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新築の床下に発生するカビの原因とプロによる解決策

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新築なのに床下がカビだらけ!?原因からプロの解決方法まで大公開!

新築なのに床下がカビだらけ!?原因からプロの解決方法まで大公開!

2025/03/26

こんにちは、カビ取り専門のカビバスターズ福岡です!新築のマイホームで生活がスタートしたのに、突然床下でカビを見つけてしまったら、誰だってショックですよね。「せっかくの新築が台無し…」「家族の健康への影響は大丈夫?」と不安が膨らんでしまうと思います。でも安心してください。今回は、新築住宅の床下カビ問題を専門家たちが連携して解決した実例を交えながら、原因や再発防止策まで詳しくお伝えしていきます!

目次

    はじめに(新築なのにカビ?という不安)

    新築のマイホームで、まさか床下にカビが発生しているなんて…と聞くと驚かれるでしょう。引き渡しを受けたばかりの新居はピカピカで清潔なはずなのに、床下を点検口から覗いてみたら木材が黒や白のカビでびっしり。このような話を聞けば、「新築なのに欠陥では?」「家族の健康は大丈夫だろうか?」と不安になるのも当然です。

    新築住宅の床下カビ問題は決して珍しい話ではなく、近年増えているトラブルの一つです。施主(家の持ち主)にとっては夢のマイホームが台無しになる深刻な問題であり、施工会社にとっても信頼を揺るがしかねないクレームとなります。本記事では、「なぜ新築住宅でカビが生えるのか」という原因から、カビが健康や住宅にもたらすリスク、そして実際に起きたトラブルをホームインスペクター(住宅診断士)・一般社団法人微生物対策協会・カビバスターズ福岡の三者が連携してどのように解決したのかを詳しく解説します。さらに、責任の所在を明確にし施工会社と交渉する流れや、再発防止策、専門業者であるカビバスターズ福岡の強みについても紹介します。新築住宅のカビ問題に直面して不安を抱える一般施主の方にも分かりやすいようにまとめていますので、ぜひ最後までお読みください。

    なぜ新築の床下でカビが発生するのか(施工ミス・構造・湿気など)

    「新築なのにカビ」が発生してしまう背景には、主に施工上のミスや構造上の問題、そして湿気管理の不備があります。新築住宅の床下でカビが繁殖する主な原因を見てみましょう。

    ●施工中の湿気と乾燥不足: 新築工事ではコンクリート基礎を打設したり木材を組み立てたりしますが、施工後に十分乾燥期間を取らないまま工事を進めると、基礎コンクリートや木材内部に大量の水分が残った状態になります。コンクリートは施工後約2年間は水分を放出し続けると言われており、その間に床下の湿度が高く保たれるとカビが発生しやすくなります​。引き渡し時点で見た目は問題なくとも、内部に湿気を抱えたままだと新居の床下はカビの温床になり得るのです。

    ●建築時の清掃不備(作業ゴミの放置): 施工途中で出た木材の端材(切れ端)や木くず・紙くずなどが、床下に残ってしまうケースもあります​。一見小さな木片やほこりでも、水分を吸えばカビの栄養源となります。施工後に床下まで完璧に清掃されていないと、放置された微細なゴミにカビが生え始め、やがて土台や大引きといった主要な構造材にまで広がってしまうことがあります​。新築工事では見えない床下空間までしっかり清掃することが重要ですが、それが不十分だと施工不良と言えるでしょう。

    ●床下の換気不足(高気密住宅の落とし穴): 現代の住宅は高気密・高断熱化が進み、省エネ性能が向上しています。その一方で従来型の床下換気(基礎に通気口を設け自然換気する仕組み)が見直され、基礎断熱工法(床下空間も室内同様に断熱し密閉に近い状態にする工法)を採用する家も増えています​。適切な対策があれば問題ありませんが、基礎断熱の場合は床下が外気と遮断されるため湿気がこもりやすく、十分な換気・除湿措置を講じないと床下に湿度が滞留してカビが発生しやすくなります​。実際、高気密住宅で換気設計が不十分だったために床下が蒸し風呂状態となり、引き渡し時すでにカビだらけだったケースもあります。「高断熱高気密の家=カビに強い」とは限らず、気密性が高いがゆえの落とし穴が潜んでいるのです​。逆に床下を外気に開放する床断熱工法の住宅でも安心はできません。外気で冷やされたコンクリート基礎に冬場結露が発生し、その水滴が木材を濡らしてカビを招くこともあります​。どの工法でも、設計に応じた湿気対策(換気計画・断熱気密計画)が不十分であれば新築でもカビは起こり得ます。

    ●雨水や水漏れ等の異常湿度: 工事中に雨に降られて建材が濡れた場合や、防水処理の不備で基礎や土台周りから雨水が侵入した場合も、床下が長期間湿った状態になります。また、新築直後に給排水管に不備があって漏水し、それに気付かず放置するとカビが一気に繁殖します。通常、雨仕舞いや配管テストは施工中にしっかり行われますが、万一これらにミスがあると構造的欠陥としてカビ被害が出ることがあります。実際、配管接続の甘さから漏水し、新築数ヶ月で床下がカビだらけになった例もあります。こうしたケースではカビは症状であり、本質的な原因は施工上の欠陥だと言えます。

