シンク下がカビ臭い?原因は配管周りの隙間!プロが教える簡単対策法!
2025/04/06
目次
シンク下にカビが発生する原因
シンク下は湿気がこもりやすく、カビにとって絶好の繁殖場所です。まずはシンク下にカビが生える主な原因を見てみましょう。
温度差による結露
キッチンではお湯や水を使うため、排水管が温度変化します。冬場に熱いお湯を流すと冷えたシンク下空間との温度差で結露が発生し、湿度が急上昇します。夏場でも床下の暖かい空気が冷房で冷えたシンク下に流れ込むと結露を招きます。こうした結露水が蓄積するとカビの温床になります。
通気不足と湿気滞留
シンク下は扉で密閉され、換気扇もないため湿った空気が滞留しがちです。さらに収納スペースとして物を詰め込みすぎると空気の流れが悪くなり、湿気が逃げにくくなります。定期的に扉を開けて換気しないとジメジメした環境が続き、カビが好む高湿度状態が維持されてしまいます。
汚れの蓄積
シンク下は掃除の手が届きにくく、ホコリや食品カスなど汚れが溜まりがちです。ホコリや残渣はカビの栄養源になり得るため、不衛生な状態ではカビが繁殖しやすくなります。また、調理器具を洗った後に水滴が付いたまま収納すると、その水分も湿気源となりカビ発生を助長します。
配管からの漏れや結露
排水管や給水管自体の結露、水漏れも見逃せません。排水トラップにたまった水や、微細な漏水があるとシンク下が常に湿った状態になります。特に排水管の故障・工事不良でずれていたり穴が開いていたりすると、いくら掃除や除湿をしてもカビ臭が改善しません。配管不具合が疑われる場合は早めに修理対応が必要です。
このように湿気(結露や漏水)と通気不足が重なるとシンク下はカビだらけになってしまいます。逆に言えば、湿度管理と換気がカビ対策の鍵になります。
床板と配管周りの隙間による湿気流入・床下とのつながり
シンク下の配管まわりに隙間があると、床下の空間と繋がってしまい構造的なリスクを生みます。床下は地面に近く湿気がこもりやすい場所のため、その湿った空気が隙間を通じてシンク下に侵入してしまうのです。結果としてシンク下の湿度が上昇し、カビの繁殖が一層促進されてしまいます。
床下から上がってくる空気は季節によってシンク下で結露を引き起こします。例えば冬は床下の冷たい空気がシンク下に流れ込み、室内の暖かい空気と触れて結露しやすくなります。夏は逆に床下の暖かい湿気が冷房で冷えたシンク下に入り込んで水滴を生じさせます。このように床下と繋がった隙間は、まるで床下の湿気をポンプで送り込むかのようにカビ発生の原因を作り出してしまうのです。
さらに、床下に繁殖しているカビの胞子やカビ臭も隙間を通じて室内に拡散する恐れがあります。床下が土壌やコンクリートで湿っていると、そのカビ臭やカビ菌がキッチンのキャビネット内に上がり込み、不快な臭いの発生源にもなります。構造的に床下と連通している状態は、住宅の衛生環境を悪化させ健康リスクを高める要因となります。
では、なぜそのような隙間が生じるのでしょうか?原因としては、新築時の施工不良や経年劣化があります。通常、配管と床板の隙間はシリコンや発泡剤で気密処理(コーキング)されます。しかし施工業者の見落としや手抜きでコーキングがされていなかったり、劣化して隙間が開いてしまったりするケースがあります。実際、新築住宅でも配管周りのコーキング未施工が原因でシンク下にカビが発生する例があります。
対策: もしシンク下を点検して配管まわりに隙間が見つかったら、速やかに隙間を塞ぐ処置を行いましょう。一般的には耐水性のコーキング材やウレタンフォームで充填し、必要に応じて配管用の化粧リング(カバー)を取り付けます。こうすることで床下とシンク下の空気の行き来を遮断し、湿気や臭い・害虫の侵入を防ぐことができます。構造的なリスクは専門業者や施工業者に補修を依頼し、根本から解消することが重要です。
シンク内カバー下のカビ・配管の状態と見えないカビの見つけ方
