山口県ファーストホームの高気密住宅|床下やキッチンのカビを防ぐポイント
2025/03/12
こんにちは、カビバスターズ福岡です。私たちは福岡を中心に、山口県を含む広いエリアで住宅のカビ対策を専門的に行っています。今回の記事では、山口県防府市を拠点に地域密着型の住宅づくりを行う株式会社ファーストホーム様の「高気密・高断熱住宅」における、特にカビが発生しやすい床下やキッチン周りの具体的な予防方法について詳しく解説します。住宅カビを未然に防ぎ、長く快適に暮らしていただくためのポイントをぜひご参考ください。
株式会社ファーストホーム
目次
山口県の住宅カビ対策|ファーストホームの高気密・高断熱住宅とカビ防止策
株式会社ファーストホームの家づくりの特徴
地域密着型の住宅設計
ファーストホームは山口県防府市に本社を置き、山口県全域で注文住宅を手掛ける地域密着型のハウスメーカーです。地元の気候風土や生活ニーズを熟知した上で、「山口県に最も適した家づくり」を追求しています。例えば、山口の暑い夏や寒い冬でも室内環境を快適に保てるよう断熱性能や通風計画に配慮し、沿岸部の塩害対策など地域特有の課題にも対応した設計を行っています。また、お客様との信頼関係を何より大切にしており、地元に根ざした丁寧な対応によって着実に実績を積み重ねています。その結果、施主の満足度が非常に高く、紹介や口コミから新たな依頼が生まれるケースも多くあります。地域に密着した家づくりだからこそできる柔軟な提案力とアフターサポートで、長く安心して暮らせる住まいを提供しているのです。
高気密・高断熱の家づくりへのこだわり
ファーストホームの住宅は高気密・高断熱性能にも強いこだわりを持っています。高気密とは住宅の隙間を極力減らして気密性を高めることで、外気の影響を受けにくくする技術です。高断熱は壁や屋根、床下に十分な断熱材を施し、熱の出入りを抑えることを指します。これらを両立した住まいは、冬場に暖房で暖めた室内の熱が外に逃げにくく、夏場には冷房した涼しい空気が外気の暑さに影響されにくいため、一年を通して快適な室内環境が実現できます。ファーストホームでは、断熱材の厚みや窓サッシの性能にも配慮し、住宅全体を魔法瓶のように包み込むことで室内の温度差を少なくしています。その結果、部屋間の温度ムラが減り、ヒートショックの防止にもつながります。さらに、構造面でも耐震等級3相当の強度を確保し、制震ダンパーを標準採用するなど、地震に強い安心の住まいを実現しています。また、高断熱により壁や窓の表面温度が安定するため結露が発生しにくく、カビやダニの発生リスクも低減できます。高性能な住宅設備を標準採用しつつもコストバランスに優れた提案を行うことで、品質と価格の両立も実現している点がファーストホームの魅力です。
山口県に適した高気密・高断熱住宅の外観例。地域の気候に合わせた設計で、快適な住環境と高い耐久性が実現されている。高断熱仕様の住宅は冬暖かく夏涼しいだけでなく、結露やカビの発生も抑制しやすいのが特徴です。
山口県における住宅カビのリスクとその原因
湿度と気候の影響
山口県は日本でも有数の温暖湿潤な気候で、年間を通して降雨量が多いことが特徴です。特に梅雨時期や夏場は湿度が非常に高く、外気湿度が70~80%に達する日も珍しくありません。気温も夏は30℃前後まで上がり、冬でも比較的穏やかなため、カビにとって生育しやすい環境が揃っています。一般にカビは気温20℃以上・湿度60%以上で繁殖が活発になると言われますが、山口県ではこうした条件が満たされる期間が長いのです。また、海に面した地域では海霧(シーフォグ)によって湿気がこもることもあり、内陸部でも夏は熱帯夜が続くことで室内まで湿気が残りがちです。さらに、日本家屋に多い木造住宅では、木材が湿気を吸い込みやすく構造内部に湿度がこもりやすい傾向があります。これらの気候・構造要因が重なることで、山口県の住宅は他地域に比べてもカビの発生リスクが高いと言えるでしょう。
住宅内のカビ発生ポイント