    以上のように、新築の床下カビ発生は施工ミス(清掃不足・防水ミス)や設計上の問題(換気計画の不備)、そして湿気への無対策が重なって起こります。九州・福岡を含む日本の多くの地域は梅雨や高湿度の時期があり、放っておけば温度20~30℃・湿度70%以上というカビにとって格好の繁殖条件がそろってしまいます​。新築だからといって油断せず、床下の湿度管理が適切に行われているか注意を払う必要があるのです。

    カビによる健康被害と放置リスク

    床下とはいえ住宅内でカビが繁殖していると、見えないところで空気中に大量のカビ胞子が放出されます。その結果、家族の健康に様々な悪影響が及ぶ可能性があります。また、カビを放置することによる住宅へのダメージも無視できません。以下、健康面と住宅面それぞれのリスクを確認しましょう。

    ●健康被害: カビの胞子や代謝産物を吸い込むと、アレルゲンや有害物質が体内に入り込みます。短期的にはくしゃみ・鼻水・咳といったアレルギー症状や喘息の悪化、喉や目の粘膜刺激が起こりやすくなります​。またカビ臭い環境下では頭痛やめまい、吐き気、倦怠感など体全体の不調を訴える方もいます​。長期間カビに囲まれて暮らすと、免疫力の低下や真菌による感染症(真菌性肺炎〈夏型過敏性肺炎など〉や皮膚真菌症)を引き起こすケースも報告されています​。特に小さなお子様や高齢者、呼吸器系が弱い方がいるご家庭では、室内空気のカビ汚染は命にも関わる深刻なリスクとなります。「多少カビ臭いけど我慢すればいい」と放置するのは大変危険です。家族の健康を守るためにも、住宅内のカビは早急に対処すべき問題なのです。

    ●住宅への被害: カビは見た目が悪いだけでなく、家そのものの寿命に影響します。床下で繁殖したカビが構造材(木材)を覆うと、木材の含水率が上がり腐朽菌が発生しやすくなります​。カビそのものは木を直接腐らせる菌(木材腐朽菌)とは異なりますが、カビが発生するような高湿環境下ではいずれ腐朽が進み、シロアリ被害も誘発しかねません。数年単位で見れば土台や大引きが軟らかくなり、最悪建て替えが必要になるケースも考えられます。また、床下のカビがやがて壁の中や室内にまで広がれば、クロスの剥がれやシミ、木部の変色など内装の劣化も招きます。住宅の資産価値も大きく下がり、売却しようにも「カビの生えた家」では買い手に敬遠されるでしょう。住宅ローンを組んで建てた大切な資産を守るためにも、カビを野放しにすることはできません。

    ●心理的・生活面の影響: カビ臭い家で過ごすこと自体、大きなストレスです。「新築なのに快適でない」「友人を招待しづらい」といった心理的負担も積み重なります。家は本来心安らぐ場所であるべきですが、カビ問題を抱えたままだと常に不安を感じながら生活することになります。放置すればするほど状況は悪化し、いずれ大規模な補修工事が必要になるかもしれません。そうなれば長期間の仮住まいや多額の費用負担など生活への影響も甚大です。早めに手を打つことで、余計な心労や出費を未然に防ぐことができます。

    以上のように、床下カビの放置は健康リスクと住宅被害リスクの両面でデメリットしかありません。発見したらできるだけ早期に適切な対策を講じ、被害の拡大を食い止めることが大切です。「新築なのに」と遠慮する必要はありません。むしろ新築だからこそ責任をはっきりさせ、然るべき対処を求めることが重要なのです。次章では、いざカビを見つけたとき誰に相談し、どのようにクレーム対応を進めるべきかを解説します。

    クレームをどこに相談すべきか?(住宅会社vs施主の構図)

    新築住宅の床下にカビを発見した場合、真っ先に連絡すべきは施工を担当した住宅会社(ハウスメーカーや工務店)です。住宅の引き渡し後であっても、短期間で明らかに施工起因と思われる不具合が見つかった場合、多くの住宅会社は何らかの対応をしてくれるはずです。連絡する際は、発見したカビの状況を写真付きで伝え、早急な現地調査と対策を求めましょう。

    施主vs住宅会社の構図になりがちなクレーム対応ですが、最初から敵対的に臨む必要はありません。施工側も誠実な会社であれば、新築早々のカビ発生は放置できない重大事項と認識し、原因究明と対処に動いてくれるでしょう。事実、「ホームインスペクション(住宅診断)で床下カビが見つかった」という報告を受け、引き渡し前に施工会社自ら専門業者を手配してカビ除去に当たったケースもあります​。施工会社にとっても企業イメージに関わるため、誠意ある対応が期待できる場面です。

