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第一種熱交換気システムで防ぐ!高気密住宅の結露とカビ対策

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第一種熱交換気システムで防ぐカビ被害|高気密住宅のリスクと対策を徹底解説

第一種熱交換気システムで防ぐカビ被害|高気密住宅のリスクと対策を徹底解説

2025/03/12

第一種熱交換気システムのカビ対策 – 高気密住宅のリスクと防止策【カビバスターズ福岡】

こんにちは、カビバスターズ福岡です。住宅の高気密・高断熱化が進む中で、多くの新築住宅に第一種熱交換気システム(熱交換型の24時間換気設備)が導入されています。室内の快適な温度を保ちながら換気できるこのシステムは、省エネ効果や空気質の向上に大きく貢献します。しかし一方で、「せっかく第一種換気システムを付けたのにカビが生えてしまった」「高気密住宅なのに床下や天井裏でカビを見つけた」という声が寄せられているのも事実です。高性能な換気設備も、使い方やメンテナンスを誤るとカビ発生のリスクを抱えてしまうのです。

本記事では、第一種熱交換気システムの仕組みとメリットをわかりやすく解説し、高気密住宅で起こりがちなカビ問題の原因と対策について掘り下げます。カビ除去の専門家であるカビバスターズ福岡の視点から、キッチンのシンク下・床下・天井裏などに発生するカビへの具体的な対処法や、健康で快適な住まいを維持するポイントもご紹介します。高気密住宅にお住まいの方や、換気システムのカビ対策にお悩みの方はぜひ参考にしてください。

目次

    第一種熱交換気システムとは?その仕組みと役割

    第一種熱交換気システムとは、給気(新鮮な外気の取り入れ)も排気(汚れた室内空気の排出)も両方機械的に行う換気方式の一種です。天井裏などに設置された換気ユニット内に熱交換器と呼ばれる装置が組み込まれており、これによって出ていく空気の熱エネルギーを入ってくる空気に移す仕組みになっています。冬場であれば暖かい室内空気の熱を回収して外からの冷たい空気を温め、夏場は逆に冷房した室内空気の涼しさで外気を冷やしてから取り込むため、室温への影響を最小限に抑えつつ換気が可能です。また機種によっては湿度も交換調整する全熱交換型となっており、乾燥しすぎやジメジメしすぎを防ぐものもあります。つまり第一種換気システムは、一年中室内を快適な環境に保ちながら新鮮な空気を供給する役割を担っているのです。

    一般的な換気システムとの大きな違いは、機械で強制給気するか否かにあります。従来多くの住宅で採用されてきた第三種換気(排気のみ機械換気する方式)では、室内の空気を排気ファンで強制的に排出し、その分の外気は各部屋の給気口や隙間から自然に入ってくる仕組みです。第三種換気は構造が簡単で導入コストやメンテナンス負担が小さい利点がありますが、外気をそのまま取り込むため冬は冷気、夏は熱気が直接入り室温が乱れやすいというデメリットがあります。また高気密でない住宅だと計画通りに空気が流れず換気不良を起こすケースもあります。その点、第一種換気システムは機械給気により安定した換気量を確保でき、さらに熱交換器でエネルギーロスを大幅に削減できるのが強みです。近年の高気密・高断熱住宅では第一種換気の採用が増えており、2003年の建築基準法改正で新築住宅への24時間換気設備設置が義務化されたことも相まって、室内環境を守る要となっています。

    熱交換器のメリット(省エネ・快適性向上・結露防止)

    第一種熱交換気システムに組み込まれた熱交換器には、住宅の環境維持において様々なメリットがあります。ここでは特に重要な「省エネルギー性」「快適性の向上」「結露防止効果」の3つの観点から、その利点を見てみましょう。

    ・省エネ効果が高い(エネルギー効率の向上): 熱交換器によって換気時の熱損失を大幅に削減できるため、冷暖房エネルギーのロスを抑えられます。例えば冬場に窓を開けて換気すると室内の暖気がそのまま逃げてしまいますが、熱交換型の換気なら放出する空気の熱を回収し、新鮮な外気をある程度温めてから室内へ送ることが可能です。その結果、暖房機器の余分な稼働を減らせ光熱費の削減につながります。夏場も同様に、冷房した空気の涼しさをムダにせず外気を取り込めます。24時間換気を常時運転していても冷暖房効率を大きく落とさないため、一年を通じて省エネで経済的な運用ができるのです。

