護施設などで広く使われているジプトーン天井ですが、黒いカビが発生してお困りではないでしょうか。ジプトーンは見た目が美しく施工しやすい反面、環境次第ではカビが生えやすく、放置すると利用者の健康や施設のイメージに深刻な影響を及ぼすことがあります。本記事では、ジプトーン材の基本構造や特性、なぜカビが繁殖しやすいのかといった原因から、安全かつ効果的なカビ除去方法、そして再発防止策まで、専門業者の視点でわかりやすく解説します。施設を運営する皆様が共感し安心できる情報をお届けしますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

    ジプトーン天井とは?その構造・特性と普及の背景

    まずジプトーン天井について簡単におさらいしておきましょう。ジプトーンとは、天井材として使われる化粧石膏ボードの一種で、表面に不規則な縞模様状の穴が多数あいた独特のデザインが特徴です​。1960年代に吉野石膏株式会社が発売し大ヒットした製品で、オフィスや商業施設、公共施設、学校、病院など様々な建物で天井材として採用されています​。

    ジプトーンがこれほど広く普及した背景には、その施工性とコスト面でのメリットがあります。あらかじめ表面に模様がついた化粧板のため天井クロス仕上げや塗装の手間が省け、施工が短期間で済みます。材料価格も比較的安く、ビス(ネジ)が表から目立たない構造なので仕上がりが綺麗です​。さらに多数の小さな穴によって天井表面積が広がることで吸音効果もあり、室内の反響音を抑えるとされています​。石膏ボード基材ゆえの不燃性やある程度の調湿性も備えており、建築基準法の不燃材料規制もクリアできる優れものです。これらの特性から、工期短縮・コスト削減と機能性を両立できる天井材として長年にわたり支持されてきました。

    しかし一方で、「穴の開いたザラザラ模様が古臭い」「安っぽく見える」などデザイン面の欠点も指摘されています​。見た目の好みはともかく、表面に凹凸や穴がある構造であることがカビの発生に関係してくるのです。次の章では、ジプトーン天井でカビが生えやすい理由を詳しく見てみましょう。

    なぜジプトーンにカビが生えやすいのか ~素材の通気性・凹凸構造と空調環境の関係~

    ジプトーン自体は石膏が主成分で無機質ですが、紙クロスで覆われたボードであるため一度湿気を含むと乾きにくく、その紙や埃がカビの栄養源になり得ます。また前述の通り表面に多数の穴や凹凸模様があるため、天井面に付着したホコリやカビ胞子が穴に入り込みやすく、清掃も行き届きにくい構造です。こうした特性に加え、設置環境の要因が重なるとジプトーン天井にカビが繁殖しやすくなります。

    一般にカビが発生する条件は「適度な温度」「水分(湿度)」「酸素」「栄養」です。天井は室内の暖かい空気が滞留しやすく温度が高めなうえ、換気が悪いと湿気もこもりがちです。ジプトーンボードは調湿性があるとはいえ、湿気が多すぎると十分に放出できず内部に水分を抱え込んでしまいます​。例えば梅雨時や夏場の高温多湿の環境下でエアコンの使用が不十分だったり、逆にエアコンの冷風で天井板表面が冷やされ結露したりすると、表面に水滴や湿り気が生じてカビの温床となります​。

    湿気と通気不足によりジプトーン天井に発生したカビの例です。天井板に黒ずんだ斑点状のカビ汚染が見られます。こうしたカビは素材に根を張りながら広がり、放置すれば空気中に胞子をまき散らして周囲の壁や床にも落下・定着し、被害が拡大する恐れがあります​。