シンク下のカビは目に見えにくい場所で進行することが多く、扉を開けただけでは気付かないこともあります。そこでポイントになるのが、シンク下収納の底板(シンク内カバー)を外して内部を確認することです。底板を取り外すと、普段隠れている配管まわりや床下との境目が見える場合があります。ここに黒い斑点やカビ臭があれば、隙間から侵入した湿気により見えない所でカビが発生している証拠です。
配管の状態チェック
まず配管そのものを点検します。給排水管に結露水が付いていないか、接合部から水漏れがないか確認しましょう。配管と床のつなぎ目(貫通部)に注目し、コーキングやパッキンがしっかり施されているかも要チェックです。もし下水のような臭いが上がってくる場合、配管と床の隙間や排水トラップの封水切れが原因で臭気や菌が逆流している可能性があります。シンク下からの臭いが気になるときは、配管まわりの気密性と排水管の異常を疑ってみてください。
見えないカビの見つけ方
カビは表面に見えるものだけではありません。カビ臭は重要な手掛かりで、カビ特有のカビ臭い匂いがしたら目に見えなくてもカビが潜んでいる可能性が高いです。シンク下に敷いているシートの裏、配管の陰、キャビネットの奥の壁面など、光の届かない場所に懐中電灯を当ててみましょう。黒や緑の斑点があればそれがカビです。底板の裏側も見逃せません。底板を裏返した際にカビだらけになっていたという報告もあります。
シンク下底板(パネル)の裏側には、床下からの湿気により無数のカビが発生していました。このように普段見えない部分にカビが潜んでいるケースもあります。
さらに、床下点検口がキッチン付近にある場合は開けて床下環境を確認することも有効です。床下にカビ臭やカビの痕跡がないか、木材が濡れていないかチェックしましょう。見えないカビを放置するといつの間にか被害が拡大し、構造体の腐朽に繋がる恐れもあります。少しでも異変(臭い・シミ・変色)を感じたら早めに原因を突き止めることが肝心です。
自力対策の限界とプロによる施工の違い
シンク下のカビに気付いたとき、まずは家庭用のカビ取り剤やアルコールで掃除を試みる方も多いでしょう。確かに市販のカビキラーや漂白剤で一時的にカビを落とすことは可能です。しかし、自力対策には限界があり、プロの施工とは大きな差があります。その主な違いを見てみましょう。
表面除去だけでは再発する
市販薬剤で拭き取るだけのカビ取りでは、カビを根本から除去できない場合が多いです。表面上は綺麗になっても木材内部の菌糸(根)や空気中の胞子が残っていれば、すぐにまたカビが生えてきてしまいます。実際、週1回も掃除していたのにカビが再発し続けたケースも報告されています。プロのように根まで殺菌しないと再発リスクは高いままなのです。
使用薬剤と安全性
自力で使う塩素系漂白剤や強力なカビ取り剤は刺激臭が強く、吸い込むと健康への影響も心配です。さらに、こうした薬剤は素材への負荷も大きく、木材や金属を傷めたり変色させてしまうことがあります。プロの業者が使用する薬剤は、安全性に配慮した成分で構成されており刺激臭も少なく人体やペットに無害です。例えばカビバスターズ福岡のMIST工法®で用いる専用液剤は、第三者機関の安全試験をクリアしたものなので安心して施工を任せられます。
素材を傷めず根こそぎ除去
DIYではカビを落とすためにゴシゴシ擦ったり、場合によっては紙やすりで削るといった荒療治をせざるを得ないこともあります。しかしこれではキャビネットや床板を傷つけてしまい素材劣化を招きます。カビバスターズのMIST工法®では特殊ミスト噴霧により素材を削らず擦らずにカビを除去でき、デリケートな木材やクロスを傷めません。大切なキッチン設備を守りながらカビだけを根絶できる点はプロならではの強みです。
見えない部分への対処
自分で出来る掃除は目に見える範囲が限界です。キャビネットの奥や配管の裏、床下空間までは手が届かず、そこに残った胞子がまた繁殖源になります。一方、プロの施工では部屋全体に行き渡る微細な薬剤ミストや専門機材を使うため、隅々のカビまで処理が可能です。MIST工法®によるミスト噴霧は壁の隙間や床下の見えないカビ菌・胞子まで根こそぎ除去できるため、拭き掃除や市販スプレーでは行き届かない微細部分のカビも残しません。この徹底度の違いが、カビ臭の原因除去や再発防止効果に大きな差を生みます。