    ・快適性の向上(空気質の改善): 熱交換換気は室温を維持しやすいため、換気による温度変化で暑すぎたり寒すぎたりする不快感を軽減できます。常に新鮮な空気が循環することで二酸化炭素濃度の上昇や生活臭のこもりも防げるため、清潔で爽やかな室内環境を保てます。また、第一種換気は給気経路にフィルターを備えているのが一般的で、外気中のホコリや花粉・PM2.5などを捕集できる点でも優れています。窓を開けて換気する場合と比べ、花粉症やアレルギーの方にも安心なクリーン空気を取り込めるのは大きなメリットです。さらに窓を開け放つ必要がない分、騒音の侵入や防犯面の不安も減り、24時間いつでも安心して換気できるという利点もあります。

    ・結露防止効果がある: 室内外の温度差が大きい季節には、換気や通風の際に結露が発生しやすくなります。例えば寒い冬に暖房で暖められた室内に冷たい外気が直接入り込むと、窓ガラスや壁面などで急激に空気中の水分が冷やされ水滴(結露)となって現れます。結露した箇所は濡れて湿度が高い状態が続くため、放っておくとカビが繁殖しやすい環境になってしまいます。しかし第一種熱交換気システムであれば、取り入れる外気を事前に暖めてから送風するので室内の表面温度を極端に下げずに済み、結露の発生を抑制できます。また計画的な換気によって室内の余分な湿気を排出できるため、湿度コントロールにも役立ちます。適切に運転された熱交換換気は住宅内部の結露被害を防ぎ、ひいてはカビの発生防止(カビ防止効果)につながるのです。

     

    このように第一種換気の熱交換器には多くのメリットがありますが、性能を最大限に発揮させるには正しい使い方と維持管理が不可欠です。後述するように、熱交換換気システムが備わっていても運用を誤るとカビ発生のリスクはゼロではありません。長所を活かし短所を補うためにも、仕組みを理解した上で日常的な点検とケアを行うことが重要です。

    気密性が高い住宅で起こるカビのリスク

    近年主流の高気密住宅(気密性が高い住宅)は、隙間風の侵入や室内の空気漏れが極力抑えられ、冷暖房効率に優れた快適な空間を実現できます。しかしその反面、換気が不十分だと湿気や汚染物質が室内にこもりやすいという側面も持ち合わせています。高気密・高断熱の家では窓や壁から自然に空気が出入りしないため、換気設備に頼って計画的に空気を入れ替える必要があります。もし換気システムの運転を止めてしまったり、給気口やフィルターが目詰まりして空気の流れが悪くなったりすると、家の中に湿った空気が滞留してしまいます。

    人が生活する以上、呼吸や調理、入浴、洗濯物の室内干しなど日常のあらゆる行為で水蒸気が発生しています。高気密住宅ではこうした生活由来の湿気が逃げ場を失い蓄積しやすいため、油断すると室内の湿度が高く保たれてしまうのです。特に梅雨時や夏場など外気自体が多湿な時期には、換気量が不足すると屋内外とも湿度が高い状態となり、壁内や床下の見えない部分まで湿気だらけになる危険性があります。そして湿度が70%以上に維持される環境下では、カビ菌が活性化してわずか数日で繁殖が始まります。高気密化・高断熱化された住宅の壁内は外気温の影響を受けにくい反面、一度湿気が入り込むと乾きにくいため、断熱材や構造材がカビの温床になってしまうケースもあります。

    さらに、換気経路の死角となる場所でのカビにも注意が必要です。いくら全館24時間換気とはいえ、押入れ・クローゼットの中や家具の裏、配管スペース、小屋裏(天井裏)や床下空間など、空気の流れが滞りやすい箇所があります。高気密住宅ではこれらの空間も密閉度が高くなりがちなため、一度湿気が溜まるとカビが発生しやすくなります。例えば、外から見えない壁の中で結露が起きてカビが生えてしまい、長期間気付かず被害が拡大するといった事例も報告されています。