    さらにジプトーン天井の場合、空調設備との関係も見逃せません。天井裏に通したエアコンのダクトから結露水が漏れたり、空調機器周辺で局所的に温度差が生じたりすると、その部分からカビが発生し天井一面に広がってしまうケースもあります​。実際、「エアコン付近からカビが生え始め、放置した結果天井全体がカビだらけになった」という報告もあります。加えて、建物の雨漏りや配管からの水漏れがあれば天井裏から石膏ボードが常時湿った状態となり、裏側からカビが繁殖して表面に黒シミとして現れることになります。このようにジプトーンは素材自体が呼吸する性質を持つ反面、何らかの原因で過剰な水分を含んでしまうと一気にカビが生えやすい状態になってしまうのです。

    要因をまとめると、「高湿度」「通気不良」「温度差による結露」「埃や汚れの蓄積」といった条件が揃うとジプトーン天井にカビが発生しやすくなります。特に梅雨時や夏場に空調を止めた室内、長期間締め切ったままの空き部屋、換気の悪いトイレ・浴室近くの天井などは要注意です。「天井だから大丈夫」と油断せず、日頃から環境条件を整えることが大切と言えます。

    カビが及ぼす健康被害と施設イメージへの悪影響

    天井に生えたカビを放置すると、見た目が悪いだけでなく利用者や職員の健康に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。また施設の清潔感や信頼性にも関わる問題です。具体的にどのようなリスクがあるのか確認してみましょう。

    ●アレルギー症状の誘発: カビが繁殖すると、そのカビ胞子や代謝物(アレルゲン物質)が空気中に放出されます。これを吸い込んだり触れたりすることで、敏感な人はくしゃみ、鼻水、咳、目や皮膚のかゆみといったアレルギー症状を引き起こす可能性があります​。天井から落ちた胞子が室内のホコリとなり、常に吸入している状態では健康な人でも慢性的な鼻炎や喉の不調をきたす恐れがあります。

    ●呼吸器疾患への影響: 特に高齢者や免疫力の低下した方、喘息など持病のある方にとって、カビだらけの環境は非常に危険です。空気中のカビ胞子を継続的に吸い込めば喘息発作や気管支炎を悪化させたり、場合によっては肺真菌症など重篤な感染症のリスクも高まります​。実際に病院施設では、カビによる院内感染を防ぐため空調や天井の衛生管理が厳重に求められるほどです。

    ●有害物質(マイコトキシン)のリスク: カビの種類によっては、マイコトキシンと呼ばれる有害なカビ毒素を生成するものもあります​。ジプトーン天井で黒カビが長期間放置され大量繁殖すると、こうした毒素が室内に拡散し、人が長時間浴びることで頭痛や倦怠感、中毒症状を引き起こす可能性も指摘されています。幸い日本の施設環境で即重篤な中毒になるケースは稀ですが、「カビ臭い環境にいると何となく体調が悪い」というのは決して気のせいではないのです。

    ●印象・心理面での悪影響: カビで汚れた天井は利用者に不潔な印象を与えます。お店やクリニックで天井に黒カビが浮いていたら、お客様や患者様は不安になり信頼も損なわれてしまうでしょう。職員にとっても職場環境がカビ臭い状態では士気が下がりますし、「この建物は大丈夫か?」と心理的ストレスを感じることもあります​。施設管理者にとって、カビは衛生面だけでなくブランドイメージや利用者満足度に影響するリスク要因と言えます。

    以上のように、ジプトーン天井のカビを放置することは健康リスクと管理不信を招く危険な状態です。少しでもカビを見つけたら早めに対策することが肝心です。それでは次に、よく検討される市販薬剤による自己対応の限界と、専門業者に依頼するメリットについて見てみましょう。

    市販のカビ取り剤では対応しきれない理由と専門業者の必要性

    天井にカビが発生した場合、まずは自分で何とか落とせないかと考える方も多いでしょう。ホームセンターにはカビ取りスプレーや漂白剤など市販のカビ除去剤が多数売られています。しかし、ジプトーン天井のカビ問題を根本から解決するには、市販品での対処には限界があるのが実情です。その理由を解説します。

