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タマホームの床断熱構造とカビ対策|快適な住環境を守るためのポイント

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タマホームの床断熱構造とカビ対策|快適な住環境を守るためのポイント

タマホームの床断熱構造とカビ対策|快適な住環境を守るためのポイント

2025/03/07

こんにちは!カビバスターズ福岡です。
タマホームの住宅は、高断熱・高気密で快適な住環境を実現する設計ですが、カビ対策はしっかりできていますか?特に、床断熱構造や24時間換気システムの使い方次第で、湿気がこもりやすいリスクもあります。床下・天井裏・壁内など、見えない部分でカビが広がると、健康被害や住宅の耐久性にも影響を及ぼすことに…。

本記事では、タマホームの住宅でカビが発生しやすい場所とその原因、そして適切なカビ対策・湿気管理の方法を詳しく解説します。さらに、専門業者によるカビ除去・防カビ施工の重要性についてもご紹介!

タマホーム

https://www.tamahome.jp/products/lineup/daianshin/structure/

目次

    タマホームの床断熱構造と24時間換気システムに見るカビ発生リスクと対策

    タマホームの住宅は、ローコストでありながら長期優良住宅に対応した基本性能を備えていることで知られています​。耐震性や省エネ性にも優れ、家族が安心して暮らせる工夫が随所に盛り込まれています。しかし、高い性能ゆえに見落としがちな問題の一つに「カビ対策」があります。とくにタマホームの特徴である床断熱構造では、床下空間に湿気がこもりやすい環境が生まれる可能性があり、適切な換気や湿度管理を怠るとカビ発生のリスクにつながりかねません​。本記事では、タマホームの家づくりの特徴を踏まえつつ、カビが生えやすい原因と具体的な対策について解説します。快適な住環境を維持するポイントを押さえ、タマホームの住宅性能を最大限に活かしながらカビの発生を防ぐ方法を見ていきましょう。

    タマホームの基本性能とカビ発生リスクの関係

    まずはタマホームの住宅が持つ基本性能と、カビ発生リスクとの関係を整理します。タマホームの主力商品「大安心の家」は、長期優良住宅の基準を満たす高い耐久性・断熱性を兼ね備えており、壁と天井にグラスウール、床にポリスチレンフォーム断熱材を用いることで断熱等性能等級5(最高等級)をクリアしています​。この高気密・高断熱仕様により冷暖房効率が良く、省エネ性にも優れた住宅になっています。

    一方で、高断熱・高気密であるがゆえに室内外の温度差が生じやすく、換気や除湿が不十分だと結露やカビを招く恐れも指摘されています​。実際、タマホームのZEH住宅でも、優れた断熱性能ゆえに油断すると室内に湿気がこもり結露が発生しやすい側面があり、定期的な点検や適切な換気運用が欠かせません​。つまり、タマホームの住宅は基本性能が高いぶん、「湿気をためない工夫」をしっかり行うことで初めてその性能を活かしきれると言えます。

    タマホームの構造面で注目したいのが、床断熱工法と通気システムです。同社では1階床直下に断熱材を入れる床断熱を採用し、床下空間は外気と同様に換気する設計をとっています​。床下には基礎パッキン工法によって通風経路を確保し、床下全体に外気を行き渡らせることで湿気を排出するとともにシロアリの発生も防いでいます​。このように床下を外気に開放する構造は、湿気がこもりにくく木材の腐朽やカビのリスクを低減するメリットがあります​。また、外壁材と構造体の間には通気層が設けられ、壁内から屋根裏へと空気が流れることで壁内の湿気を外部に放出し、構造体や断熱材を結露・カビから守る仕組みになっています​。

    さらに、タマホームの住宅は24時間換気システムを標準搭載しています​。全館に新鮮な空気を行き渡らせる熱交換型の機械換気により、2時間に1回は家中の空気が入れ替わる設計です​。このシステムのおかげで日常的に室内の湿度はコントロールされやすく、ホコリや有害物質も排出されるため、シックハウス症候群対策としても効果的です​。換気システムと並んで、ホルムアルデヒドなど有害物質を放出しないF★★★★等級の建材を使用するなど、家族の健康に配慮した素材選びも特徴です​。

    このように、タマホームの家は基本構造として湿気対策の工夫が随所に凝らされています。しかし、「これだけやっていれば絶対にカビは生えない」というわけではありません。床断熱のメリットである床下換気も、使い方を誤れば逆効果になる場合がありますし、24時間換気システムも適切に運用してこそ真価を発揮します。次章では、こうしたタマホーム住宅においてカビが発生しやすい場所と具体的なリスク要因を見ていきましょう。

    カビが発生しやすい場所とリスク

    タマホームの住宅でも、設計上目が届きにくい部分にはカビが発生するリスクがあります。ここでは、特に注意したい箇所ごとにカビ発生の原因と影響を解説します。

    床下の湿気とカビの影響

    床下(床下空間)は普段目にしない場所ですが、湿気の影響を受けやすいポイントです。床断熱の場合、床下は外気と通じていますが、それでも湿度管理を怠るとカビが繁殖する可能性があります​。例えば夏場、高温多湿な外気が床下に流れ込むと、地面や床裏の温度が外気より低いために夏型結露が発生し、水滴となった湿気が床下に溜まることがあります​。日本の蒸し暑い夏では、換気口のある床断熱住宅でもこの結露により木材が湿り、カビが生える事例が報告されています​。一方、冬場には基礎コンクリートが冷え、室内の暖かい空気との温度差で結露水が生じるケースも考えられます​。床下でカビが発生すると、構造材や断熱材が湿気を含んで劣化するだけでなく、放置すればカビ臭が室内に広がり生活環境を悪化させます。さらに深刻なのは、床材の腐食を招いたりシロアリなど害虫を引き寄せたりするリスクがある点です​。実際に床下に発生したカビを放っておいた結果、家の一部を補修せざるを得なくなったケースもあり、床下の湿気対策は住まいの耐久性維持に直結します。

