春先に急増するカビ相談｜カビ臭・再発・健康リスクの原因と対策を解説！

こんにちは、カビバスターズ福岡です！春先になると、「部屋のカビ臭が取れない」「掃除してもすぐ再発する」「健康への影響が心配」といったカビの相談が急増します。気温と湿度の上昇、花粉対策による換気不足、冬場の結露の影響などが、カビの発生を助長するためです。

この記事では、春に特に多いカビの相談内容とその原因、効果的な対策について詳しく解説します。さらに、MIST工法®や真菌検査を活用したカビバスターズ福岡の専門的なサポートもご紹介！自宅のカビ対策にお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。快適で健康的な住環境を守るためのヒントをお届けします！

イントロダクション（春先にカビ相談が増える理由）

寒さの厳しい冬が終わり、気温と湿度が上昇し始める春先（特に2～3月頃）になると、室内でカビが繁殖しやすい環境が整います。カビ取り業者のカビバスターズ福岡にも、この時期は「部屋のカビ臭」「カビの再発」「健康被害」といったカビに関する相談が非常に増加します。気温20℃前後で湿度が高まるとカビの活動が活発化し、冬の間に隠れていたカビが一気に成長し始めるためです。また、春はスギ花粉などが飛ぶシーズンでもあり、花粉症対策のために窓を閉めきって換気の頻度が減りがちです。その結果、室内の空気がこもってカビ臭が感じられやすくなります。さらに、冬場に発生した窓や壁の結露からカビが発生し、それが春の暖かさで繁殖してしまうケースも少なくありません。これらの要因が重なり、春先は一年の中でも特にカビ問題が表面化しやすい時期といえるでしょう。

では、春先に多い具体的なカビの悩みにはどのようなものがあるのでしょうか。次に、カビバスターズ福岡に寄せられる代表的な相談内容を見てみます。

① 部屋のカビ臭が取れない
② カビを除去してもすぐ再発する
③ カビによる健康被害が心配

以上のように、春先には部屋の臭いやカビの再発、健康面に関するお悩みが多く寄せられます。それぞれの問題について、なぜ起こるのか、その原因と効果的な対策を具体的に解説していきます。

それぞれの原因と対策

① 部屋のカビ臭が取れない：原因と消臭・除去方法

原因: 部屋に染みついたカビ臭の主な原因は、室内のどこかに残っているカビ菌やその放出する臭い成分（カビ由来の揮発性有機化合物）です。過去に発生したカビを表面上は掃除しても、壁紙の裏や床下、エアコン内部など目に見えない場所にカビやカビ胞子が残っていると、そこから嫌なカビ臭が発生し続けます。また、カビ自体は死骸になっても臭いが残ることがあります。冬の間に換気不足で溜まった湿気やホコリもカビ臭の元となり、部屋全体にこもってしまうのです。

対策: カビ臭を根本から取るには、臭いの発生源であるカビそのものを徹底的に除去する必要があります。まずは換気を十分に行い、新鮮な空気を取り込みましょう。天気の良い日には窓を開け放して風を通し、部屋にこもった臭気を外に逃がします。ただし花粉シーズンで窓を開けにくい場合は、換気扇や空気清浄機を活用すると良いでしょう。臭いの元になっているカビを特定できれば、その部分を消毒用エタノールや市販のカビ取り剤で拭き取り除去します。壁紙内部までカビが染み込んでいる場合は表面を掃除するだけでは不十分なので、専門業者による内部まで踏み込んだクリーニングが有効です。

カビ臭が強い場合、エアコン内部にカビが繁殖している可能性も考えられます。エアコンを運転するたびにカビ臭がするようであれば、フィルター清掃やエアコン内部の分解洗浄を検討しましょう。送風経路に付着したカビを除去することで、臭いの発生源を断つことができます。

消臭スプレーや芳香剤で一時的にごまかすのではなく、カビ自体の除去と徹底した清掃こそがカビ臭解消の近道です。

② カビを除去してもすぐ再発する：原因と環境改善による再発防止

原因: 一度カビを掃除して除去したのに、しばらくするとまた同じ場所にカビが再発してしまう—このような場合、根本原因が解消されずカビの繁殖しやすい環境が残ったままになっていることが考えられます。例えば、表面上のカビは拭き取っても、壁の石膏ボード内部や木材の奥深くに菌糸（カビの根）が残っていると、時間の経過とともに再び表面に現れてきます。また、部屋の湿度が高いままだったり、結露や水漏れ箇所が放置されていたりすると、カビにとって絶好の繁殖環境が続くため、いくら掃除をしても次々と生えてきてしまいます。特に梅雨時や夏場に向けて湿度が上がると再発が加速する傾向があります。さらに、掃除の際に使った雑巾やスポンジに付着したカビを別の場所に広げてしまい、二次的に発生させているケースもあります。