    1.表面を漂白するだけで根が残りやすい: 一般の方が行うカビ取り方法として多いのは、塩素系漂白剤(カビキラー等)をカビ部分に吹き付けたりアルコール除菌スプレーで拭き取ったりする方法です​。これらは一見カビが消えたように見えますが、石膏ボード内部まで染みこんだカビの根(菌糸)までは完全に殺せない場合があります​。漂白剤で黒い色素は抜けても、実はカビ自体はボード内部で生きており、しばらくするとまた表面に現れてくる…という再発パターンが少なくありません。

    2.薬剤が素材にダメージを与える恐れ: 塩素系薬剤は強力ですが、その分石膏ボードや表面の化粧紙を傷めてしまうリスクがあります。ジプトーンは吸水性があるため薬剤を過剰に染み込ませるとボードが脆くなったり、塗装が浮いたりする可能性があります。またアルコールを吹き付け過ぎてもシミになったり変色の原因になります。自己流でゴシゴシ擦れば表面が剥がれて見栄えを損ねてしまうでしょう。安全にカビを落とすには素材に合った方法を選ぶ必要があり、市販品の使い方次第ではかえって天井材を傷めかねないのです。

    3.高所作業と拡散防止の難しさ: 天井のカビ取りは脚立や足場を使った高所作業になります。慣れない方が無理に行うと、転落事故の危険もありますし、作業中にカビの胞子を辺りに撒き散らしてしまうリスクもあります。専門業者であれば、周囲にビニール養生を施し業務用の集塵機や空気清浄機を使ってカビの飛散防止対策を徹底していますが、一般の方が同じレベルの対策をするのは困難です。結果として一時的にカビを落としても、作業中に飛び散った胞子から再び別の場所でカビが生えてしまうケースもあります。

    4.再発防止策まで講じにくい: カビを除去した後、そのままにしておくと再度カビが発生する恐れがあります。本来は除去後に抗菌・防カビコーティングなど再発防止の施工を行うことが望ましいですが、市販品には防カビ効果のある仕上げ剤はほとんどありません。一部、防カビ剤スプレーも市販されていますが、専門的なコーティング剤に比べ効果期間が短く、塗布ムラがあるとそこからまた生えてきてしまいます。根本的な原因(湿度や漏水箇所)を調べて改善することも含め、総合的な再発防止策を講じるには専門知識が必要です。

    以上のような理由から、ジプトーン天井のカビ問題は専門業者に依頼することを強くおすすめします。専門のカビ取り業者であれば、素材を傷めず根こそぎカビを除去できる専用薬剤や工法を持っており、防カビ仕上げまで含めたトータルな対応が可能です。​実際、業者は食品にも使われる成分を主成分とした特殊な洗浄剤を用い、ジプトーンにスプレーやミスト噴霧してカビ菌を分解・殺菌します​。ブラシで強く擦らなくても汚れが浮き上がるため、天井板を傷める心配がほとんどありません​。さらに必要に応じて防カビコーティング剤を施工し、再発を長期間防ぐ処置まで行ってくれます​。こうした処置は専門業者ならではの技術であり、市販品と個人の手作業だけでは再現が難しいものです。

    何より、プロに任せれば高所作業中の安全対策や周辺環境への気配りも万全です。床や家具への養生はもちろん、作業エリアを封鎖して空調制御しながら行うことで施設利用者への影響を最小限に抑えてくれます。「カビを除去して終わり」ではなく、「なぜカビが生えたのか原因から解決し、二度と同じ問題が起きないようにする」ことまで考えてもらえるのも専門業者に依頼する大きなメリットでしょう​。

    では、専門業者に依頼した場合の具体的なカビ除去作業の流れはどのようなものか、次の章でご紹介します。

    ジプトーン天井のカビ除去作業の流れ(調査・除去・防カビ施工)