湿度の高い環境下では、住宅内の様々な場所にカビが発生する可能性があります。まず注意すべきなのは風通しの悪い場所です。押入れやクローゼットの中、家具と壁の隙間など、空気が滞留しやすい空間では湿気がこもってカビが繁殖しやすくなります。実際に梅雨時期には、収納している衣類や革製品にカビが生えてしまったという経験をお持ちの方もいるでしょう。また、浴室や脱衣所、キッチン周りといった水を日常的に使う場所も常に湿度が高いため、黒カビが発生しやすいポイントです。浴室のタイル目地やゴムパッキン、キッチンのシンク周り、排水口などはカビ汚れが目立ちやすい箇所です。そして見落としがちなのが、床下や天井裏といった普段目にしない場所です。床下の土台や柱、また天井裏の梁など、家の構造部分に湿気が溜まってカビが発生すると、普段は気付きにくいものの木材の腐朽や嫌なカビ臭の原因となります。特に高温多湿な夏場に冷房で室内を冷やすと、床下との温度差で床下空間に結露が生じ、構造木材にカビが広がるケースもあります。一度カビが根付いてしまうと簡単には除去できないため、こうした見えない部分のカビリスクにも注意が必要です。
住宅内に発生したカビを放置すると、見た目が悪いだけでなく健康被害につながる恐れもあります。カビが繁殖すると空気中に大量の胞子が放出され、これを日常的に吸い込むことでアレルギー症状や喘息の悪化、さらには一部のカビが産生するカビ毒(マイコトキシン)による体調不良を引き起こす可能性があります。大切な家族の健康を守るためにも、住宅内でカビを見つけたら早期に適切な対策を講じることが重要です。
住宅内部に発生した黒カビの例。壁紙や木部にカビが繁殖すると、美観を損ねるだけでなくイヤな臭いの原因にもなり、放置すれば建材の劣化や健康被害につながる恐れもある。湿度の高い山口県では、このようなカビ汚染が起こりやすいため注意が必要だ。
高気密・高断熱住宅におけるカビ対策
換気計画と調湿の重要性
高気密・高断熱住宅は外気の影響を受けにくい反面、室内の湿気もこもりやすいという面があります。従来の隙間風が入る住宅では自然換気で湿気が抜けていた部分も、高気密住宅では意識的に換気を行わないと室内に湿気が溜まってしまうのです。そのため、建築段階での換気計画が非常に重要になります。現代の新築住宅は24時間換気システムの設置が義務付けられており、第一種(機械送風・機械排気)や第三種(自然給気・機械排気)などの換気方式で常時換気が行われます。高気密住宅ではこの換気システムを適切に設計・運用し、各部屋に十分な新鮮空気が行き渡るようにすることがカビ予防の基本です。また、生活する上でも調湿への配慮が欠かせません。具体的には、梅雨時や夏場には除湿器やエアコンのドライ機能を活用して室内湿度を60%以下に保つ、冬場でも締め切りにせず適宜窓を開けて換気する、室内干しをする際は換気扇を回すなどの工夫です。高性能な住宅だからといって換気を怠ると、皮肉にも室内の湿度が上がりカビが繁殖しやすい環境を自ら作り出してしまうことになりかねません。そうした事態を防ぐためにも、換気設備の定期点検やフィルター清掃を行い、計画通りの換気量が確保されているか確認しましょう。
結露を防ぐための工夫
高断熱住宅でも発生し得る厄介な問題が結露です。結露は室内外の温度差によって発生するため、断熱性能が高い住宅では起きにくくなりますが、それでも条件次第では完全には避けられません。例えば冬場、室内で暖房を効かせて暖かくしていても、加湿器の使いすぎや人の活動で湿度が上がりすぎると、断熱されていても窓ガラスやアルミサッシ部分など比較的外気に影響されやすい部分で水滴が生じることがあります。結露は放置するとカビの温床となるため、これを防ぐ工夫も重要です。まず断熱性の高い窓を採用することが有効です。ペアガラスやトリプルガラスといった複層ガラスや樹脂製サッシを用いることで、窓辺の表面温度低下を抑え結露を減らせます。また、室内側で発生した水蒸気を適切に排出することも大切です。調理中や入浴後は換気扇を十分に回す、石油ストーブなど直接燃焼型で水蒸気を出す暖房は使わない、といった対策が効果的でしょう。さらに、壁際や家具裏など空気が滞留しがちな場所では、小型の除湿剤を置いたり定期的に風を通したりして結露・湿気を溜め込まない工夫をしましょう。高気密・高断熱住宅であっても、生活上のちょっとした配慮次第でカビの発生を防止することができます。住宅性能を最大限に活かすためにも、結露させない・湿度を溜めない暮らし方を心掛けたいものです。