    しかし残念ながら、中にはカビ問題を軽視したり責任逃れしようとしたりする対応例も見聞きします。例えば、「カビくらいどの家にもありますよ」「とりあえず拭いておきましたから様子を見て」などといった発言で済ませようとするケースです。それでは根本解決にならないどころか、時間が経てばますますカビは広がってしまいます。また、基礎断熱住宅の場合に「今はコンクリートが乾燥途中だから2年もすれば落ち着きますよ」と説明し、当座は見逃すよう促すケースもあるようです​。確かにコンクリートの水分は2年ほどで減りますが、その間家族に健康被害が出たり構造が傷んだりしたら手遅れです。不誠実な対応と言わざるを得ません​。

    こうした場合、施主側は第三者の専門家に相談することを検討しましょう。住宅会社が頼りにならない、あるいは原因究明に納得できないと感じたら、自分で専門家を手配して客観的な調査を依頼するのです。具体的には、次章で述べる住宅診断のプロ(ホームインスペクター)やカビ・微生物の専門検査機関、そしてカビ駆除専門業者に相談すると良いでしょう。第三者の視点で住宅の状態を調べてもらい、正式な調査報告書を作成してもらえば、施工会社への説得材料にもなります。住宅会社と施主が感情的に対立するのではなく、データに基づいて冷静に事実関係を確認することが重要です。その意味でも、公平な専門家の力を借りるのは有効な一手と言えます。

    三者連携による調査と解決プロセス(ホームインスペクター・微生物対策協会・カビバスターズ福岡の役割)

    住宅会社と施主の話し合いだけでは解決が難しい場合、「第三者による徹底調査」→「科学的な検証」→「専門業者による除去」というプロセスで問題解決に臨むことが効果的です。その際、活躍するのが次の三者です。

    ホームインスペクター(住宅診断士): 家の施工や構造に精通した第三者の建築士等が住宅の不具合を調査するサービスです。ホームインスペクターは床下を含め住宅全体をチェックし、カビの発生状況のみならずその原因(湿気の経路や施工ミス箇所)を探ります​。例えば床下換気の設計不備や結露箇所、雨漏りの有無などを調べ、「なぜカビが生えたのか」を客観的に突き止めます​。また、含水率計や赤外線カメラなど専門機器を用いて壁内や天井裏の見えないカビ・水分も検出できます​。調査結果は詳細な報告書にまとめられ、写真やデータとともに改善すべき点が提示されます。ホームインスペクターの関与により、住宅会社の説明が妥当かどうか、隠れた欠陥がないかを専門的な立場で裏付けできるのです。

    一般社団法人微生物対策協会(真菌検査機関): カビ問題の解決には、実際にどんなカビ菌がどの程度繁殖しているのかを知ることも重要です。微生物対策協会は、住宅等の室内環境でカビの落下菌検査や空気中の浮遊菌検査を行う専門機関です​。第三者機関としてカビの種類や量を特定してくれるため、施工会社との交渉においても客観的データになります。同協会と連携しているカビ対策業者では、現地で採取したサンプルを協会に送り、真菌培養検査や顕微鏡分析で「この家の床下には〇〇というカビがこれだけ繁殖している」というレポートを作成してもらうことが可能です。例えば毒性のある黒カビ(クラドスポリウムやストキバトリスなど)が大量検出されれば健康リスクの証拠になりますし、発生状況から湿気原因の推測も立てられます。微生物対策協会の検査結果はデータに基づく見える化であり、住宅会社に科学的裏付けを示して是正を求める際の強力な武器となります​。加えて、除カビ作業後に再検査を行えばきちんとカビが除去されたかの確認にもなり、施主の安心につながります。

    ●カビバスターズ福岡(カビ取り専門業者): カビそのものの除去と再発防止処置を行うプロフェッショナルです。上記の調査・検査で原因と状況を把握したら、カビバスターズ福岡のような専門会社が現地で除カビ施工を行います。同社は独自のMIST工法®という方法を用い、素材を傷めずに根こそぎカビを除去することを得意としています​。人体や環境に優しい専用薬剤をミスト状に噴霧し、床下のすみずみまで行き渡らせてカビ菌を死滅させるとともに、手作業で見えるカビ汚れも綺麗に清掃します。木材表面に根を張ったカビも薬剤が浸透して殺菌するため、再発リスクを大幅に低減できます。加えて、防カビ剤や抗菌コーティングを施し、再びカビが生えにくい環境を作ります。カビバスターズ福岡は九州全域で豊富な実績があり、新築住宅の床下カビ案件にも多数対応してきています。「カビ取りのプロ」として、原因への対策提案や施工後の注意点まで含めトータルにサポートしてくれるのが強みです。自社だけでなくホームインスペクターや微生物対策協会ともネットワークを持っているため、希望すれば三者一体となった解決策を提案してもらえるでしょう。例えば、調査段階から同席し原因を共有した上で除去作業に取り掛かり、完了後に再検査して結果を報告書にまとめる…といった一連の流れをワンストップでお願いすることも可能です。