    専門のカビ取り業者に依頼した場合、一般的に次のような流れで施工が進みます。ここではカビバスターズ福岡の手順を例に、そのポイントを説明します。

    1.現地調査・診断 – まず専門スタッフが現地を訪問し、天井のカビ発生状況を詳しく確認します。カビの広がり具合や種類(黒カビ、白カビ、アオカビなど)を調べ、天井裏の状態や湿度、原因となりそうな漏水箇所・空調の状況もチェックします。必要に応じてカビのサンプル採取・分析を行い、建物構造上の問題や環境要因も含めた総合的な診断を実施します。

    2.施工プランとお見積り提示 – 調査結果に基づき、最適な除去方法と使用する薬剤、防カビ処置の計画を立てます。お客様には施工範囲や工程、使用薬剤の安全性、作業日程などを丁寧に説明し、お見積り金額を提示します。オフィスや病院など営業中の施設では、夜間や休業日を利用するなど業務に支障が出ないスケジュールを提案します。

    3.養生・作業準備 – 施工当日、まずは作業箇所の周囲をしっかり養生します。天井直下の床や設備、家具などをビニールシートで覆い、必要に応じて移動可能な物品は退避します。またカビ胞子の飛散を防ぐため、施工エリアを隔離して陰圧機(空気清浄機)や集塵フィルターを設置し、周辺空間への影響を防止します。作業スタッフも防護マスクやゴーグル、作業着を着用し、安全管理を徹底します。

    4.薬剤塗布・カビ除去作業 – いよいよカビ除去作業です。事前に選定した専用のカビ除去薬剤を天井ジプトーン全面にムラなく噴霧または塗布します。先述したようなMIST工法®などを用いて薬剤を微粒子ミスト状にして吹き付けることで、穴の奥やボード内部に浸透した菌糸まで行き渡らせます。一定時間反応させた後、汚れが浮いてきたところで清潔な布やスポンジで拭き取り、必要に応じてバキューム機で残留胞子を吸引します。カビのシミがひどい部分はこの工程を複数回繰り返し、素材を擦りすぎないよう注意しながら丁寧に除去していきます。

    専門業者による天井カビ除去作業の様子。脚立を使用し天井面に薬剤を吹き付けた後、柔らかい布で丁寧に拭き取っています。特殊な洗浄剤とプロの技術によって、ジプトーンを傷めずカビの根までしっかり除去することが可能です。

    5.抗菌・防カビ処理 – カビを取り除いた後、再発防止のための処置を行います。希望や状況に応じて、天井面に防カビコーティング剤を塗布します。防カビ剤にはアルコール系や光触媒系など様々ありますが、プロ仕様のものは長期間にわたりカビの定着を防ぐ効果があります​。また施工前に判明した原因箇所(例えば天井裏の水漏れや断熱不足による結露箇所)に対しても必要な補修や乾燥処置を実施します。根本原因から改善することで、「綺麗にしたのにまたすぐ生えてくる」という事態を防ぎます。

    6.仕上げ確認・報告 – 最後に施工箇所を最終チェックし、カビの取り残しや薬剤の拭き残しがないか確認します。養生を撤去し、室内を清掃して作業完了です。施工前と施工後で天井がどのように変化したか写真を撮って説明してくれる業者も多く、今後の予防策についてのアドバイスもこの段階で共有されます。カビバスターズ福岡では、ご希望があれば微生物検査の報告書を作成し、どのようなカビが発生していたか、環境数値がどう改善されたかといったデータも提供可能です。施工内容は保証付きで、万一短期間で再発した場合の再施工にも対応できるので安心です。

    以上が主なカビ除去施工の流れです。専門業者による計画的な施工であれば、天井が見違えるほど綺麗になるだけでなく、カビ臭さも消え室内空間の空気質が格段に向上します。次に、実際にカビバスターズ福岡が手掛けた施工事例をいくつかご紹介し、具体的な効果イメージを掴んでいただきましょう。