多発する床下、キッチンシンク内のカビ対策について
床下換気の重要性
山口県の住宅で特に見られるのが、床下空間に発生するカビです。床下は普段目につかないためカビが生えても気づきにくい場所ですが、放置すると木材の腐朽やシロアリ被害の誘発など深刻な問題につながりかねません。床下のカビ発生で多い原因の一つは換気不足です。昔の日本家屋では床下に通気口を設け自然換気していましたが、近年の高気密住宅では基礎断熱工法などで床下を密閉するケースもあります。床下を密閉することで室内の断熱性は高まりますが、その場合は床下に滞留する湿気を排出する工夫が必要です。換気扇を設置して強制換気を行ったり、調湿材を敷き込んで湿度をコントロールしたりする方法があります。また、床下の地面全面に防湿フィルム(防湿シート)を敷設して土壌からの湿気を遮断しておくことも基本的な対策です。一方、基礎に通気口がある従来型の床下であっても、周囲の植栽や物置によって通気口が塞がれていたり、長年の埃でメッシュが目詰まりしていたりすると十分な換気が行われません。定期的に床下の換気状態を確認し、必要に応じて掃除や改善を行いましょう。また、換気計画の不備による負圧も床下から湿気を吸い上げる一因となります。室内の換気扇ばかりが強力に働き給気が不足すると、気圧差で床下の湿気が室内側に引き込まれてしまうのです。特にキッチンや洗面所のシンク下には配管のための隙間が床下と繋がっており、そこから湿った空気が侵入してカビが繁殖するケースが見られます。これを防ぐには、給気口を適切に設けて家全体の換気バランスを取ること、配管周りの隙間を気密処理して床下空気が入り込まないようにすることが有効です。床下換気を適切に保つことは住宅の健康を守る上で非常に重要であり、床下のカビ対策にはまず換気改善が基本となります。
キッチンシンク下のカビ対策と湿気管理
キッチンのシンク下収納や洗面台のキャビネット内部も、カビが多発するポイントとして注意が必要です。シンク下は配管が通るため穴が開いており、そこから冷気や湿気が入り込みやすい場所です。加えて扉で閉ざされた空間のため通気が悪く、湿った空気がこもりやすい環境です。その結果、キャビネット内の壁や底板に黒カビが広がったり、カビ臭が充満したりすることがあります。これを防ぐための対策をいくつか紹介します。
・水漏れの点検: シンク下で慢性的にカビ臭がする場合、給排水管のわずかな漏水が原因のことがあります。定期的に配管接続部をチェックし、水滴が付いていないか確認しましょう。
・配管まわりの気密処理: 床下や壁から配管が出ている箇所の隙間をパテや発泡ウレタンなどで塞ぎ、下からの湿気や害虫の侵入を防ぎます。DIYでも可能ですが、不安な場合は施工業者に依頼すると良いでしょう。
・収納内部の換気: シンク下収納はこまめに扉を開け放ち、扇風機や換気扇で空気を入れ替える習慣をつけましょう。調理後や食器を片付けた後など、湿気がこもりやすいタイミングで換気すると効果的です。
・除湿剤・消臭剤の活用: シンク下に市販の除湿剤や消臭剤を設置し、湿気や臭いを吸着させるのも有効です。ただし置きっぱなしにせず、効果が切れたら新しいものに交換しましょう。
・収納の整理整頓: シンク下に物を詰め込み過ぎないようにします。物がぎっしりだと空気が滞りカビが発生しやすくなるため、適度に余裕を持たせて風通しを確保しましょう。
カビバスターズ福岡のサポート(施工方法を詳しく解説)
MIST工法®を活用した施工
