床下のカビ発生と対策|第1種機械換気換気でも防げない原因とカビバスターズ福岡の解決策
2025/02/14
こんにちは!カビバスターズ福岡のブログをご覧いただき、ありがとうございます。今回は、建築業者や工務店向けに、床下のカビ問題とその解決策について詳しく解説します。近年、基礎断熱住宅や床下断熱が普及する一方で、「第1種換気設備を設置しても床下にカビが発生する」というケースが増えています。これは、湿気や換気の問題、結露などが関係しており、徹底したカビ対策が求められます。
本記事では、床下のカビ発生の原因、換気システムだけでは解決できない理由、そしてカビバスターズ福岡が提供する専門的なカビ除去・防カビ対策(床下用除湿器・撹拌機の活用)について詳しく紹介します。床下カビを根本から防ぎ、施工品質を向上させるためのポイントをお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
床下のカビ発生メカニズムと防止策|第1種換気でも防げない理由と専門対策
こんにちは!カビバスターズ福岡のブログをご覧いただき、ありがとうございます。今回は、建築業者や工務店向けに、床下のカビ発生原因と対策について詳しく解説します。近年、基礎断熱住宅や床下断熱の採用が進む中で、「第1種換気設備を設置しても床下にカビが発生する」という問題が増えています。本記事では、床下の湿気や換気の問題、結露が引き起こすカビのメカニズムを詳細に分析し、さらに、カビバスターズ福岡が提供する専門的なカビ除去・防カビ対策(床下用除湿器・撹拌機の活用)について紹介します。建築業者として床下カビ対策を万全にし、施工品質を向上させるためのポイントをお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください!
床下にカビが発生する主な原因
床下でカビが発生する背景には、湿度や温度に関わる環境要因から施工上の問題まで、さまざまな原因が存在します。ここでは、特に注意すべき主な原因を解説します。
湿気と結露(外気との温度差による結露)
床下空間は外気と接する部分が多く、季節や昼夜の温度差によって結露が発生しやすい環境です。冬場に室内を暖房すると床下との温度差が大きくなり、冷たい基礎コンクリートや断熱材表面に湿気が水滴となって現れます。一方、夏場は湿度の高い外気が床下に流入し、比較的温度の低い床下で結露が生じることがあります。このように発生した結露水分は乾きにくく、木材や断熱材に吸収されることでカビの栄養源となってしまいます。
換気不足による湿度の停滞
床下の換気が不十分だと、一度上昇した湿度が床下にこもり続けてしまいます。従来の床下換気口が少ない設計や、換気経路の悪い構造になっていると、空気の流れが停滞しがちです。その結果、床下の湿度が常に高止まりし、カビが繁殖しやすい状態が維持されてしまいます。特に梅雨時や降雨後に湿気が滞留すると、床下の木部や断熱材に長時間湿気が触れることになり、カビ発生のリスクが飛躍的に高まります。
基礎断熱住宅・床下断熱の特性がもたらす影響
近年増えている基礎断熱住宅(基礎部分を断熱する工法)や、従来型の床下断熱(床下空間と室内を断熱材で区切る工法)では、それぞれ床下の湿気環境に特徴的な影響があります。基礎断熱では床下空間も室内と一体の温熱環境になるため外気の影響は受けにくいものの、気密性が高いぶん一度溜まった湿気が抜けにくくなります。また新築時には基礎コンクリートが乾燥する過程で大量の水分を放出しますが、基礎断熱住宅ではその水分が床下に留まりやすく、初期の段階でカビが発生しやすい傾向があります。一方、床下断熱では床下空間が外気に近い環境となるため通気口で換気を行いますが、夏場に外気の湿度をそのまま床下に取り込んでしまい、冷えた基礎や土壌表面で結露が発生することがあります。どちらの工法でも、特性に応じた湿気対策を怠るとカビの温床になりかねません。
床下の通気性と施工の影響(施工ミスや断熱材の影響)
床下環境は施工の質にも大きく左右されます。例えば、施工ミスによって防湿シート(防湿膜)の敷設漏れや継ぎ目の不備があると、地面からの湿気が直接床下に上がってきます。また、断熱材の施工不良(断熱材が隙間なく施工されていない、あるいは不要なところに詰め込まれて通気を妨げている等)は、床下の通気性を低下させ、湿気を閉じ込めてしまいます。さらに、建築途中に出た木材の切れ端や紙くずなどのゴミが床下に放置されていると、それ自体がカビの栄養源となりカビの発生を助長します。適切な施工と施工後の清掃、そして計画通りの通気経路確保が床下のカビ対策では不可欠です。
第1種機械換気設備を設置してもカビが生える理由
近年の住宅では24時間換気システムとして第1種機械換気設備(機械による給排気換気)が導入されることが多いですが、それでも床下のカビを完全には防げないケースがあります。理論上は十分な換気量を確保しているにも関わらずカビが発生するのはなぜでしょうか。その主な理由を見ていきましょう。