    カビバスターズ福岡の施工事例・実績紹介

    カビバスターズ福岡はこれまで福岡県内の様々な施設でジプトーン天井のカビ問題を解決してきました。その一例として、最近対応したオフィスと医療施設のケースをご紹介します(※プライバシーのため内容は一部仮例です)。

    ケース1: 福岡市内のオフィス天井の黒カビ除去
    ある貸オフィスビルのテナント様より「会議室の天井に黒いカビ斑点が広がり、カビ臭もするのでなんとかしてほしい」とご相談がありました。現地を確認すると、ジプトーン天井板のつなぎ目周辺に黒カビが点々と発生し、梅雨時の高湿度とエアコンの不調により数ヶ月で拡大した様子でした。私たちカビバスターズ福岡は夜間に作業を行い、特殊洗浄剤による除去と防カビコート施工を実施しました。施工後は天井一面が真っ白に蘇り、カビ臭も消失。翌日出社された社員の方々からは「天井が新品のように綺麗になり空気も爽やかになった」と大変喜ばれました。以降も定期点検を行っていますが、防カビ処置の効果もあって再発は確認されていません。

    ケース2: 病院の廊下天井のカビ対策
    福岡県内のとある病院では、新館建物の廊下天井にポツポツとカビが出始めていました。患者様にも見える場所のため早期対応が必要と判断され、当社にご依頼いただきました。調査の結果、天井裏の断熱不足により冷房時に結露が発生していたことが原因と判明しました。そこで天井裏に断熱シートを追加施工し、天井表面のカビはMIST工法®で綺麗に除去、防カビコーティングで仕上げました。施工は病院の外来休診日に行い、作業中は院内感染対策として陰圧機を設置しながら慎重に進めました。作業後、院内の衛生管理担当者様からは「カビの跡形もなくなり安心しました。専門業者に頼んで正解です」とお言葉をいただきました。病院というデリケートな環境でも、当社の豊富な実績とノウハウで安全かつ効果的にカビ問題を解決できた事例です。

    放置されたスーパー店舗天井に広がった黒カビ汚染の例(施工前)。このように天井全体が黒ずむほど繁殖が進行すると、営業にも支障が出るため緊急対応が必要です。カビバスターズ福岡では大規模なカビ被害にも迅速に対応し、特殊工法で画像のような黒カビも跡形なく除去することが可能です。

    上記の他にも、老人ホームの居室天井や学校の図書館天井、飲食店の厨房天井など、カビバスターズ福岡は様々な現場でカビ除去・防カビ施工を行ってきました。どんなケースでも単にカビを落とすだけでなく、再発防止まで見据えた包括的なサービス提供を心掛けています。「うちの施設でも対応できるかな?」と不安に思われる場合も、まずはお気軽にご相談ください。豊富な施工事例に基づき最適なプランをご提案いたします。

    施工後の再発防止ポイント:空調・換気・湿度管理のアドバイス

    専門業者による除去施工が完了した後も、良好な環境維持によってカビの再発を防ぐことが大切です。最後に、施設担当者の方が日常管理で気を付けるべき空調・換気・湿度管理のポイントをいくつかアドバイスいたします。

    ●室内の湿度を60%以下に保つ: カビは湿度70%以上で一気に繁殖しやすくなります。エアコンの除湿機能や除湿器を活用して、特に梅雨時や夏場は室内湿度が高くなりすぎないよう調整しましょう。湿度計を設置して常に数値を把握すると安心です​。ジメジメしがちな地下室や空き部屋にも定期的に風を通し、必要なら乾燥剤や除湿剤を置くなど対策してください。

    ●定期的な換気を習慣づける: 人が長時間滞在する部屋だけでなく、普段使わない部屋ほど積極的に換気しましょう。使っていないからと締め切ったままにすると、空気が滞留して湿度が上がりカビが発生しやすくなります​。晴れた日には窓を開け放ち、新鮮な外気を取り入れて室内の湿った空気を追い出してください。機械換気設備がある場合も、フィルター清掃やダクト内のほこり除去を定期的に行い、計画換気が設計通り機能するように維持することが重要です。