対策: カビの再発を防ぐには、カビの発生源と環境要因の両方にアプローチする必要があります。まず、再発箇所の徹底除去を行いましょう。カビ取り剤を使う際は説明書に従い十分な時間薬剤を浸透させ、目に見えない菌糸まで死滅させます。清掃後はアルコールなどで拭き上げ、カビの残骸や胞子を残さないようにします。なお、清掃に使った布やブラシは使い捨てにするか、他の場所に使い回さないよう管理しましょう。

その上で、カビが再び育たないように環境を改善します。ポイントは湿度管理と換気の習慣です。室内の湿度は可能であれば50～60%程度に保つのが理想とされています。湿度計を設置してこまめにチェックし、湿度が高い時期は除湿機やエアコンの除湿モードを活用して湿気をコントロールしましょう。また、家具を壁にぴったり付けすぎると裏に湿気がこもりカビが生えやすくなるため、少し隙間を空けて空気が流れるように配置を工夫します。結露が発生しやすい窓際や水回りは、吸水シートを貼ったり断熱対策を施したりして結露そのものを減らすことも有効です。さらに、カビが繁殖しにくい抗カビ剤や防カビ塗料を施工しておくと予防効果が高まります。一度きれいに除去した後こそ油断せず、定期的な換気・除湿といったカビに強い環境づくりを続けることが大切です。

③ カビによる健康被害が心配：原因と空気管理・クリーニング対策

原因: カビが引き起こす健康被害でまず懸念されるのは、カビの胞子やカビ由来の物質を吸い込んだり触れたりすることによるアレルギー症状や呼吸器系への影響です。室内にカビが繁殖すると、空気中に目に見えない無数の胞子が飛散します。これらを吸い込むと、人によっては鼻水・鼻づまり、くしゃみ、咳などのアレルギー症状を引き起こしたり、気管支喘息を悪化させたりすることがあります。特に免疫力の弱いお年寄りや小さなお子さん、アレルギー体質の方はカビに過敏に反応しやすく、健康被害への不安が高まるでしょう。

しかし、健康へのリスクはそれだけではありません。いわゆる「黒カビ」と呼ばれる種類の中には、強いカビ臭や刺激臭を放つだけでなく、マイコトキシン（カビ毒）という有害な物質を産生するものも存在します。大量のカビに長期間さらされると、稀に肺炎のような深刻な症状（「夏型過敏性肺炎」など）を引き起こすケースも報告されています。カビによる健康リスクは無視できない重大な問題です。

対策: カビによる健康被害を防ぐには、室内の空気環境を清潔に保ち、カビの発生・拡散を未然に防ぐことが重要です。まず基本となるのは前述の湿度管理と換気の徹底です。湿度が高い状態を放置しないことでカビの繁殖自体を抑制できますし、定期的な換気によって空気中の胞子を屋外へ逃がすことができます。空気清浄機をお持ちであれば、HEPAフィルター搭載のものを使用するとカビの胞子やホコリをある程度捕集するのに役立ちます。

しかし、根本的なカビ源が室内にある場合、空気清浄機だけでは限界があるため、やはりカビの除去掃除が欠かせません。カビが発生した場所はできるだけ早期に発見して清掃し、広がる前に対処しましょう。掃除の際にはマスクやゴム手袋を着用し、胞子を吸い込んだり皮膚に付けたりしないよう注意します。

住宅内でカビ臭がしたり目に見えるカビを確認したりしたら、市販の簡易検査キットや専門業者のカビ検査（真菌検査）を利用して種類や量を調べてみるのも一つの方法です。プロによる検査でどんなカビがどれくらい存在するかを把握できれば、必要に応じて適切な除去対策や消毒を行い、健康へのリスクを下げることができます。特に「黒カビかもしれない汚れがあって不安」という場合は、無理に自分で触らず専門業者に相談して安全を確認することが大切です。

上記のようなカビの臭いや再発、健康リスクの不安に対し、カビバスターズ福岡では専門技術を駆使したトータルサポートを提供しています。経験豊富なカビのプロとして、発生したカビの除去はもちろん、再発防止策や住環境の改善まで一貫してお手伝いいたします。ここでは当社が誇る主なサポート内容である「MIST工法®」と「真菌検査」、そして住環境を見直すための「住宅のカビ診断・対策プラン」についてご紹介します。