自力でのカビ対策が難しい場合や、すでにカビ被害が広がってしまった場合には、専門業者によるカビ除去施工を検討しましょう。カビバスターズ福岡では独自開発のMIST工法®という技術を用いて、住宅のカビ問題を根本から解決する施工を提供しています。MIST工法®の最大の特徴は、カビを削らず・擦らず・素材を傷めずに除去できる点です。具体的には、カビ専用の薬剤をミスト(霧状)で噴霧し、微粒子の薬剤がカビの隅々まで行き渡って菌糸(根)のレベルからカビを死滅させます。従来のカビ取りのようにブラシで擦ったり漂白剤で変色させたりする必要がなく、木材やコンクリート、クロスなどあらゆる素材を傷めずにカビ除去が可能です。噴霧後は時間を置いて薬剤を浸透・反応させ、その後洗浄や拭き取りを行ってカビの死骸や汚れをしっかり除去します。この工程により、黒く染み付いたカビ汚れも元の素材の風合いを損なわずに綺麗にできるケースが多くあります。MIST工法®は人体や環境への影響にも配慮した薬剤を使用しているため、施工中の刺激臭が少なく、ご家族やペットにも安全です。また、特殊な技術研修を受けたプロの施工スタッフが対応するので、効果的かつ迅速にカビ問題へ対処できます。床下の木材から壁紙、天井裏、家具に至るまで、住宅内外の様々な箇所で実績があり、一般住宅はもちろん、食品工場や病院、神社仏閣に至るまで幅広い現場で活用されている信頼の工法です。実際に国宝級の文化財や神社仏閣など歴史的建造物への施工実績もあり、難しいケースでも素材を傷めずカビを除去・復元できる高度な技術力が証明されています。
カビの再発を防ぐための具体策
カビバスターズ福岡の施工は、カビを除去して終わりではありません。再びカビが生えてこないよう、再発防止策まで含めたトータルな対応を行っています。一例として、MIST工法®でカビを除去した後には、空間中に浮遊するカビの胞子や細菌まで殺菌する二次処理を実施します。見えないレベルの微生物まで徹底的に除去することで、施工直後に胞子が残っていてすぐカビが再発するといったリスクを防ぎます。さらに、仕上げとして抗菌・防カビコーティングを施工箇所に施します。銀イオンを利用した抗菌剤など、長期間にわたりカビの発生を抑制する薬剤を表面にコーティングすることで、施工後もカビが生えにくい状態を維持します。例えば床下木部に防カビ剤を浸透させておけば、木材内部に染み込んだ胞子の発芽を抑え、将来的な木材腐朽菌の繁殖も防ぐ効果が期待できます。また、カビの原因となった湿気や換気の問題に対してもアドバイスを行っています。必要に応じて換気扇の増設提案や、結露防止のための断熱補強、日常生活での換気・除湿のポイントなど、再発しない住環境づくりまでサポートいたします。こうした専門的なカビ対策を講じることで、「せっかく綺麗にしたのにまたカビが…」という事態を避け、長期にわたり清潔で安心な住まいを守ることができます。カビバスターズ福岡は山口県にお住まいの方からのご相談にも迅速に対応しておりますので、カビでお困りの際はお気軽にお問い合わせください。
まとめ(長く快適に暮らすためのポイント)
山口県のように高温多湿な地域では、住宅のカビ対策が住まいの寿命や健康に直結する重要事項です。地域に根ざしたファーストホームの高気密・高断熱住宅は、快適さと省エネ性に優れるだけでなく、結露を減らしてカビを抑制しやすいという利点があります。しかし、その性能を十分に活かすためには、適切な換気と湿度管理を心掛けることが欠かせません。日頃から風通しを意識し、湿気がこもらないよう窓開けや換気扇の活用、エアコンによる除湿運転などを取り入れましょう。また、万一カビが発生してしまった場合には早めの対処が肝心です。自己流で落とせないカビは無理に擦らず、プロの力を借りて根本から除去することをおすすめします。専門的なカビ対策で定評のあるカビバスターズ福岡なら、山口県内の住宅事情も踏まえた上で効果的な施工を行い、再発防止まで含めた安心を提供いたします。住まいを長持ちさせ家族の健康を守るためにも、日頃の予防と必要に応じた専門業者の活用で、カビに強い快適な住環境を維持していきましょう。
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