    ●空調設備のメンテナンス: エアコン自体にカビが生えていると、運転時に胞子を撒き散らしてしまいます。エアコンのフィルター清掃や内部洗浄を定期的に行い、吹き出す風が清潔であるよう保ってください。また天井カセット形エアコンの場合、ドレン(水排出)の詰まりでパンから水が溢れると天井裏に漏水してカビの原因になります。年に一度は専門業者による点検を受け、結露水が確実に排出されているか確認しましょう。

    ●結露対策を行う: 冬場に暖房をかけると外気との温度差で窓や壁に結露が生じますが、天井でも同様です。外気に接する屋上直下の天井や、冷房時に冷やされる空調ダクト周囲などは結露発生源になりやすいポイントです。断熱施工の不足している箇所があれば補強し、結露が起きた際は小まめに拭き取るなどして水分を長時間残さない工夫をしてください。

    ●清掃と点検の継続: 天井は普段目が届きにくい場所ですが、定期点検を怠らないようにしましょう​。カビの前兆として、うっすらシミが浮いてきたりカビ臭さを感じたりすることがあります。日常清掃の際に天井板の様子もチェックし、異変に早めに気付けるよう意識してください。発見が早ければ部分的な対応で済み、大事に至りません。また建物の老朽化でシーリング(継ぎ目)が劣化して隙間風や漏水が発生することもあるため、設備の維持管理担当とも連携しながら建物全体の環境を良好に保つことが大切です​。

    以上のポイントに気をつけていただければ、せっかく綺麗にしたジプトーン天井を長く清潔に維持できるはずです。「湿度」「換気」「清掃」の3点セットを習慣化し、カビに強い環境づくりを心がけましょう。

    専門的なカビ対策はカビバスターズ福岡へ – 安心のプロにお任せください

    ジプトーン天井に発生するカビの原因から除去方法、再発防止策まで一通り解説してきました。「とはいえ自分達で対策するのは難しそうだ…」と思われた方も多いかもしれません。カビ問題は放置すると確実に悪化しますが、専門家の力を借りれば必ず解決できる問題でもあります。

    カビバスターズ福岡は、福岡県内を中心にオフィス・店舗から病院、老人ホーム、一般住宅まで幅広い現場のカビ取り・防カビ対策を行っている専門業者です。特許出願技術のMIST工法®を用い、ジプトーン天井のようなデリケートな素材でも削ることなくカビ菌糸まで綺麗に除去できる高度なノウハウを持っています​。また、単なる清掃作業ではなくカビの原因究明から再発防止策の提案まで包括的に対応できる点が強みです。私たちは施工にあたり「健康と安全を最優先」に掲げており、薬剤選定でも人体や環境に配慮したものを使用しています。施工後にはアフターフォローとして定期点検や追加のご相談にも応じておりますので、長期的に安心してお任せください。

    福岡の皆様にとって大切な施設空間をカビの害から守り、清潔で快適な環境を取り戻すお手伝いをいたします。ジプトーン天井のカビでお困りの際は、ぜひカビバスターズ福岡までお気軽にお問い合わせください。専門スタッフが状況を丁寧にヒアリングし、無料相談・現地調査のうえで最適な対策プランをご提案させていただきます。電話(090-8159-7525)や当社ウェブサイトの問い合わせフォーム、LINEからも24時間受付中です。

    カビ問題は早期発見・早期対応が肝心です。専門家の力で頑固なカビも根こそぎ除去し、安心して過ごせるきれいな天井を取り戻しましょう。施設管理者の皆様のお悩み解消と大切な空間の維持に、カビバスターズ福岡が全力でお役に立ちます!いつでもお気軽にご相談ください。

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    【検査機関】

    一般社団法人微生物対策協会

    https://kabikensa.com/


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