    以上の三者が連携することで、原因究明からカビ除去、そして実証・再発防止まで一気通貫の対策が実現します。施主としては、自分一人で悩むより各分野のプロに任せることで確実かつ迅速に問題を解決でき、精神的負担も軽減されるでしょう。では実際に、この三者が協力して新築住宅のカビ問題を解決した事例を見てみます。

    実際の解決事例紹介(複数のケースを各視点から)

    ここでは、新築床下のカビ問題を三者連携で解決した具体的な事例をいくつか紹介します。それぞれ施主・住宅会社・専門家の立場が絡んだケースであり、問題解決の参考になります。

    ケース1:引き渡し前にホームインスペクションで発覚し、施工会社が専門業者を手配した例
    ある施主様は、新築住宅の完成直前に不安を感じてホームインスペクターに入居前住宅診断を依頼しました。診断当日、インスペクターが床下点検口を開けてみると、驚くべきことに床下の合板や大引きに無数のカビ斑点が…。「新築なのになぜ?」とショックを受ける施主様に対し、インスペクターはその場で湿度計測や構造チェックを行い、「換気口の配置が不適切で湿気がこもっています。加えて木くずなどが散乱しており、これがカビの原因でしょう」と推定原因を指摘しました。幸い、引き渡し前ということで施主様は住宅会社に引き渡し延期と是正を強く要求。住宅会社も非を認め、ただちにカビ除去のプロを手配しました。そこへ駆けつけたのがカビバスターズ福岡(系列の専門業者)です。作業前に微生物対策協会と協力してカビ菌検査を行い、床下空間の空気中から基準値を大幅に超えるカビ胞子を検出。これにより住宅会社も事態の深刻さを再認識しました。その後、短期集中的に除カビ施工を実施。床下全面の木材を専用薬剤で洗浄・拭き取りし、ミスト噴霧による殺菌処理と防カビコートまで行いました。再検査でカビ菌が激減したことを確認し、換気改善策として基礎部分に追加の換気口を設置(配置も再検討)する工事も施工会社が実施しました。こうして引き渡し前に問題をクリアでき、施主様は安心して新居を受け取ることができました。このケースでは、施主様の早期発見と専門家の診断が功を奏し、施工会社も誠意をもって対応した好例と言えます。

    ケース2:引き渡し後に発覚し、第三者の証拠をもとに施工会社と交渉した例
    別のケースでは、新居に入居して数ヶ月後に家族がカビ臭さと体調不良を感じ始めたことが発端でした。小さなお子様が夜になると咳き込むようになり、不審に思った施主様が床下点検口から中を覗いたところ、土台や断熱材に白っぽいカビがびっしり。施工したハウスメーカーに連絡しましたが、当初の回答は「湿気の多い土地柄なので多少のカビは仕方ない。しばらく様子を見てください」という消極的なものでした。納得できない施主様は、知人の紹介でホームインスペクターに現況調査を依頼。同時にカビバスターズ福岡にも相談して、微生物対策協会によるカビ検査を手配しました。調査の結果、床下の至る所にクロカビ属の菌糸が広がり、床断熱の断熱材裏にも斑点が広がっていることが判明。原因は施工中に放置された木屑や段ボール片が複数見つかったこと、さらに基礎断熱工法だったにもかかわらず床下換気扇等の湿度対策が一切取られていなかったことでした。「このままでは家が傷むだけでなく健康被害も出かねない」というインスペクターの指摘と、協会の検査報告書に示された異常なカビ胞子数のデータを揃え、施主様は改めて住宅会社に是正要求を行いました。具体的には、「施工不良(清掃不足)と設計ミス(換気計画不足)が原因で生じた瑕疵である」として、専門業者による除カビと再発防止処置、そして二度と再発しないための設備改善を求めたのです。住宅会社も第三者機関の客観的データには反論できず、最終的には無償での是正工事に応じました。すぐにカビバスターズ福岡が派遣され、床下のカビ除去と防カビ施工を実施。作業後、床下に小型の換気扇と除湿機能を設置し、湿度が一定以上にならないよう自動制御する仕組みも導入されました。再検査ではカビ菌は大幅減少し、お子様の咳も治まりました。施主様は「第三者の力を借りて正解だった。プロの報告書がなければ泣き寝入りするところだった」と安堵しています。このケースは、施主自ら専門家を動員して施工会社と交渉し、責任の所在を明確にさせた成功例と言えるでしょう。住宅会社側にとっても、真摯に対応し問題を解決できたことで信頼回復につながったはずです。

    ケース3:施工会社が自社のミスを認め協力的だった例
    新築住宅の床下全面にカビが生えてしまったものの、施工会社が当初から責任を認め積極的に解決に取り組んだケースもあります。例えば、ある地域工務店で建てた住宅で引き渡し直後にカビが見つかった際、工務店は施主からの連絡を受けすぐに現場監督を派遣し状況確認しました。監督自身も事態の深刻さを理解し、社内で協議の上、提携先のカビバスターズ福岡に除去依頼。さらに微生物対策協会にも検査を依頼して、自社の施工管理に不備がなかったか検証しました。結果、原因は「基礎コンクリート打設後の養生期間が短く、水分が多く残った状態で床を造作してしまった」ことと判明。工務店はそのミスを施主に謝罪し、除カビ作業と再発防止費用を全額負担しました。カビバスターズ福岡による徹底除去と、防湿シート追加敷設・換気口増設などの再発防止工事を早急に実施。施主も誠意ある対応に納得し、以後定期的に工務店とカビバスターズが連携して点検・フォローを続けています。このように施工側が非を認めた場合は、比較的スムーズに問題が解決し、その後の信頼関係修復も可能となります。重要なのは、感情的な争いにせず、専門的な検証結果を踏まえて両者が協力して解決策を講じることだと分かる事例です。