MIST工法®によるカビ除去・防止

カビバスターズ福岡が採用するMIST工法®は、霧状に噴霧する専用薬剤で室内のカビを徹底的に除去する独自の技術です。極めて細かなミスト状のカビ取り剤をお部屋全体に行き渡らせることで、壁の隙間や天井裏、床下の見えないカビ菌や胞子まで根こそぎ除去します。使用する薬剤は毒性検査や第三者機関による安全性試験をクリアしたものなので、人やペット、建材への影響が少ないのも特長です​。さらに、MIST工法®で使う薬剤には抗菌・防カビ効果も期待できるため、施工後もしばらくはカビの再発を抑制できます。通常の拭き掃除や市販スプレーでは行き届かない微細な部分まで処理できるので、カビ臭の原因除去や再発防止にも大変効果的です。

実際に当社が手掛けた施工事例でも、MIST工法®によって「部屋中のカビ臭が消えた」「何度も生えていたカビがピタッと止まった」といったお喜びの声を多数いただいています。カビでお困りの際は、安心・安全で徹底駆除を実現するMIST工法®によるプロのクリーニングをご検討ください。

真菌検査でカビの種類やリスクを特定

見えないカビの実態を把握するために、カビバスターズ福岡では真菌検査による科学的なアプローチも行っています。一般社団法人微生物対策協会と連携して専門的な検査を実施しており、専用の機器や培養によって室内に存在するカビの種類や量を詳しく調べることが可能です​。

例えば、以下のような手法で住環境中のカビ汚染状況を調査します。

・含水率調査：壁や床など建材内に含まれる水分量を測定し、湿気の溜まりやすい箇所（カビが発生しやすい場所）を特定します。

・空中浮遊菌検査：専用のエアーサンプラーで空気中のカビ胞子数を測定し、室内のカビ汚染度を「見える化」します​。

・培養による同定検査：寒天培地にスタンプして採取したカビを120時間以上培養し、顕微鏡で観察することでカビの種類を特定します​。

 

これらの検査により、「どんな種類のカビがどれくらいいるのか」「そのカビは健康や建物にどの程度のリスクがあるのか」がデータで明らかになります。検査結果は詳細な報告書としてまとめられ、今後の対策プランに活かされます。真菌検査を活用することで、目には見えないカビ被害を可視化し、的確な除去・防カビ対策を講じることが可能になります。当社では必要に応じて真菌検査をご提案し、お客様の住まいのカビ問題を科学的根拠に基づいて解決へ導きます。

住宅の健康診断としてのカビ調査・対策プラン提案

カビバスターズ福岡では、単に発生したカビを除去するだけではなく、住宅全体を診断して再発防止策を立てる「住宅の健康診断」のようなサービスにも力を入れています。お住まいの隅々まで調査し、カビの発生源や潜在的なリスク要因を洗い出した上で、包括的な対策プランを提案するものです。

具体的には、室内の様々な場所の湿度や含水率を計測してカビが発生しやすいポイントを突き止めたり、換気の状況や空調設備の清潔度をチェックしてカビ繁殖の原因を探ります。その結果に基づき、「浴室の換気扇をタイマー付きのものに交換して換気効率を上げる」「押入れにすのこを敷いて通気性を確保する」「基礎コンクリートのひび割れを補修して湿気の侵入経路を断つ」といった住環境の改善提案を行います。

建物の構造やお客様の生活スタイルも考慮し、最適なカビ対策をプランニングいたします。賃貸住宅で大掛かりな工事が難しい場合でも対応策を一緒に考えてまいります。まさに家の健康診断を受けるような感覚で専門家によるカビのチェックとアドバイスを受けることで、今後のカビ発生を未然に防ぎ、安全な住まいを維持することができます。

 

一般社団法人微生物対策協会

https://kabikensa.com/

春先は気温と湿度の上昇によりカビが発生・繁殖しやすく、放置すれば私たちの健康や大切な住まいに深刻な影響を与えかねません。嫌な臭いに悩まされたり、壁一面に広がったカビで家屋の価値が損なわれたりする前に、早めの対策を講じることが肝心です。日頃から換気や除湿を心掛け、気になる臭いやシミを見つけたら早期に対処することで、カビの被害は最小限に抑えられます。

また、自力での対策が難しい場合や、何度掃除しても再発して困っているという時は、無理をせずプロの力を借りることも大切です。カビバスターズ福岡では、MIST工法®による安全で確実なカビ除去や、真菌検査を活用した原因究明など、専門業者ならではの総合的なカビ対策サポートを提供しています。

カビは早期発見・早期対応が何より重要です。この春、少しでも「カビかも？」と感じたら、お悩みを抱え込まずにぜひ私たちカビバスターズ福岡までご相談ください。プロフェッショナルな視点と技術で迅速に対応し、皆様の大切な住まいをカビから守り、安心・快適に過ごせる環境づくりを全力でサポートいたします。