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賃貸の壁紙に生えたカビの原因と正しい対処法

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賃貸の壁紙カビは誰の責任?原因から対処法まで完全ガイド!

賃貸の壁紙カビは誰の責任?原因から対処法まで完全ガイド!

2025/03/24

こんにちは!カビ取り専門のカビバスターズ福岡です。 賃貸物件に住んでいると、いつの間にか壁紙に黒ずみができて「これってカビ?」と不安になることがありますよね。でも壁紙のカビをそのまま放置すると健康を害したり、退去時に費用負担が増えたりとトラブルの原因にもなります。そこで今回は、賃貸住宅における壁紙のカビ問題について、発生する原因や自分でできる簡単な対処法、カビ取り業者に頼むタイミングなどを詳しくお伝えしていきます!

目次

    賃貸住宅の壁紙に発生したカビ問題を徹底解説

    はじめに

    賃貸住宅に住んでいると、壁紙に「カビ」が生えてしまう悩みは意外とよくあります。特に日本の高温多湿な気候では、梅雨時や冬場の結露などでカビが発生しやすく、一度生えるとどんどん広がってしまう厄介な問題です。しかし、壁紙のカビを放置するのは絶対に禁物です。カビは放っておくと胞子を飛ばして繁殖範囲を広げ、壁紙の表面だけでなく裏側や下地にまで根を張ってしまい、除去が難しくなる可能性があります​。最悪の場合、建物自体の構造を傷めて大掛かりな修繕(リフォーム)が必要になることもあり得ます​。さらに、カビは見た目が悪いだけでなく、私たちの健康にも悪影響を及ぼす恐れがあります。このブログ記事では、賃貸物件で発生した壁紙のカビについて、原因や健康へのリスク、対処法から責任の所在、防カビ業者の活用まで、一般の方にも分かりやすく専門的に解説します。カビ問題に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

    壁紙にカビが発生する原因

    壁紙にカビが生えてしまう一番の原因は湿気(湿度の高さ)です​。カビは湿度70〜80%以上かつ気温20〜30℃程度の環境で特に繁殖しやすく、ホコリや汚れなどの栄養源があればさらに増殖します​。賃貸住宅では次のような要因で室内の湿度が高くなり、カビの発生を招きます。

    ●換気不足・風通しの悪さ: 部屋の換気が十分でないと湿気がこもりがちです。特に梅雨時や夏場は空気中の水分量が多く、換気を怠ると部屋の湿度が高止まりします​。また高気密・高断熱の住宅では意識的に換気しないと湿度が溜まりやすい構造です​。日当たりが悪かったり、隣家が近い・家具が壁に密着している部屋では風の通り道が少なく湿気が逃げにくいため、壁と家具の間や押し入れの奥といった場所に湿気が溜まりやすくなります​。その結果、窓ガラスやサッシのまわり、押し入れ内部、家具の裏側など結露ができやすい場所にカビが発生しやすいのです​。

    ●結露: 冬場など室内外の温度差が大きい時期には、窓や壁面に水滴がつく「結露」が頻繁に起こります。結露した水分が壁紙を濡らし、そのまま乾かない状態が続くとカビの温床になります​。特に断熱性の低い古い窓や、逆に高断熱で室内の暖気がこもる住宅でも結露が発生しやすく注意が必要です​。窓際や外壁に面した壁、北側の部屋などは結露により壁紙がしっとりしやすく、カビが生えやすい場所と言えます。

    ●水漏れ・雨漏り: 天井付近や壁の高い位置にカビが発生している場合、建物の雨漏りが原因のケースもあります​。少量の雨水でも見えない所で壁内部に染み込み、カビを繁殖させる可能性があります。また、配管の破損によるわずかな漏水なども気付きにくく、壁の裏でカビが広がる原因になります​。これらは建物の設備不良によるカビ発生例です。

    ●掃除や生活上の問題: 部屋干しや加湿器の過剰使用で室内が常に高湿度になっているとカビが生えやすくなります。さらに壁を水拭きした後にしっかり乾拭きせず水分を残してしまうと、逆にカビ繁殖を促してしまうことがあります​。梅雨時や夏場は壁が乾きにくいので、水拭きした後は十分な乾拭きと換気が必要です。

    このように、「湿気」と「栄養(汚れ)」と「適温」が揃うと壁紙にカビが発生します​。特に湿度コントロールと換気が不十分な環境では要注意です。住まいでは完全にカビの発生をゼロにすることは難しいですが、原因を知って適切に対策することでカビが生えにくい環境を作ることができます。

