家にカビが生えるとヤバイ理由!健康リスクと簡単にできる対策
2025/03/23
こんにちは!カビ取り専門店のカビバスターズ福岡です。 「家の中にカビを見つけたけど、後回しにしてる…」という方はいませんか?実は家庭内に発生したカビを放置すると、喘息やアレルギーなど深刻な健康リスクを引き起こすことがあるんです。そこで今回は、なぜ家庭でカビが発生するのか、その健康リスクはどんなものなのかを詳しくお伝えするとともに、ご家庭でもすぐできる簡単なカビ除去方法や予防策をプロの目線からわかりやすく解説します!
目次
一般家庭向け カビの発生原因・健康リスク・対策ガイド
はじめに
カビは私たちの家庭内で発生しやすい厄介な存在です。特に日本の住宅は高温多湿の季節があるため、知らないうちに壁や天井、浴室のタイルの目地などにカビが生えてしまうことも珍しくありません。見た目の不快感だけでなく、実は放置すると健康被害につながる恐れがある点は見落とされがちです。この記事では、カビが生える原因や健康へのリスク、そして具体的な対処法・予防策について詳しく解説します。さらに、家庭では手に負えないカビ問題に対応するプロのカビバスターズ福岡のサービスもご紹介します。家族の健康と快適な住環境を守るために、ぜひ最後までお読みください。
カビが繁殖した浴室の一例。壁面や鏡に黒カビが広がり、衛生面だけでなく健康にも悪影響を及ぼす可能性がある。こうした状態を防ぐには日頃の換気や清掃が欠かせない。
カビの発生原因
カビは「真菌」の一種で、胞子によって増殖します。実はカビの胞子は常に空気中に漂っており、住宅のどんな部屋にも存在しています。しかし、胞子が発芽してカビとして成長するには条件が必要です。その主な発生要因は次のとおりです。
●適度な温度:多くのカビは20~30℃前後で活発に繁殖します。人が快適に感じる室温はカビにも好都合と言えます。
●高い湿度:湿気はカビ繁殖の最大の要因です。一般に湿度が60%以上になる環境ではカビが発生しやすくなり、特に梅雨時期など湿度80%を超えるような状況では急速に繁殖が進みます。日常生活でも浴室の湿気や結露した窓ガラス、室内干しの洗濯物などが湿度上昇の原因になります。
●栄養源となる汚れ:カビは有機物を栄養に成長します。住宅内ではホコリや人の垢(はく)、台所の食べカス、石鹸カス、木材や紙に含まれる成分などほぼ全ての建材や汚れがカビのエサになります。掃除が行き届いていない場所ほどカビにとって格好の繁殖場となります。
●風通しの悪さ:空気が淀んでいる場所では湿気がこもりやすく、また胞子が滞留・付着しやすいためカビが生えやすくなります。押入れやクローゼットの中、家具の裏側などは要注意です。
以上の条件がそろった環境では、数日から1週間程度で目に見えるカビが発生することもあります。例えば、梅雨時の浴室や換気不足の押入れなどは典型的な例です。「家はいつも掃除しているから大丈夫」と思われがちですが、カビは住宅のどこにでも潜む可能性があるため油断は禁物です。特に結露しやすい窓際や、水漏れ箇所がある床下・天井裏など普段見えない場所にもカビは発生し得ます。日頃から室内の温度・湿度や清潔さに気を配ることが、カビ発生を防ぐ第一歩です。
カビの健康リスク
一見ただの汚れにも思えるカビですが、そこから放出される胞子や代謝物質は私たちの健康にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。カビが室内で増殖して胞子の量が増えると、感染症、アレルギー、中毒などを引き起こす恐れがあると指摘されています。ここでは主な健康リスクをいくつか挙げましょう。