    以上のように、高気密住宅では適切に換気を行わないとカビリスクが高まることを理解しておかなければなりません。カビが発生すると、室内の見た目が悪くなるだけでなく健康面や建物自体にも深刻な悪影響を及ぼします。カビから放出される胞子を長期間吸い込むと、アレルギー症状や喘息・鼻炎など呼吸器系の不調を招く恐れがあります。また、カビが生えた建材は劣化が早まり、木材の場合は腐朽が進んで構造の耐久性低下につながることもあります。せっかくのマイホームをカビで傷めないためにも、高性能住宅ほど計画換気の徹底と湿度管理に気を配る必要があるのです。

    カビバスターズ福岡のカビ対策事例

    高気密・高断熱住宅におけるカビ被害を防ぐには、適切な換気計画と早期のカビ対策が欠かせません。私たちカビバスターズ福岡は、これまで数多くの現場でカビ問題の調査・解決に取り組んできました。当社の施工事例を振り返ってみても、キッチンのシンク下や床下、天井裏などはカビが発生しやすい要注意ポイントです。ここでは、それぞれの場所で起こりがちなカビの原因と当社による対策方法を紹介します。カビバスターズ福岡では特許取得のMIST工法®(ミストこうほう)という革新的な技術を用いてカビを根本から除去し再発防止を図っていますが、以下の事例でもその効果が発揮されています。

    キッチンシンク内に発生するカビと対策

    キッチンのシンク下収納や排水パイプ周辺は、住宅内でもカビの温床になりやすい場所の一つです。シンク下は配管が通る関係で穴が開いていたり、周囲が壁で囲まれて換気が悪かったりするため、湿気と汚れがこもりがちです。食器洗いで発生する水滴や排水管の結露、水漏れの見逃しなどによりキャビネット内が湿った状態になると、木製の底板や背板、配管まわりにカビが繁殖してしまいます。また調理中に発生した油煙やホコリが溜まりやすい場所でもあり、それらがカビの栄養源となって増殖を助長することもあります。

    対策: シンク下のカビを防ぐには、まず水漏れや結露の有無を定期的に点検し、発見したら早急に対処することが重要です。配管の継ぎ目からの微漏水が無いか確認し、必要に応じてシーリング補修を行います。収納内部に物を詰め込みすぎず適度な隙間を作って空気が流れるように工夫しましょう。換気システムの給気口が近くにない場合、扉を開放して換気扇を回すなど手動での換気も有効です。カビが既に発生している場合は、市販のカビ取り剤で拭き掃除する方法もありますが、根深い場合や広範囲に及ぶ場合には専門業者に相談することをおすすめします。当社ではMIST工法による薬剤ミストを隅々まで行き渡らせ、シンクキャビネット内部の見えないカビ菌まで徹底的に除去・抗菌処理いたします。再発防止のため、防カビコーティングを施す施工事例も多数ございます。キッチンは食品を扱う場所でもありますので、安全な方法で確実にカビを取り除くことが大切です。

    換気不足で起こる床下のカビと対策

    住宅の床下(玄関や居室下の床下空間)は、普段目に触れない場所だけにカビが生えてしまっても発見が遅れがちです。高気密住宅では基礎部分も気密性が高く、床下換気口を設けない「閉鎖型床下」を採用しているケースもあります。第一種換気システムは基本的に居室内の空気循環を目的としており、床下空間まで換気経路が及ばない場合、床下に湿気が滞留しやすい環境になっていることがあります。特に地面からの湿気が上がってきたり、基礎コンクリートが乾燥しきらず湿ったままだったりすると、気付かぬうちに土台や大引きなど木部にカビが発生してしまいます。過去の施工事例でも、新築数年で床下一面に白カビが発生していたというショッキングなケースがありました。原因を調べると、換気計画が床下まで及んでおらず湿気がこもっていたことや、施工時に木材が濡れたまま密閉された可能性などが考えられました。