    以上のように、ケースごとに経緯は異なりますが、共通して言えるのは専門家の介入によって原因と責任がはっきりしたこと、そして適切な除去と再発防止策が講じられたことで最終的に問題が収束している点です。次章では、こうした事例を踏まえ、具体的に施工会社への責任追及と交渉をどのように進めるかをまとめます。

    責任の明確化と交渉の流れ(施工会社への是正要求、検査報告の活用)

    新築住宅のカビ問題が発生した際、「それが誰の責任か」を明確にすることは重要です。責任の所在によって、修繕費用を誰が負担すべきか、再発防止策を誰が講じるべきかが決まってくるからです。多くの場合、前述の原因から明らかなように、新築直後の床下カビは施工会社側の落ち度(施工不良や計画ミス)が大きいと考えられます。施主自身に過失がない限り、基本的には施工会社が責任をもって是正すべき事柄です。では具体的に、施工会社へどのように要求し、交渉を進めれば良いのでしょうか。

    1. 不具合事象と原因の特定: まずは第三者調査等で判明したカビ発生の状況と原因を整理します。「床下全面にカビが繁殖している」「原因は施工時の清掃不備と換気計画ミス」など、事実関係をリストアップします。可能ならホームインスペクターの報告書や微生物検査報告書など客観的資料を用意しましょう。写真や数値データがあると説得力が増します。自分でも現場写真や日誌(いつ発見し何を依頼したか等)をまとめておくと交渉時に役立ちます。

    2. 住宅会社の担当部署へ連絡: 施工会社の窓口(アフターサービス課やカスタマーサポートなど)に連絡し、正式にクレーム申し入れを行います。電話よりも書面やメールで証拠資料を添付して送付すると良いでしょう。「〇年〇月入居の新築住宅において床下カビが発生。第三者検査の結果、原因は施工上の瑕疵と判明した。ついては貴社負担での是正工事を求めます」という旨を冷静かつ簡潔に伝えます。感情的な表現は避け、事実と要望を明記することがポイントです。住宅会社から返答があれば、担当者や日時、内容をメモして記録に残します。

    3. 交渉と是正要求のポイント: 住宅会社との話し合いでは、以下の点を主張・確認しましょう。

    ●瑕疵(欠陥)であることの強調: 新築住宅には住宅品質確保促進法に基づく瑕疵担保責任(現在は品確法の住宅瑕疵担保履行法)があります。構造耐力上主要な部分や雨漏りに関する欠陥は10年間保証されますが、カビが直接その保証対象になるかはケースによります。しかし施工不良が原因のカビ発生は住宅の隠れた瑕疵と言えます。「引き渡し時点で既に発生していた可能性が高く、隠れた欠陥である」と位置付け、保証期間内であれば無償修理を求める理論構成も可能です。住宅会社も自社の瑕疵が明白であれば、法的措置になる前に自主的に無償是正に応じることが多いでしょう。

    ●健康被害のリスク: 家族の健康への悪影響が懸念されることを伝えます。「小さな子供が咳が止まらなくなった」等の具体的なエピソードがあれば共有します。住宅会社にとって「健康被害」は社会的にも深刻な問題であり、放置すれば訴訟リスクにもなり得ます。迅速な対応の必要性を理解してもらうため、深刻さを冷静に訴えましょう。

    ●第三者報告書の提示: 用意したホームインスペクション報告書やカビ検査報告書があれば提出し、客観的事実として認識してもらいます。例えば「床下木材の含水率〇〇%と基準を大幅に超えており、施工不良が明らか」や「毒性のあるカビが検出されている」といった点は、専門家の文書で示されると住宅会社側も無視できません。資料を渡す際はコピーを取り、自分でも保管しておきます。

    ●具体的な要求事項: 単に文句を言うのではなく、求める対応策をはっきり伝えます。「専門業者によるカビの完全除去」「再発しないための換気設備改善」「原因箇所の再施工(清掃や防水処理)」などです。どこまでを住宅会社負担でやるかも話し合います。理想は全て無償対応ですが、ケースによっては施主側で負担する範囲を提案することもあるでしょう(例えばグレードの高い換気設備を施主希望で追加する場合など)。いずれにせよ、落とし所の条件をイメージしつつ交渉します。