    カビがもたらす健康リスク

    壁紙に発生したカビは、建物や内装へのダメージだけでなく住んでいる人の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。カビそのものや、カビが放出する微細な胞子を長期間吸い込むことで、さまざまな健康被害が報告されています。たとえばアレルギー性の症状は代表的です。カビは喘息発作やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を引き起こす誘因となり、これらの症状を悪化させる原因にもなります​。実際、カビの胞子を吸い込んだことで鼻水・鼻づまりや咳が出たり、肌にかゆみや炎症が生じるケースがあります。カビが原因で起こるアレルギー性鼻炎は一種の「カビアレルギー」で、花粉症と同様のつらい症状が現れることがあります。また、カビの発生した部屋に長く暮らすことでシックハウス症候群(頭痛やめまいなど、室内空気の汚染による体調不良)を起こす一因になるとも考えられています​。さらに免疫力の低い乳幼児や高齢者の場合、カビによる気管支炎や肺炎を誘発するリスクも指摘されています。

    このように、カビは見えないところで住人の健康を蝕む危険な存在です。日頃からカビを発生させない工夫をすることはもちろん、万が一カビを見つけたら早めに除去して健康被害を未然に防ぐことが大切です。

    カビの責任は誰にある?~貸主・借主それぞれの責任範囲と原状回復義務

    賃貸物件で壁紙にカビが発生した場合、「その責任は誰にあるのか」「修繕費用は誰が負担するのか」という問題が生じます。結論から言うと、カビ発生の原因によって費用負担者(責任の所在)は貸主(大家)か借主(入居者)のどちらかに分かれます​。賃借人(借主)には日常的に物件を適切に維持管理する「善管注意義務(ぜんかんちゅういぎむ)」があり、通常の使用の範囲を超える損耗を与えた場合には原状回復(退去時にもとの状態に戻す)責任を負います。一方で建物自体の欠陥や経年劣化による損耗は本来貸主側の負うべき責任です。そのため、カビの原因がどちらにあるかで負担の範囲が変わるのです。

    国土交通省の「原状回復をめぐるガイドライン」においても、結露によるカビを放置して広げてしまった場合は自然な経年劣化とは認められず、借主が原状回復費用を負担すべき損耗と判断されることが多いとされています​。つまり、「入居者の不注意・過失によって生えたカビ」は基本的に入居者側の責任になるということです。具体的には、日常の手入れ不足や生活上の過失で発生したカビがこれに当たります。例えば以下のようなケースでは借主に責任が及ぶ可能性が高いでしょう。

    ●借主の責任となる例: 窓や外壁の結露を長期間放置し、その水滴で壁紙にカビを繁殖させてしまった場合や、浴室のカビを放置して黒カビだらけにしてしまった場合などです​。これらは本来こまめな換気や清掃で防げたはずのカビであり、借主の善管注意義務違反(不注意)による損耗とみなされます。放置期間が長くカビが広範囲に拡大した場合は「通常使用の範囲」を超える損傷と判断され、退去時に壁紙の張替え費用等を借主が負担する可能性が高いです。

    ●貸主の責任となる例: 建物の構造上の問題や設備不良が原因で発生したカビです。例えば断熱性の低い窓の構造上どうしても結露しやすく壁にカビが生えた場合や、外壁のひび割れから雨水が浸入して壁紙の内側にカビが発生した場合、コンクリート打ちっぱなしの壁で構造的に湿気がこもりカビが生えた場合などは、基本的に貸主側が修繕費用を負担することになります​。借主に過失がない(普通に生活していた)にも関わらず構造上カビが生えたのであれば、それは貸主側の責任範囲と考えられるからです。

    なお、判断が難しいグレーなケースも存在します。たとえば結露が原因でも、借主がすぐに貸主や管理会社へ報告せず放置した結果カビ被害が拡大したような場合には、借主にも一部責任があるとみなされることがあります​。反対に、入居者が「建物の構造上の問題でカビが生えたのだから自分の責任ではない」と主張し、トラブルに発展する例もあります​。基本的には契約書の特約やガイドラインに沿って話し合いで解決しますが、カビ発見時には早めに貸主や管理会社に相談・報告することが大切です。そうすることで責任の所在を明確にし、お互い納得のうえで適切な対処・修繕を進めやすくなります。

    自分でできるカビの対処法(安全な掃除方法と薬剤・注意点)