●アレルギー症状:カビの胞子はアレルゲン(アレルギーの原因物質)になり得ます。花粉症と同様に、カビの胞子を吸い込むことで鼻水・鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどアレルギー性鼻炎の症状が現れることがあります。室内にカビが多い環境で過ごすと喘息発作を誘発・悪化させることもあり、ぜん息やアレルギー体質の方は特に注意が必要です。
●呼吸器の感染症:カビの中には人体に感染して病気を起こす種類もあります。代表的なのが夏型過敏性肺炎やアスペルギルス症です。夏型過敏性肺炎はエアコン内部などで繁殖した特定のカビを長期間吸い込むことで起こる肺炎で、咳や発熱、倦怠感など風邪に似た症状が続きます。またアスペルギルスというカビは免疫力が低下した人の肺に感染し気管支肺アスペルギルス症を引き起こすことがあります。これらは重症化すると呼吸困難や慢性的な肺の障害につながるため、注意が必要です。
●皮膚への影響:カビは皮膚にも影響します。例えば水虫は白癬菌(はくせんきん)と呼ばれるカビによる皮膚感染症です。またカビの生えた衣類や寝具を使い続けると、皮膚炎やかゆみの原因になることがあります。カビだらけの浴室を使っていると、足の裏にカビが付着して水虫になるリスクも高まります。清潔な環境を保つことが皮膚の健康にも直結します。
●シックハウス症候群:新築やリフォーム直後の住宅で起きることが多い「シックハウス症候群」は、建材から揮発する化学物質だけでなく住宅内に繁殖したカビも原因の一つです。カビと化学物質が混在する空気を吸い続けることで頭痛、めまい、倦怠感など慢性的な体調不良を訴えるケースがあります。特に高気密高断熱の住宅では湿気がこもりやすくカビが増殖しやすい傾向があるため、現代の住宅環境ではカビ対策がより重要になっています。
このように、カビはアレルギー症状から深刻な感染症まで幅広い健康リスクをもたらします。小さなお子様や高齢の方、免疫力の低下している方がいる家庭では、とりわけカビへの警戒が必要です。日頃から家の中のカビを見逃さないようにし、発見したらすぐに適切な対処を行うことが大切です。
カビの対処法(掃除・除去)
家庭内でカビを見つけた場合、早めに除去することが肝心です。小規模なカビであれば、自分で掃除・除去することも可能ですが、その際はいくつか注意点があります。
● 対処前の準備と注意点:カビ掃除を始める前に部屋の換気を良くし、窓を開け放しておきましょう。作業者はマスク(できれば防じんマスク)とゴム手袋を着用し、肌の露出を避ける長袖・長ズボンで臨みます。乾いたカビをいきなり擦ると胞子が舞い上がるため、できれば対象箇所を軽く湿らせてから作業すると安心です。また、塩素系漂白剤(カビ取り剤)と酸性洗剤は絶対に混ぜないよう注意してください(有毒な塩素ガスが発生します)。
● カビの効果的な掃除方法:基本的には素材に応じて洗剤を使い分けることがポイントです。まず中性洗剤や重曹など刺激の弱い洗剤で拭き取り、それで落ちない頑固なカビに対して塩素系漂白剤(いわゆるカビキラーなど)やエタノールを使用すると良いでしょう。具体的には以下のような手順・方法があります。
1.カビを拭き取る:雑巾やキッチンペーパーなどに中性洗剤液やエタノールを染み込ませ、カビ部分を優しく拭き取ります。ゴシゴシ強く擦ると壁や素材を傷める場合があるため注意しましょう。木材や壁紙のカビはアルコールで拭き取ると比較的安心です。
2.洗剤・薬剤の使用:拭き取った後、残ったシミや根を殺菌するために適切な洗剤を使います。浴室のタイルやゴムパッキンの黒カビには市販の塩素系カビ取り剤が効果的です。スプレーしたら説明書に従い数分放置し、その後ブラシで擦って洗い流します。一方、壁紙や畳など水洗いできない場所にはエタノール(消毒用アルコール)をスプレーして乾拭きすると良いでしょう。重曹ペーストを使って物理的に擦り落とす方法もあります。酢(水で薄めたお酢スプレー)も軽いカビには抑制効果があります。