    対策: 床下のカビ対策としては、まず湿気の供給源を断つことが重要です。地面には防湿シートを敷く、防湿コンクリートを採用する、基礎パッキンや換気口で外気を通すなど、建築段階での処置が望ましいですが、既にカビが発生してしまった場合は早急な除去と環境改善が必要です。カビバスターズ福岡では床下点検口等から専用機材でミストを噴霧し、隅々まで薬剤を行き渡らせるMIST工法で床下のカビ除去を行っています。人が入って手作業で擦れない狭い箇所や木部の裏側までミストが行き届くため、表面に見えるカビだけでなく木材内部に入り込んだ菌糸もしっかりと処理できます。再発予防策として、調湿剤の設置や必要に応じて床下換気扇の導入を検討することも有効です。床下は家全体を支える大事な部分ですから、定期的に専門業者による点検を受けることをおすすめします。早期発見・早期対処により、大切な住まいの土台をカビから守りましょう。

    高気密住宅の床下に発生したカビの一例。黒っぽく見えるのが木材に繁殖したカビで、このまま放置すると構造材の劣化や異臭の原因となる。専門業者による調査で原因を突き止め、適切な除去・乾燥対策を行うことが重要。

    湿気が溜まりやすい天井裏のカビと対策

    天井裏(小屋裏)も床下同様にカビが発生しやすい隠れた空間です。特に屋根断熱(天井裏を密閉する断熱工法)を採用した住宅では、小屋裏に通気口がなく熱や湿気がこもりやすい傾向があります。冬場は室内の暖かい空気が上昇して天井裏にわずかな隙間から入り込み、屋根の冷たい構造体に触れて結露を生じさせることがあります。また夏場は日射で屋根裏が高温になり、わずかな湿気でもカビが繁殖しやすい環境になります。実際に当社が対応した例でも、断熱材や屋根裏の合板にびっしりとカビが発生していたケースがありました。高気密住宅では気流止めがしっかりしている反面、ひとたび湿度が高まると逃げ場がなくなるため、小屋裏でカビが広がりやすいのです。天井埋込型のエアコンや換気システムのダクト周辺で結露し、その近くの木材が黒ずんでいたという事例も見られます。

    対策: 天井裏のカビは発見が遅れると被害が広範囲に及ぶ可能性があるため、年に一度は点検口から内部をチェックする習慣をつけましょう。懐中電灯で照らしてカビ臭がしないか、木材が黒ずんでいないか確認します。予防策として、小屋裏に換気口や通気層を設けることが有効ですが、既存住宅で難しい場合は除湿機能付きの換気システムを導入する方法もあります。カビが発生してしまった場合は、広範囲に飛散したカビ胞子まで除去する必要があるため専門的な対処が望ましいです。当社では防護服を着用したスタッフが天井裏に入り、カビの状況を詳しく調査した上でMIST工法®による薬剤噴霧と手作業での拭き取り清掃を組み合わせて徹底的にカビを除去します。断熱材に染み付いたカビも薬剤の浸透によって分解・失活させるため、リフォームで断熱材交換をしなくてもカビ問題を解決できたケースもあります。作業後は再発を防ぐため、必要に応じて防カビ剤の塗布や湿度対策の提案も行っています。天井裏は普段意識しづらい部分ですが、住宅全体の健康状態を左右する重要な空間ですので、異変に気付いたら早めにプロに相談することが大切です。

    健康で快適な住まいを維持するためのポイント

    カビを寄せ付けない健康で快適な住環境を維持するには、日頃からのちょっとした心がけがものを言います。高性能な換気システムに頼るだけでなく、住宅の隅々まで目配りしカビの発生要因を取り除く習慣をつけましょう。以下に、カビ対策として今日から実践できるポイントをまとめました。

    ・24時間換気の適切な運転: 第一種換気システムなどの24時間換気設備は常時運転が基本です。「寒いから」「電気代が気になるから」といった理由で換気を停止したり弱めたりしないようにしましょう。各部屋の換気量設定が適切か見直し、居室や湿気がこもりやすい場所の空気が行き渡るよう調整します。季節や天候によっては一時的に換気量を強める(例:来客が多いときは一時強制換気モードにする)など状況に応じた使い分けも効果的です。

    ・室内の湿度管理: 室内の相対湿度は40~60%程度に保つのが理想です。湿度が高すぎるとカビ繁殖のリスクが上がり、逆に低すぎるとウイルスの活性化や肌・喉の乾燥につながります。湿度計を設置してこまめにチェックし、梅雨時や冬場の結露しやすい時期は除湿機やエアコンの除湿運転を活用しましょう。観葉植物の水やりや加湿器の使用も過剰にならないよう注意が必要です。また、結露を見つけたらその日のうちに拭き取る習慣をつけ、発生源である湿気を残さないことも大切です。