    壁紙にカビを見つけたら、早めに対処することが重要です。【小範囲で初期のカビ】であれば、専門業者に頼まなくても自分で掃除して除去できる場合があります​。ここでは一般的なビニールクロス壁紙を想定した安全なカビ取り方法をご紹介します。カビ取り作業をする際は、以下の手順とポイントに沿って慎重に進めましょう。

    カビ取り掃除の手順

    1.準備と換気: 作業前に部屋の窓を開け放ち、十分に換気します。カビの胞子を吸い込まないようにマスクを着用し、皮膚を守るためゴム手袋をはめてください​。掃除中に胞子が飛散する可能性があるので、この準備は必須です。

    2.道具と薬剤を用意: 用意するものは、市販のアルコール除菌スプレー(エタノール)、家庭用の塩素系漂白剤(カビ取り剤やキッチン用漂白剤など)、それから使い古しの雑巾や布です​。漂白剤を使う際は刺激臭が強いのでゴム手袋・マスク着用は必ず守りましょう。なお、壁紙の材質がビニールクロス以外(紙や布など)の場合、水分や洗剤がシミになる恐れがあるため、自分での対応が難しいことがあります​。その場合は無理せず業者への相談や壁紙張替えを検討してください。

    3.アルコールでカビを拭き取る: 雑巾または布にアルコール除菌スプレーをしっかり染み込ませ、カビの生えている部分をやさしく拭き取ります​。ゴシゴシ強く擦る必要はありません。強く擦るとかえって壁紙を傷つけ、傷にカビが入り込んで根を深くしてしまう恐れがあります​。カビを拭う際は、ぽんぽんと押さえるようにしてカビを布に移すイメージで行いましょう。また、目に見えるカビだけでなくその周囲も含めて広めに拭くことがポイントです。カビの周辺には見えない胞子が飛んで付着している可能性があるため、患部だけでなく少し広めの範囲を除菌しておくと安心です。

    4.漂白剤で除去(必要に応じて): アルコール拭きだけでは落ちない頑固な黒カビには、塩素系漂白剤を使用します​。カビ取り用洗剤(次亜塩素酸ナトリウム配合)でも台所用漂白剤でも構いません。使い方は製品の説明に従いますが、スプレータイプならカビ部分に吹き付けて数分おき、再度雑巾で優しく拭き取ります。液だれしないようキッチンペーパーを当ててパックする方法も効果的です。漂白剤は強力なので、作業後は薬剤が残らないよう水拭き・乾拭きで念入りに拭き取ることも忘れないでください。塩素系漂白剤を使った後に成分が壁に残っていると、後から湿気を吸った際に再び溶け出して壁紙を傷めたり、手に触れて肌荒れの原因になる可能性があります​。しっかり拭き上げましょう。

    5.仕上げ乾燥: 最後にアルコールスプレーをもう一度吹きかけて除菌し(漂白剤使用後の場合は十分に水拭きした後にアルコールを)、窓を開けたまま壁面を完全に乾燥させます​。水気が残っていると再びカビが発生しやすくなるため、仕上げに乾拭きしてしっかり乾燥させることが重要です​。扇風機やエアコンのドライ機能を使ってもよいでしょう。壁が完全に乾けば作業完了です。

    以上が自分でできる基本的なカビ取りの手順です。使用した布やペーパーは使い回すと胞子を拡散させてしまうので、作業後はビニール袋に入れて密閉し、ゴミとして処分してください。作業中に体調が悪くなった場合はすぐに中断し、十分な換気を行いましょう。

    カビ掃除の際の注意点

    カビ取り作業では扱う薬剤や方法を誤ると、健康被害や二次被害を起こす危険があります。安全に作業するために、以下のポイントに注意してください。

    ●薬剤を混ぜない: 塩素系漂白剤(カビ取り剤)と酸性洗剤(お酢やクエン酸、サンポールなどトイレ用洗剤等)は絶対に一緒に使わないでください。有害な塩素ガスが発生し、最悪場合命に関わります​。「混ぜるな危険」と表示された洗剤は、単独で使用しましょう。

    ●壁紙を強く擦らない: 上述の通り、カビを落とそうとゴシゴシ擦るのは逆効果です。壁紙の表面に傷が付くと、そこにカビが入り込んで余計に除去しづらくなります​。クロスを傷めないよう、基本は優しく拭き取ることを心がけましょう。