理論上の換気と実際の床下環境のギャップ
カタログ上は必要な換気回数を満たす換気設備であっても、実際の床下空間で隅々まで空気が行き渡っているとは限りません。床下は配管や基礎形状によって複雑な空間になっており、換気システムの設計どおりに空気が流れない「デッドスペース(停滞空気域)」が生まれることがあります。理論上の換気量は家全体の値であっても、床下の一部には湿った空気が滞留し、局所的に高湿度のままになってしまう可能性があります。このようなギャップにより、換気しているつもりでも床下の一部ではカビが育つ条件が揃ってしまうのです。
換気システムの設計と湿気の分布の問題
第1種換気システムは給気と排気を機械で同時に行うため、本来であれば家中の空気をコントロールできます。しかしその効果は、システムの設計・施工の善し悪しに左右されます。例えば、外気の取り入れ口や排気口の位置設定が不適切だと、床下の湿気を十分に排出できません。給気口が地下や水たまりの近くにあると湿った空気を取り込んでしまったり、排気の配置次第では床下の空気が効率よく入れ替わらず滞留する箇所が生じたりします。また、換気設備の換気量そのものが適切に調整されていないと、想定した通りに湿気が排出されず床下に湿気が残留します。換気システムの設計段階から湿気の流れを考慮し、実際の床下で均一に空気循環が起こるようプランニングすることが重要です。
換気だけでは不十分な結露対策
換気は空気中の湿気を移動させることはできますが、結露そのものを直接防ぐことはできません。床下の表面温度が露点を下回れば、たとえ換気で空気を入れ替えていても表面に水滴が付着してしまいます。例えば、夜間に外気温が下がった際、床下のコンクリートが冷えて結露が発生すると、換気システムが動いていても一度生じた水滴を取り除くことは困難です。その水滴が乾燥しきらず残留すれば、カビの発生源となります。したがって、換気のみでなく断熱による温度差緩和や除湿器の活用など、結露を防止・乾燥させるための対策を併用しないと、カビ発生を完全には防げません。
気密性能と断熱性能がカビリスクに与える影響
高気密・高断熱の住宅は外気の影響を受けにくく省エネ性能が高い反面、一度内部で発生した湿気が外に逃げにくい側面があります。床下も同様で、気密性の高さゆえに湿気がこもりやすく、カビのリスクが増す場合があります。また断熱性能が高い住宅では、床下空間と外気との熱交換が少ないため一見カビとは無縁に思えますが、断熱によって床下が外気から隔絶されている分、想定外の箇所に湿気が溜まると乾きにくくなります。さらに、第1種換気設備の排気が強力すぎると室内が負圧になり、微細な隙間から湿った外気を床下に引き込んでしまう現象も指摘されています。高性能な住宅ほど、「計画された換気」と「実際の湿度分布」の乖離に注意し、床下まで含めた湿度管理が必要になります。
カビバスターズ福岡の専門的なカビ除去と防カビ対策
以上のように、床下のカビ問題は単に換気するだけでは解決しないケースも多く、住宅の構造や設備に応じた総合的な対策が求められます。そこで頼りになるのが、カビ問題の専門業者によるプロフェッショナルなカビ除去・防カビ対策です。ここでは、カビバスターズ福岡が提供する専門サービスの内容とその効果についてご紹介します。
プロによるカビ診断と施工の流れ
まずは現場の徹底したカビ診断から始まります。床下にもぐり込み、カビの発生箇所や広がりを調査し、木材やコンクリートの含水率、床下湿度などを測定して原因を突き止めます。その診断結果にもとづき、最適な除去方法と防カビ策をプランニングしてお客様に提案します。施工では、カビの菌糸(根)まで残さず除去するために、当社独自のMIST工法®を含む専門薬剤や機材を駆使します。具体的には、カビ菌に効果のある薬剤を床下全体に噴霧・浸透させた後、ブラッシングや拭き取りでカビを根こそぎ除去し、必要に応じて防カビ剤を木部などに塗布します。施工後には再発リスクを抑える環境改善策も講じ、最後に湿度が適正に保たれているか確認して完了です。
床下用除湿器の活用(導入のメリットと適用環境)
カビバスターズ福岡では、床下の湿度を恒常的に下げる有効策として床下用除湿器の設置を提案することがあります。床下用除湿器は、狭い床下空間でも効率よく湿気を取り除けるよう設計された専用の除湿装置です。導入するメリットは、何と言っても床下の湿度をカビの生えにくい50~60%程度にまで下げられる点です。梅雨時や夏場でも床下を乾燥状態に保ち、結露の発生も抑制します。また、第1種換気設備では対応しきれない微妙な湿度コントロールが可能になるため、基礎断熱住宅など床下を外気にさらさない住宅でも大いに効果を発揮します。設置に際しては電源と排水ドレンが必要ですが、一度セットすれば自動湿度センサーで適切に稼働し、24時間体制で床下環境を守ってくれます。特に高温多湿な福岡の気候では、除湿器の活用が長期的なカビ予防に繋がります。
床下用撹拌機による空気循環の最適化