    ・こまめな掃除と換気の併用: カビの栄養源となるホコリや汚れを溜めないよう、定期的な掃除を心がけましょう。床や棚だけでなく、クローゼットの中やベッドの下、エアコンのフィルターなど見落としがちな場所も忘れずに掃除します。掃除機をかける際は換気システムを動かしたまま行うか、窓を開けて空気の流れを作ると良いでしょう。掃除で舞い上がったホコリもスムーズに排出され、部屋の隅々まで換気されます。キッチンや浴室など水回りは使用後に換気扇を一定時間回し、湿気をすぐ排出することを習慣づけます。

    ・換気システムのメンテナンス: 第一種熱交換気システムを設置している場合は、機器の取扱説明書に従って定期的にフィルター清掃や点検交換を行いましょう。給気フィルターがホコリや花粉で目詰まりすると十分な換気量が確保できず、湿気や汚染物質が滞留しやすくなります。少なくとも半年に一度はフィルターをチェックし、汚れていれば掃除機で埃を吸い取ったり水洗い・交換をしてください。併せて各部屋の給気口や排気口も埃が詰まっていないか確認しましょう。熱交換ユニット本体も、10年程度使用すると内部に汚れやカビが蓄積する可能性があるため、その際は専門業者による分解洗浄を検討すると安心です。

    ・専門業者による定期点検: 目に見えない場所のカビや、素人では対処しづらいケースも多々あります。カビの専門業者による定期点検を受けることで、住宅のカビリスクを早期に発見しプロの視点で適切な対策を講じることができます。とくに高気密住宅や過去にカビ被害が発生した家では、年1回程度のカビ検査・防カビ施工を行うと安心です。カビバスターズ福岡でも、床下や天井裏のカビ調査、換気ダクト内のカビチェック、防カビコーティング施工などを承っています。専門家によるチェックを定期的に受けておけば、万一問題が見つかっても早期対応で被害を最小限に食い止められるでしょう。

    まとめ(再発しない家づくりの重要性)

    高気密・高断熱住宅に第一種熱交換気システムを備えることは、快適で省エネな暮らしにとって非常に有効です。しかし、それだけで絶対にカビが生えない家になるわけではないことを理解する必要があります。住宅を長持ちさせ、家族の健康を守るためには、適切な換気と断熱のバランスを保ちながら、日常的なメンテナンスと早めのカビ対策を行っていくことが肝心です。

    カビ発生のメカニズムを知れば、対策すべきポイントも見えてきます。カビは「湿度」「汚れ(栄養)」「温度」が揃うと発生しやすくなるため、換気で湿度をコントロールし、清掃でホコリや汚れを除去し、断熱で表面温度を適切に保つことが重要です。今回解説したように、第一種熱交換気システムは湿度・温度管理に大いに役立ちますが、それを過信せず人の手によるケアと専門知識を組み合わせることで初めて万全のカビ対策となります。

    「カビかな?」と感じた違和感を放置せず、早期に手を打つことで被害の拡大と再発防止が可能です。実際に当社が対応した現場でも、早めにご相談いただいたおかげで短期間で完治し、その後の再発も防げたケースが多数あります。逆に長期間放置されたカビは周囲に胞子を飛散させて被害範囲を広げるため、リフォームが必要なほど深刻化する例もあるのです。

    住まいの環境はご家族の健康と生活の土台です。快適な空気環境を維持し、大切な住宅をカビから守るために、換気システムの適切な運用と日々の点検・清掃を怠らないようにしましょう。もしカビの発生や臭いなど少しでも不安な点があれば、私たちカビバスターズ福岡へお気軽にご相談ください。豊富な施工事例と専門技術に基づき、最適なカビ対策プランをご提案いたします。再発しない家づくりを実現するために、プロの力も上手に活用しながら末長く健康で安心な住まいを保ちましょう。

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    【検査機関】

    一般社団法人微生物対策協会

    https://kabikensa.com/


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