    ●カビ取り剤使用後の拭き取り: 市販のカビキラー等を使用した場合、成分を完全に洗い流せない環境(壁など)では、丁寧に拭き取ることが大事です​。乾燥後も成分が壁に残っていると再度湿気を吸ったときに溶出し、人体や壁に悪影響を及ぼす恐れがあるためです。

    ●作業後の換気も徹底: 作業中だけでなく、終わった後もしばらく窓を開けて換気し、室内に漂うカビ臭や薬剤臭を追い出しましょう。部屋の空気が入れ替わるまで20~30分程度は換気すると安心です。

    以上の点に注意しながら対処すれば、軽度のカビであれば自力である程度きれいにすることができます。ただし、拭き取っても壁紙に黒ずみシミが残ってしまう場合があります。そのシミ自体は死んだカビの色素や汚れですが、美観を損ねますので、後述する壁紙の張替えを検討するか、完全に除去したい場合はプロに相談すると良いでしょう。

    壁紙の交換は必要?費用は誰が払う?

    壁紙に発生したカビがごく一部で表面的なものなら、前述のような掃除で対応できることもあります。しかし、カビがひどい場合や壁紙に染み込んで取れない場合、壁紙自体を交換(張替え)する必要が出てくることがあります​。長期間カビを放置してしまい壁紙の奥深くまで浸透してしまったケースでは、どれだけ丁寧に掃除しても完全に取り切れないことがあります。そのようなときは思い切って壁紙を新しく張り替える方が確実です​。ただし、新しく張替える際には再発防止策も考えましょう。せっかく綺麗にしても、元の湿気環境が改善されなければまたカビが生えてしまう可能性があります​。再発を防ぐため、抗カビ剤で下地処理を施したり、防カビ仕様の壁紙を選ぶことがおすすめです​。最近は防カビ機能のあるクロスも市販されていますので、業者に相談すると良いでしょう。

    では、実際に壁紙の張替えが必要になった場合、その費用は誰が負担するのでしょうか?この点も原因と責任の所在によって異なります。基本的には上述した責任区分と同様で、借主の過失によるカビ被害で壁紙を張り替える場合は借主負担、建物側の要因によるカビなら貸主負担となります​。借主負担となる場合、その費用は敷金(保証金)から差し引かれるか、足りなければ追加で支払う形となるのが一般的です。一方、構造的な欠陥など貸主側の責任によるカビであれば、貸主が自費で壁紙の張替えや修繕を行うことになります。トラブルを避けるためにも、カビが生えた原因について貸主・借主で共通認識を持ち、必要に応じて専門業者の意見も聞きながら対応方針を決めると良いでしょう。

    費用の目安も気になるところですが、カビの広がり具合や張替え範囲によって大きく異なります。壁一面のクロス張替えとなれば数万円単位の費用がかかることもありますし、逆に数ヶ所の部分補修で済む程度なら数千円〜1万円程度で収まる場合もあります​。もし入居中に発生したカビを自分で除去しきれず専門業者に頼んだ場合、その費用(清掃費用)は基本的に入居者負担となります。また退去時に壁紙張替えが必要と判断された場合、契約内容にもよりますが、通常は経年劣化分を差し引いた上で残りを借主が負担する形になります。いずれにせよ早めに発見・対処して被害を最小限に留めることが、余計な費用負担を抑えるコツと言えるでしょう​。

    カビ取り業者に依頼するべきタイミングとメリット

    自分でカビ取りを試みても落としきれない場合や、そもそもカビの範囲が広かったり酷い臭いが発生している場合は、無理をせずプロのカビ取り業者に依頼することを検討しましょう​。例えば、壁一面に黒カビがびっしり生えていたり、壁紙の裏や下地までカビが及んでいるような重度のケースでは、家庭で対処するのはほぼ不可能です​。表面上は拭き取れたように見えても内部に根付いたカビは再発しやすく、根本的な解決には専門的な除去作業が必要になります。また、カビがエアコン内部や天井裏など手の届かない所に及んでいる場合も、業者でなければ十分な清掃は困難です。健康面で不安がある方(喘息やアレルギー持ちの方など)も、自分でカビ掃除をすることで症状が悪化する恐れがあるため、最初から業者に任せた方が安心です。

    では、カビ取りのプロに依頼するとどんなメリットがあるのでしょうか?主なメリットを挙げると以下のような点が挙げられます。

    ●根本からのカビ除去: プロの業者は専門の薬剤や機材を用いて、カビを表面だけでなく根本から取り除いてくれます​。自分で行う掃除だと表面上きれいになっても見えない部分に菌糸や胞子が残り再発することがありますが、業者であれば壁の内部に浸透したカビまで徹底的に処理可能です。その場しのぎではない再発しにくい確実な除去が期待できます。