    4. 解決策の実行と確認: 交渉の末、住宅会社が専門業者を手配する・費用を負担する等の合意に至ったら、それを書面(メールでも可)で確認しておきます。実際に除カビ施工や改修工事が行われる際は、施主も立ち会うか経過報告を受けるようにしましょう。作業完了後、ホームインスペクターに再チェックしてもらったり、微生物検査でカビが除去されたことを確認したりするとさらに安心です。施工会社にも「再発したらまた責任を問う」旨暗に示せるため、手抜きのない確実な対策が期待できます。すべて問題が解決し住環境が改善されたことを自分の目で確かめてから、正式にクレーム対応完了としましょう。

    5. 記録の保管: 一連のやり取りの記録、報告書、写真、工事明細書などは将来のために保管しておきます。万一再発した場合や、数年後に別の不具合が出た場合に今回の件との関連を証明する材料になることがあります。また、将来的に売却や賃貸に出す際にも「過去にこういう補修をした」と説明できるよう資料を残しておくと安心です。

    以上が大まかな交渉の流れです。ポイントは感情ではなくエvidence(証拠)に基づいて冷静に話し合うこと、そして施主側の要求と期待を明確に伝えることです。施工会社もデータを示されれば対応せざるを得ませんし、誠意ある企業であれば自社の非を認めてきちんと対応してくれるでしょう。万一、それでも埒が明かない場合は住宅紛争処理支援センター(各都道府県にある相談機関)や弁護士などに相談する手もあります。しかし多くの場合、ここまで紹介した専門家の報告書+施主の粘り強い交渉で解決に至っています。次章では、肝心の再発防止策について具体的に見ていきましょう。

    再発防止の具体策(換気、基礎断熱、除湿、抗菌コートなど)

    一度カビを除去して綺麗になったとしても、同じ環境であればまたカビは生えてきてしまいます。再発防止策を講じて、二度と同じ問題が起こらないようにすることが重要です。専門業者から提案される主な再発防止策や、施主自身ができる対策をいくつか挙げます。

    ●床下の換気改善: 床下の湿気を溜め込まないように、換気計画を見直すことが基本です。従来工法(床断熱)であれば、基礎の換気口の数や位置を追加・変更する、床下換気扇を設置する、といった対策が考えられます。特に風通しが悪かった隅々まで空気が流れるように配置を工夫します。最近は太陽光発電で駆動する太陽光床下ファンなど、省エネで自動的に換気してくれる製品もあります。また、高気密住宅で基礎断熱工法の場合は、床下を機械換気システムに組み込む方法があります​。たとえば、24時間換気システムの一部として床下にもダクトを伸ばし、居室の空気を床下に送り込んでから屋外に排気する設計にすれば、床下の空気も滞留せず入れ替えが可能です​。実際に自邸でこの方式を採用し、「床下にカビが生えなかった」という実践例もあります​。ポイントは、「床下に常に乾いた空気が流れている状態」を作ることです。何も対策せず閉じこめたままでは再びカビが繁殖してしまうため、換気扇の追加や換気システムへの組み込みを行いましょう。

    ●除湿と湿度管理: 換気と並んで重要なのが湿度コントロールです。特に梅雨時や夏場は外気自体が高湿度なため、換気だけでは湿度が下がらないこともあります。その場合、除湿器(除湿機)の力を借りるのも有効です。床下用の据え置き型除湿機や、ダクトで床下に乾燥した空気を送り込む除湿システムを設置することで、湿度が一定以上にならないよう自動調節できます。簡易的には、湿度が高い季節だけ床下点検口を少し開けておき、エアコンの除湿運転を活用して床下を乾燥させるという方法もあります(※ただし安全のため点検口開放は自己判断で慎重に)。また、温湿度センサーを床下に置き、スマホなどで床下湿度をモニタリングするのも良いでしょう。最近はIoT機器で安価にモニタできます。湿度が高まる前に換気扇を回すなど、能動的な湿度管理を心がけるとカビの再発予防に大きく寄与します。

    ●断熱方法に応じた対策: 基礎断熱工法か床断熱工法かで適切な対策は異なります。基礎断熱の場合、床下は室内扱いなので気密を保った上で調湿する必要があります。先述の機械換気や除湿機が必須となるでしょう。またコンクリートの水分が多いうちは、工事でコンクリート表面に防湿塗料を塗ることも考えられます(施工会社と相談)。床断熱の場合は床下が外気に開放されていますが、冬季の結露対策として断熱気密を強化したり、必要に応じて冬だけ換気口を閉じる措置もあります。ただし閉じっぱなしは厳禁で、季節に応じ開閉する運用が求められます。いずれにせよ、それぞれの工法のデメリット面を補う対策を講じておくことが再発防止には欠かせません​。施工会社が専門的にアドバイスできる部分でもありますので、遠慮なく相談しましょう。適切な換気・断熱計画さえなされていれば、カビは予防できます。