床下空間内の空気を強制的に循環させる床下用撹拌機(サーキュレーターや小型ファン)は、湿気の偏りをなくし床下全域の環境を均一に保つための強力な助っ人です。カビバスターズ福岡では、防カビ対策の一環としてこの床下用撹拌機の導入もご提案しています。撹拌機を床下に設置すると、換気口や除湿器から離れた死角エリアにも空気の流れを行き渡らせることができます。これにより、床下の隅々まで湿度を低減し、空気の淀み(よどみ)を解消します。特に複雑な間取りや広い床下を持つ住宅では、一台で360度に風を送る撹拌機を数台配置することで、効率的に空気循環を最適化できます。撹拌機は消費電力も小さく24時間運転が可能なため、設置後は常に床下の空気を動かし続け、カビの発生しづらい環境を維持します。
施工実績と防カビメンテナンスの重要性
カビバスターズ福岡は福岡県内を中心に数多くの住宅の床下カビ問題を解決してきた施工実績があります。その経験から培われたノウハウにより、住宅ごとの状況に応じた的確な対策が可能です。また、一度カビを除去して対策を施した後も、定期的な防カビメンテナンスを続けることが重要です。時間の経過とともに住宅の環境は変化します。小さな地震や経年による隙間の発生、水道管の劣化による微漏水など、新たな湿気要因が生じることもあります。プロによる定期点検を受ければ、床下の湿度やカビの再発をモニタリングでき、早期に手を打つことができます。カビバスターズ福岡では、施工後の定期診断や、防カビ効果が持続するコーティングの再塗布サービスなども提供し、長期にわたってお客様の住まいをカビから守ります。
建築業者・工務店が取り入れるべき床下カビ対策のポイント
最後に、建築業者や工務店の立場で是非押さえておきたい、床下カビ対策のポイントをまとめます。新築・リフォーム問わず、以下の対策を取り入れることで、床下のカビ発生リスクを大幅に低減できます。
・設計段階での湿気対策の工夫: プランニングの段階から床下の湿気対策を盛り込みましょう。例えば、基礎パッキン工法や十分な床下換気口の配置で通風を確保したり、防湿シートを基礎全体に敷設して地面からの湿気を遮断したりすることが有効です。また、気候に応じて基礎断熱と床下断熱のどちらが適切かを判断し、それぞれの工法に応じた結露防止策を組み込むことも大切です。
・施工ミスを防ぐための注意点: 現場施工では些細なミスが後々のカビ問題につながります。防湿シートの重ね合わせ部分はテープでしっかり密閉する、基礎コンクリート打設後は十分な乾燥期間を設ける、断熱材は設計通りに隙間なく施工する、といった基本を徹底しましょう。床下換気口を塞ぐような資材の置き忘れにも注意が必要です。また、引き渡し前には床下にゴミや木屑が残っていないか確認し、清掃を行うことでカビの栄養源を断ちます。
・定期的な床下診断とメンテナンスの重要性: 引き渡し後も、定期点検サービスなどで床下の状況を把握する仕組みを提案すると良いでしょう。数年に一度、床下点検口から湿気状態やカビの有無をチェックすることで、早期に問題を発見できます。特に築後初めての梅雨や夏を迎える前後には点検を行い、必要に応じて除湿器の設置や防カビ施工の追加など対処を検討します。定期メンテナンスは施主の安心にも繋がり、長期的な信頼関係構築のポイントです。
・プロ業者との連携でトラブルを未然に防ぐ: 自社だけで対応が難しいカビ問題は、早めにカビ専門業者と連携するのが得策です。建築計画の段階で専門家の意見を聞けば、地域特有の気候に合わせたカビ対策の提案を受けられます。万一、施工後にカビが発生してしまった場合でも、信頼できる専門業者とパートナーシップを築いておけば迅速に対応できます。結果的に施主の満足度向上やクレーム防止にも繋がり、施工会社としての評価アップにも寄与するでしょう。
まとめ:お問合せ
床下のカビ発生メカニズムから効果的な防止策、そして専門業者による対策まで詳しく解説しました。床下のカビ対策は住宅の寿命と居住者の健康に直結する重要なテーマです。ぜひ本記事の内容を踏まえて現場に活かし、カビ知らずの快適な住環境づくりにお役立てください。もし床下のカビでお困りの際は、カビバスターズ福岡までお気軽にご相談ください。プロの力で大切な住まいをしっかり守らせていただきます。
お問い合わせはこちら!
公式サイト https://kabibusters-fukuoka.jp/
電話:090-8159-7525
営業時間:9:00~18:00
----------------------------------------------------------------------
稼働エリアは九州全域:福岡県・熊本県・佐賀県・長崎県・大分県・宮崎県・山口県
カビバスターズ福岡
〒813-0002 福岡県福岡市東区下原3丁目21-14
電話番号 : 090-8159-7525
【検査機関】
一般社団法人微生物対策協会
----------------------------------------------------------------------