3.仕上げと後始末:カビを除去できたら、最後に乾いた布で水分を拭き取り、対象箇所を乾燥させます。湿気が残っていると再発しやすいため、ドライヤーで乾かすことも有効です。使い終わった雑巾やブラシはしっかり洗浄し、可能なら塩素系漂白剤で殺菌してから乾燥させます(使い捨てできるものは処分する)。掃除後は部屋の換気をしばらく続け、漂白剤やエタノールの臭い・ガスを十分に追い出してください。
以上が自分でできるカビ除去の基本手順です。小規模で表面的なカビであればこの方法でかなり改善できるでしょう。ただし、以下のような場合は無理に自分で対処せず専門業者に相談することをおすすめします。
●広範囲にカビが生えてしまった(壁一面に黒カビがびっしり、天井全体にカビ斑点がある等)。
●エアコン内部や床下など、自分では手が届かない場所にカビが発生している。
●カビ取り剤を試しても何度も同じ箇所に再発し、根本的な解決ができていない。
●家族に強いカビアレルギーやぜん息患者がいて、作業中・作業後の健康影響が心配な場合。
無理に自力で作業をして、かえってカビを家中にまき散らしてしまったり、体調を崩してしまっては本末転倒です。後述するプロのサービスもうまく活用しながら、安全にカビを除去しましょう。
カビの予防策
カビを発生させない一番の策は、「繁殖条件を作らないこと」に尽きます。つまり、先述の湿度・栄養・温度の管理と日常的な清掃が予防の鍵です。以下に具体的なカビ予防策をまとめます。
●こまめな換気:部屋の空気を定期的に入れ替えて湿気を逃がしましょう。晴れた日は窓を全開にして風を通し、浴室やキッチンでは使用後に換気扇を回します。特に入浴後の浴室はドアを開けて扇風機を当てるなど徹底的に換気し、水滴を残さないようにします。
●湿度管理:室内の湿度計を設置し、目安として50~60%以下に保つよう心がけます。梅雨時や夏場は除湿機やエアコンの除湿モードを積極的に使いましょう。押入れやクローゼットには市販の除湿剤を置き、衣類や布団の湿気を吸着させます。冬場は石油ストーブなどで換気が不足すると室内が高湿度になることもあるため注意が必要です。
●清掃と掃除:ホコリや汚れを溜めないことが肝心です。床や棚は週に1~2回は掃除機や拭き掃除を行い、特にカビの餌になるホコリ・皮脂汚れ・食べカスは早めに除去します。浴室では石鹸カスや皮脂が栄養源になるので、壁や床を浴後にさっと洗い流すだけでも効果的です。
●結露対策:冬場に窓や壁に生じる結露はカビの温床です。結露を見つけたらすぐ拭き取り、湿気を残さないようにしましょう。結露防止フィルムを窓に貼ったり、二重窓にリフォームすることも有効です。窓際にカビが発生しやすい場合、断熱シートの設置やサーキュレーターで窓付近の空気を循環させるのも一案です。
●防カビ製品の活用:防カビ効果のあるスプレー剤や塗料を活用するのも予防に役立ちます。浴室用の防カビ燻煙剤(くんえんざい)を月1回使用すると、天井や換気扇内部のカビ抑制に効果があります。台所のシンク下やクローゼットには抗カビ剤入りの消臭剤・調湿剤を置くと良いでしょう。最近では壁紙自体に防カビ加工がされた商品もありますので、リフォームの際に検討してみる価値があります。
これらの予防策を組み合わせれば、かなりの確率でカビの発生を防ぐことができます。特に梅雨や夏場は意識的に湿度コントロールを行い、冬場は結露とりを習慣化するなど、季節に応じたカビ対策を取り入れてください。日々の小さな心掛けの積み重ねが、カビのない快適で健康的な住環境につながります。
カビバスターズ福岡のプロのカビ対策サービス