    ●防カビ剤・抗菌コーティング: カビバスターズ福岡のような専門業者に依頼した場合、再発防止策として防カビ剤の塗布や抗菌コートを提案されることがあります。床下の木材やコンクリート表面に防カビ効果のある薬剤を吹き付け、表面にバリアを作る方法です​。人体に影響のない成分で長期間効果が続くものが使われます。一度プロが施工しておけば数年間はカビが生えにくくなります。ただし効果が永久ではないため、5年程度を目安に再施工するのが望ましいです。自分でできる範囲では、市販の防カビ剤を定期的に床下に撒くことも多少の効果はありますが、やはり専門的な長期コーティングのほうが確実です。

    ●定期的な点検と清掃: 再発防止には、定期点検による早期発見・対応も重要です。例えば年に1回は床下点検口から懐中電灯で覗き、異常がないか確認しましょう。カビ臭を感じたり、木材が濡れている様子があればすぐ対策です。また、いつのまにか新たなゴミや有機物が入り込んでいないかもチェックします(害虫や小動物の死骸が放置されてもカビの原因になります)。必要に応じて専門業者の定期点検サービスを利用するのも良いでしょう。たとえばカビバスターズ福岡では施工後○ヶ月後の無料点検などアフターサービスを行っている場合があります。換気扇や除湿機を設置した場合はそれらのメンテナンス(フィルター清掃や動作確認)も忘れずに。常に床下を清潔・乾燥に保つ意識が再発防止には不可欠です。

    こうした対策を組み合わせれば、再びカビが大発生するリスクは格段に下がります。施工会社としても同じ過ちを繰り返さぬよう換気設計の見直しや施工手順の改善を図ってくれるでしょう。施主自身も住宅の正しい使い方を心がけることが大切です。具体的には24時間換気システムのスイッチを切らない、家具で換気口を塞がない、室内の湿度管理にも気を配る(加湿器の過剰使用に注意)など、日常生活でできる工夫があります。「せっかく綺麗にしてもらったから二度とカビを生やさないぞ」という意識で家に向き合えば、きっと快適な住環境を維持できるでしょう。

    カビバスターズ福岡のサポート内容と強み

    最後に、本記事で何度も登場しているカビバスターズ福岡について、その具体的なサポート内容と強みをまとめます。新築住宅のカビ問題に直面した施主にとって、どのように頼りになる存在なのか確認しておきましょう。

    ●専門家との連携による総合力: カビバスターズ福岡は単なるカビ取り業者に留まらず、前述のホームインスペクターや微生物対策協会と連携して問題解決にあたれる点が強みです。自社内に住宅診断士の有資格者がいたり、協会認定のカビコーディネーターが在籍しているため、建物の構造面から微生物レベルの検査までワンストップで対応できます。「カビの原因が分からない」「科学的なデータが欲しい」といった要望にも応えられる体制です​。この総合力は、単独のリフォーム業者やハウスクリーニング業者にはないメリットであり、施主にとって心強いポイントです。

    ●無料相談・調査の充実: 初めて依頼する施主にとってハードルになるのは費用面ですが、カビバスターズ福岡では無料相談や現地の簡易調査を実施しています(※状況によりますが、電話相談や写真診断は無料で対応)。「もしかしてカビかも?」という段階でも気軽に問い合わせができ、必要なら現地にスタッフが駆けつけて状況を確認してくれます​。調査機材を用いた詳細なカビ検査は有料になるものの、事前に見積もりを提示してくれるため安心です。強引な営業もなく、施主の不安に寄り添った対応を心がけている点で信頼できます。

    ●MIST工法®による安全かつ確実な除去: 前述の通り、カビバスターズ福岡は独自開発のMIST工法®を用いたカビ除去サービスを提供しています。この工法では、素材を傷める心配がほとんどありません​。木材を削ったり薬品で漂白したりといった強攻策ではなく、特殊なミスト噴霧でカビ菌そのものを死滅させるため、住宅へのダメージを最小限に抑えつつ根本解決できます。使用する薬剤も人体に無害で、施工後すぐに入居者が戻れる安全性があります​。小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して依頼できるでしょう。さらに再発防止の抗菌処理までワンセットで行うため、「除去して終わり」ではなくアフターケアまで含めたきめ細やかなサービスとなっています。

    ●豊富な実績と地域密着: カビバスターズ福岡は福岡市に拠点を置き、九州全域(福岡・佐賀・熊本・長崎・大分・宮崎・鹿児島)および山口県の広いエリアでサービス展開しています​。新築住宅はもちろん、戸建てからマンション、商業施設や文化財まで多様な現場経験があり、その実績件数は豊富です。「施工事例」としてホームページやブログで具体例も紹介されており、施主が依頼する際の参考になります。地域密着型なので急なトラブルにも駆け付けやすく、施工後のフォローもしやすい点も利点です。例えば福岡県内であれば場合によっては即日対応も可能とのこと。地元の気候風土や住宅事情を熟知しているため、九州の高温多湿な環境に適した対策提案を期待できます。