総じて、市販の対策は応急処置に留まりがちで、再発を繰り返すうちに素材が劣化したり健康被害のリスクも高まります。一方プロのカビ取りは、原因から解決することで再発率をぐっと下げ、長期的な安心を提供します。「何度掃除してもシンク下のカビ臭が消えない」「カビを落としてもすぐ生えてくる」とお困りの場合は、早めにプロの力を借りることを検討すべきでしょう。
カビバスターズ福岡のMIST工法®による除去と再発防止の流れ
カビバスターズ福岡では、独自開発のMIST工法®を用いてシンク下のカビを根本から除去し、再発しない環境づくりまでサポートしています。ここではプロによる施工の一連の流れをご紹介します。
現地調査とカビの診断
まずは専門家がシンク下の状況を詳しく調査します。カビの発生範囲や原因箇所を特定し、必要に応じて含水率測定やカビ菌の種類検査を行います。これにより見えないカビの分布を「見える化」し、最適な除去プランを立てます。例えば床下や壁内に広がっている場合はその範囲も含め対策を検討します。
施工プランのご提案
調査結果に基づき、どのような方法で除カビ施工を行うかを説明し了承をいただきます。シンク下周辺の物品移動や養生(他の箇所を汚さないカバーリング)も行い、施工準備を整えます。隙間の有無など構造的問題も確認し、必要なら隙間封鎖や乾燥措置も計画に含めます。
MIST工法®によるカビ除去
いよいよMIST工法®での除カビ作業です。これはカビバスターズ福岡が採用する独自技術で、専用薬剤を極めて細かな霧状(ミスト)にして空間全体に行き渡らせるものです。ミストがシンク下の隅々まで行き届き、底板の裏や配管周り、壁の隙間、床下の見えないカビ菌や胞子まで根こそぎ除去します。薬剤は対象のカビの種類や素材に合わせて調合されたもので、木部や金属を傷めずにカビだけを死滅させます。施工中はカビ由来の汚れが垂れたり胞子が飛散しないよう特殊な機材とテクニックで丁寧に処理し、空間全体を除菌施工して清潔に保ちます。
再発防止処理(抗菌・防カビ施工)
カビを除去した後は、抗菌剤や防カビ剤のコーティングを行います。MIST工法®で使用する薬剤自体に抗菌・防カビ効果が期待でき、施工後しばらくカビの再発を抑制できます。必要に応じてオゾン燻蒸や抗菌コート剤の塗布を追加し、長期的にカビが生えにくい状態に仕上げます。また、施工時に判明した湿気の原因(例: 配管隙間や換気不足)に対しても、コーキング処理や除湿対策の提案を行い、再発リスクを徹底的に低減します。
仕上がり確認とメンテナンス
最後に依頼者様と一緒に仕上がりを確認します。カビ臭が消え、見違えるように清潔になったシンク下に驚かれるお客様も多いです。施工後の注意点や、今後カビを発生させにくくするための日常の工夫(換気や湿度管理など)についてアドバイスいたします。必要に応じて定期検査や追加の真菌検査サービスも提供し、長期間にわたり快適なキッチン環境を維持できるようフォローします。
以上がプロによるカビ除去と再発防止施工の流れです。特にMIST工法®は「擦らず・削らず・人体に安全」を実現した画期的な技術であり、従来方法では対処が難しかった根深いカビにも効果を発揮します。実際に「部屋中のカビ臭が消えた」「繰り返していたカビがピタッと止まった」など多くの喜びの声が寄せられており、その再発防止効果の高さが伺えます。
まとめ
カビバスターズ福岡の専門施工なら、シンク下の頑固なカビ問題も安全かつ確実に解決可能です。一般家庭はもちろん、賃貸物件を管理する不動産会社様や施工業者様からのご相談にも対応しております。シンク下や床下のカビでお困りの際は、お気軽にカビバスターズ福岡までご相談ください。プロの手によるMIST工法®施工で、キッチンを清潔でカビのない快適空間に甦らせます!
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