    ●防カビ・再発防止処理: カビ取り業者はカビを除去した後、必要に応じて防カビ剤によるコーティング(抗菌コート)を施してくれます。プロに依頼する最大のメリットの一つは、再発防止を徹底できる点です​。市販の薬剤で自力でカビを取っても、その後の予防策まではなかなか手が回りません。業者であれば作業の仕上げに抗菌・防カビ施工を行い、長期間カビが生えにくい状態にしてもらえることがあります​。これにより安心して暮らせる環境を取り戻せるでしょう。

    ●手の届かない場所も安全・確実に清掃: 天井近くの壁やエアコン内部、家具の裏側など、自分では掃除しにくい場所のカビも業者なら問題ありません。専門器具で分解洗浄したり、高所作業もプロの技術で安全に行ってくれます​。高い脚立に乗っての作業や狭い隙間での無理な姿勢の作業はケガのリスクもありますが、プロに任せればそういったリスクを回避できます。

    ●健康への配慮と迅速な作業: カビ取りのプロはカビによる健康被害を熟知しており、作業中の防護や周囲への二次被害防止策を徹底しています。特殊な防護マスクやエアフィルターを使って胞子が飛散しないよう作業し、作業後は空気中のカビ菌検査や除菌まで行ってくれる業者もいます。短時間で効率よく作業してくれるため、長引くカビ臭や作業によるストレスも少なく済みます。結果的に自分で何日もかけて奮闘するより、プロに任せた方が早く安全に問題解決できる場合が多いです。

    もちろん業者に依頼すると費用はかかりますが、広範囲のカビを自力で取ろうとして強い薬剤を何本も買ったり、壁紙を駄目にして張替えることを思えば、早めにプロに任せた方が結果的に経済的・効率的なケースも少なくありません。カビの程度が軽微なうちは自分で対応し、以下のようなタイミングで業者に相談するのが一つの目安です。

    業者に相談すべきタイミングの目安

    ●カビが広範囲に及んでいる、または掃除してもすぐに再発してしまう場合

    ●壁紙の裏や下地までカビが達しており、自分では手に負えない場合

    ●カビ臭が強く部屋中に染み付いてしまっている場合

    ●カビによる健康影響(咳やアレルギー症状など)を感じており早急に根絶したい場合

    ●お子様や高齢の家族がいて、安全にカビ除去を行いたい場合

    上記に当てはまるようなら、一度専門のカビ取り業者に相談してみると良いでしょう。相談だけなら無料の業者も多いですし、現地調査をしてもらえば具体的な原因究明や再発防止策も提案してもらえます。

    カビバスターズ福岡のサービス紹介(調査・除去・防カビ)

    今回は福岡エリアでカビ取りの実績豊富な「カビバスターズ福岡」をご紹介します。カビバスターズ福岡は九州全域をサービス対象とするカビ取り専門業者で、家庭の室内からオフィス・店舗、住宅の外壁まで、あらゆる場所のカビトラブルを解決してくれる心強いプロ集団です​。年間3,000件以上※のカビ除去実績(グループ全体)を持ち、豊富な知識と経験に裏打ちされた高品質なカビ対策サービスを提供しています。ここでは同社の特徴的なサービス内容を3つのポイントに分けてご紹介します。

    徹底したカビ調査と的確な対処法提案: まず「カビバスターズ福岡」では専門機器によるカビ菌の検査(空気中の胞子量測定など)を実施し、お部屋にどのようなカビがどれくらい発生しているかを詳しく調べてくれます​。そしてカビの種類や発生原因に応じた最適な対処法を提案してくれるので、「どこから手を付ければいいか分からない」という状態でも安心です。自分では原因が特定しづらい壁内の結露や見えない箇所のカビも、プロの目線でしっかりチェックしてもらえます。調査結果に基づき、必要に応じて貸主・管理会社への説明もサポートしてくれるため、賃貸でのトラブル解決にも心強い味方です。