    ●施工会社との交渉サポート: カビバスターズ福岡は施主から直接依頼を受けるだけでなく、住宅メーカーや工務店からの下請け依頼にも対応しています。そのため、住宅会社との橋渡し役になることもできます。施主が言いづらいことでも専門業者の立場から指摘・提案してもらえたり、施工会社に対して技術的な説明を代弁してもらえたりします。場合によっては住宅会社と施主と業者の三者で話し合いの場を設け、より良い解決策を協議することもあります。カビ問題に詳しくない住宅会社担当者にとっても、専門業者の意見は説得力があるため、スムーズに協力体制が築けるのです。施主にとっては心強い交渉サポーターにもなり得ます。

    ●安心の保証とアフターフォロー: 施工後の保証やフォロー体制も充実しています。カビの再発状況について一定期間チェックし、万一再発した場合は追加対応してくれる保証を設けている場合があります(契約内容による)。また、希望すれば定期点検やメンテナンスのサービスも受けられます。施工記録や報告書も発行してもらえるため、後々の資産価値維持にも役立ちます。単発の作業で終わりではなく、長期的なお付き合いで住まいの環境を守ってくれるパートナーとして頼れる存在と言えるでしょう。

    総じて、カビバスターズ福岡は技術力・提案力・対応力の三拍子揃ったカビ問題解決のプロフェッショナルです。新築住宅の床下カビという特殊なケースでも、豊富な知見に基づいて的確なサポートを提供してくれます。自分達だけではどうにもならない…と困った時は、早めに相談してみる価値があるでしょう。専門業者の力を借りることで、施主は大切なマイホームを守り、安心・快適な暮らしを取り戻すことができるのです。

    まとめ(施主が取るべきステップと安心のための備え)

    新築住宅の床下にカビが発生する――想像もしたくない事態ですが、残念ながら起こり得る問題です。だからこそ万一の際に慌てないよう、本記事で解説した内容を踏まえて施主が取るべき基本ステップを最後に整理しておきます。

    ①発見・記録: 新居でカビらしきものを見つけたら、まず写真撮影など記録を残します。カビ臭や家族の体調変化もメモしておきましょう。

    ②施工会社へ連絡: 可能な限り早く施工元の住宅会社に報告し、現地確認と対応を依頼します。電話だけで済まさず、写真付きのメール等で証拠を示すとなお良いです。

    ③第三者の専門家に相談: 住宅会社の対応に不安があれば、ホームインスペクターやカビ専門業者に連絡し、独立した調査をお願いしましょう。無料相談を活用し、状況に応じてプロの目で見てもらいます。

    ④原因究明と証拠収集: 専門家の調査で原因を突き止め、必要に応じて微生物検査で科学的データを取得します。報告書や写真など交渉の武器を揃えます。

    ⑤施工会社と交渉・是正要求: 第三者の証拠をもとに、施工会社に対し具体的な是正措置を要求します。カビ除去や換気改善を誰が負担で行うか、きちんと取り決めましょう。感情的にならず冷静に。

    ⑥専門業者によるカビ除去と再発防止施工: 合意した対策にもとづき、カビバスターズ福岡のような専門会社に除去と防カビ処置を実施してもらいます。プロの技で隅々まで綺麗にし、必要な改善工事も行います。

    ⑦効果の検証: 作業後、再度カビが無いか確認します。可能なら検査機関に再検査を依頼し、カビ菌が基準内に収まったことを確認できると安心です。住宅会社と施主双方で結果を確認し、問題解決を共有します。

    ⑧再発防止の習慣づけ: 今後に向けて、床下の換気や湿度管理に気を配る習慣を持ちましょう。定期点検を怠らず、設備も適切に運用します。施工会社からアドバイスがあれば実践し、必要に応じてメンテナンス依頼も検討します。

    以上が一連の流れです。ポイントは「放置しないこと」と「専門家を上手に活用すること」に尽きます。新築とはいえ家も人間の体と同じで、適切なケアが必要です。不具合が起きた時に素早く対処すれば、大事に至らず快適さを取り戻せます。

    最後に、今回のケースのようなトラブルを防ぐために事前の備えも触れておきます。例えば、引き渡し前の住宅診断(第三者検査)はオプション費用がかかりますが、入居後の安心を買う意味でも有益です。最初から床下カビがないかプロに見てもらえば、問題があれば施工側に是正してもらえますし、問題なければ安心して住み始められます。また、契約段階で「万一カビが発生した場合の対応」について確認しておくのも良いでしょう。信頼できる住宅会社ほど真摯に答えてくれるはずです。

    新築住宅のカビ問題は誰にとってもショックな出来事ですが、適切なステップを踏めば必ず解決できる問題でもあります。大切なのは施主が泣き寝入りせず、専門知識を持つ味方とともに行動することです。カビのない健やかな住まいを取り戻し、ご家族が安心して末永く暮らせるよう、本記事の情報がお役に立てば幸いです。もし同じような状況で悩んでいる方がいましたら、ぜひ一人で抱え込まず専門家やカビバスターズ福岡に相談し、住まいの安心を取り戻してください。

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    稼働エリアは九州全域:福岡県・熊本県・佐賀県・長崎県・大分県・宮崎県・山口県

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    電話番号 : 090-8159-7525

     

    【検査機関】

    一般社団法人微生物対策協会

    https://kabikensa.com/


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