家庭でのカビ対策をしっかり行っていても、建物の構造的な問題や大規模な浸水事故などにより、どうしても発生してしまうカビもあります。また、一度広範囲に蔓延したカビは家庭用の掃除だけでは完全に取り除けない場合もあります。そのような時は、無理をせずカビ取り専門業者に依頼することを検討しましょう。
カビバスターズ福岡は、カビ問題に特化したプロ集団として福岡エリアでサービスを提供しています。専門業者ならではの強みとして、まず専門的なカビ菌の検査によって種類や発生原因を特定し、材質に応じた最適な方法でカビを除去してくれます。例えば、壁紙に発生した黒カビとコンクリートに生えたカビでは有効な薬剤も異なりますが、プロはそれぞれに適した除去剤・工法を選択します。カビバスターズ福岡独自の「MIST工法」では、素材を傷めずにカビだけを根こそぎ除去することを可能にしており、年間3,000件以上の施工実績が信頼の裏付けです。
プロに依頼するメリットの一つは、再発防止まで含めた徹底対応が受けられる点です。自分でカビを一見きれいに取り除いても、目に見えない菌糸(根)が残っていれば必ず同じ場所に再発してしまいます。カビバスターズ福岡では、発生源になり得る湿気箇所の調査や、再発を防ぐコーティング施工、防カビ剤の噴霧など総合的な対策を講じてもらえます。自力では手が届かない天井裏や床下まで含めて対処できるのは、専門業者ならではの強みです。
さらに、プロに任せれば作業中の安全面の不安も解消します。防護服や高性能マスクを着用したスタッフが最新の機材を用いて作業するため、胞子の飛散防止や作業者自身の安全も確保されています。ご家庭の方は作業完了を待つだけで、面倒な後片付けや廃棄物処理も代行してもらえます。カビによる臭いや空気中の有害物質も、業務用の空気清浄機やオゾン発生装置などで除去・分解してくれるため、施工後は空気までクリーンになるケースもあります。
費用は発生箇所の広さや状況によって異なりますが、カビバスターズ福岡では事前の見積り・カビ検査にも対応しています。「家がカビ臭いので調査してほしい」「掃除してもカビがすぐ生えて困る」といった相談にも親身に対応してもらえるので、一人で悩まずプロの力を借りるのも賢明です。特に健康被害が出ている場合や、大事な住まいを長持ちさせるためには、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
まとめ
カビは湿気と汚れさえあればどんな家庭にも発生し得る厄介な存在ですが、正しい知識と対策でそのリスクを大きく減らすことができます。本記事では、カビの発生原因から健康リスク、具体的な対処法と予防策、そしてプロの力を借りるメリットについて詳しく解説しました。
まず、カビは適切な温度・湿度と栄養源が揃うと急速に繁殖するため、日頃から室内を清潔に保ち換気を十分に行うことが肝心です。湿度計を設置して50~60%程度に管理し、梅雨時や冬場の結露にも注意を払いましょう。少しでもカビを見つけたら、アルコールや漂白剤を用いた適切な方法で早めに除去します。自己対処する際は安全に配慮し、無理な場合は速やかに専門業者に相談することも重要です。
家族の健康を守るためには、カビを「発生させない・広げない・蓄積させない」ことが最大の防御になります。定期的な掃除と換気の習慣化、そして必要に応じたプロの活用で、カビに強い快適な住環境を維持しましょう。「最近カビ臭いな」「換気を怠っていたな」と感じた方は、ぜひ今日から実践できる予防策を始めてみてください。ちょっとした心がけが将来の大きなトラブルを防いでくれるはずです。カビを寄せ付けない住まいづくりで、家族が安心して暮らせる清潔な空間を保ちましょう。
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