    独自の「MIST工法」による素材を傷めないカビ除去: カビバスターズ福岡最大の特徴は、他社にはない独自開発の「MIST工法」というカビ除去技術です。【MIST工法では、対象となる建材やカビの繁殖状況に合わせて専用の薬剤を調合し、吹き付けミストによってカビを分解・除去します。この方法は壁紙や木材など素材を削ったり擦ったりしないため、素材本来の風合いや機能を傷めずにカビだけを根こそぎ退治できるのが利点です​。強力な分解力を持つ薬剤ですが人やペットにも安全な成分で、施工後はお部屋にイヤな薬品臭が残らないよう配慮されています​。また、MIST工法で除去した後は防カビ剤によるコーティングまでセットで行うため、仕上げも万全です​。素材の奥まで浸透した専用剤がカビの根まで行き渡り、その後防カビ剤でコートすることで、除去と再発防止を一度の施工で実現してくれます。壁紙や木材だけでなく、エアコン内部やコンクリート壁など様々な場所に適用可能で、まさに「素材を傷つけずカビを根絶する」画期的な工法です。※MIST工法はカビバスターズグループの登録商標です。

    ●迅速・丁寧なサービスとアフターケア: 地元密着のサービスを掲げるカビバスターズ福岡は、問い合わせへの対応から施工までとても迅速で丁寧と評判です。「まずはお気軽にご相談ください」とウェブサイトにもある通り​、電話や公式LINEでの相談にも親切に乗ってもらえます。実際の施工ではお客様の大切な家財や内装を汚さないよう細心の注意を払い、養生から清掃までプロ意識を持って対応してくれます。施工後にはカビ菌検査で効果を確認し、お部屋が清潔な環境に戻ったことを一緒に確かめてくれるので安心感が違います。「再発したらどうしよう…」という不安に対しても、施工箇所の状態チェックや必要に応じた追加対応などアフターサポートも充実しています。福岡県内はもちろん、九州各県や山口県エリアまで出張可能とのことですので、遠方の方でも相談してみる価値はあるでしょう​。

    このようにカビバスターズ福岡なら、調査・除去・予防までワンストップでプロに任せることができます。壁紙のカビで悩んでいる方は、一度専門業者の力を借りてみるのも解決への近道と言えるでしょう。カビ問題は早期対応が肝心ですから、「自分で対処するには限界かも…」と感じたら、無理せずプロに相談してみてください。

    まとめ ~早期発見・対応の重要性と快適に暮らすためのポイント~

    賃貸住宅における壁紙のカビ問題について、原因から対処法、責任の所在や専門業者の活用まで幅広く見てきました。最後に、カビ対策で特に大切なポイントを振り返ってみましょう。

    1.まず発生させない工夫と早期発見: 日頃から部屋の換気をこまめに行い、結露したらすぐ拭き取る習慣をつけましょう。家具の配置も壁にピッタリ付けすぎず適度な隙間を空けて風通しを確保すると効果的です。湿気が多くなりがちな梅雨時や夏場は除湿機やエアコンの除湿モードを活用し、壁紙が常に乾燥する環境を心がけてください。また、カビ臭や壁紙の色変化など異変に気付いたら早めにチェックし、小さなカビの芽のうちに対処することが肝心です。

    2.適切な対処と報告: 壁紙にカビを見つけたら、放置せず適切な方法で除去を試みましょう。本記事で紹介したアルコール拭き取りなど初期対応を行い、それでも落ちなければ早めに大家さんや管理会社へ状況を報告します。原因が設備由来か判断がつかない場合も、専門業者の調査によって明らかになることがあります。早期対応すればカビの拡大を食い止められ、結果的に修繕費用も少額で済む可能性が高まります。

    3.プロの力も積極的に活用: 無理に自分だけで抱え込まず、必要に応じてカビ取りのプロに相談・依頼するのも賢明です。専門業者なら短時間で安全確実にカビを除去し、再発防止策まで講じてくれます。費用負担について心配な場合も、原因次第では貸主側が持つケースもありますので、まずは状況を正確に伝えて協議しましょう。カビバスターズ福岡のような信頼できる業者に依頼すれば、カビ問題による不安から解放され、清潔で快適な住環境を取り戻すことができます。

    賃貸で生活する私たちにとって、住まいのトラブルは早め早めの対処が肝心です。壁紙のカビも「少し黒ずんでいるけど大したことないかな」と放置せず、今回ご紹介した対策を参考にすぐ行動に移してみてください。小さな心がけの積み重ねが、大切なお部屋をカビから守り、ひいては自分自身の健康と快適な暮らしを守ることにつながります。もしカビでお困りの際は、本記事の情報を活用しつつ、必要に応じて専門家の力も借りながら、賃貸での生活を安心・清潔なものにしていきましょう。どうぞ皆さんの住まいがカビ知らずの快適空間になりますように!

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