    天井裏や壁内の結露とカビ発生

    天井裏(屋根裏)や壁の内部も、見えないところでカビが発生しやすい場所です。タマホームでは壁内通気層を設けて結露防止に努めていますが​、それでも壁内部の湿気には注意が必要です。高い気密・断熱性を持つ住宅では、壁内に万一湿気が入り込むと排出されにくく、壁内結露が起こる恐れがあります​。内部結露は家が完成してしまうと表から確認できず、気づかないうちに被害が広がってしまう厄介な問題です​。壁内で結露が続くと、断熱材や柱・梁などの木材が長期間湿った状態となり、やがて内部でカビが繁殖してしまいます​。断熱材自体がカビで腐食したり性能が落ちるだけでなく、構造躯体が劣化して住宅の寿命を縮める原因にもなりかねません​。実際、壁の中でカビが進行すると、表面の壁紙に黒い斑点が現れたりカビ臭が漂ったりして初めて異変に気づくケースもあります​。こうした状態になる前に、見えない壁内の湿度環境にも配慮した対策が求められます。

    断熱材のカビ問題とその対策

    断熱性能を支える断熱材そのものにカビが発生するケースもあります。一般にグラスウールなど無機質系の断熱材はカビのエサになりにくいと言われますが、ホコリや木材からの有機物が付着したり結露で濡れたりすればカビは繁殖し得ます。また、断熱材がカビに侵されると断熱性能の低下だけでなく、カビ臭や胞子が室内空間に漏れ出し健康被害につながる可能性も無視できません​。この問題への対策として重要なのは、結露させない工夫と通気による湿気排出です。具体的には、先述のように壁体内の室内側に防湿シートを張り巡らせて湿気の侵入を防ぐこと、そして断熱材の外側に通気層を設けて万一入った湿気も外へ逃がすことが効果的です​。タマホームの壁体はまさに外壁通気層を設けた構造になっており、内部結露のリスク低減に寄与しています​。しかし、それでも結露が完全になくなるわけではありません。断熱材にカビが発生してしまった場合は、専門的な除去と防カビ処理が必要になります。グラスウールなどは一度カビが生えると根絶が難しく、場合によっては断熱材の交換が検討されます。ただし後述するMIST工法®のように、断熱材に染み込んだカビでも内部まで薬剤を行き渡らせて根ごと分解する施工法も開発されており、解決策が全くないわけではありません。

    以上のように、床下・壁内・天井裏といった場所はカビが発生しやすく、かつ発見が遅れがちなポイントです。見えない部分のカビは、表面に現れる頃には広範囲に広がっていることも多く、住宅の資産価値を損ない家族の健康にも影響を及ぼす厄介な存在です​。では、こうしたカビを発生させないために、日常生活ではどのような対策を取ればよいのでしょうか。次の章では、タマホームの住まいで実践すべき具体的なカビ対策についてご紹介します。

    タマホームの住まいで実践すべきカビ対策

    高性能なタマホームの住宅でも、住まい手の日常的な工夫によってカビ発生リスクを大きく減らすことができます。以下に、今日から実践できるカビ対策のポイントをまとめます。

    ・室内の湿度管理: 室内の相対湿度が高くなりすぎないよう、換気と除湿を心がけましょう。24時間換気システムは常に適切に稼働させ、浴室やキッチンなど湿気の発生源ではこまめに換気扇を回します。梅雨時や夏場には除湿機やエアコンのドライ機能を活用して湿度を下げる工夫も有効です。結露が発生しやすい窓際や押入れ、北側の部屋などは定期的に風を通し、表面に水滴がついたら早めに拭き取ってください​。観葉植物の水やりや室内干しなどで湿度が上がりすぎないよう注意することも大切です。

    ・定期的なメンテナンスと点検: 住まいの定期点検時には、床下や小屋裏の状態も確認してもらいましょう。床下点検口を開けて自分で湿気やカビの有無をチェックする習慣も有益です。とくに梅雨明けや結露しやすい冬場の終わりなど、季節の変わり目には床下が乾燥しているか、カビ臭がしないかを確かめてください​。壁内の結露は目視で確認が難しいため、室内の壁紙にシミやカビ汚れがないか、押入れの壁にカビ臭がこもっていないかなど、日頃から五感を使って異変のサインを見逃さないことが大切です​。また、換気システムのフィルター清掃や給排気口の点検も忘れずに行い、計画通りの換気性能が維持されているか確認しましょう。

    ・トラブル発生時の早期解決: 万が一カビを発見した場合は、初期段階で速やかに対処することが肝心です。小規模なカビであればアルコールや市販のカビ取り剤で清掃し再発防止措置(防カビ剤の塗布など)を行います。広範囲に及ぶ場合や原因が特定できない場合には、専門のカビ対策業者に相談するのが確実です​。見えない所で進行するカビはプロの診断で原因を突き止めてもらい、再発を防ぐ適切な施工を施してもらう必要があります。カビは放置するとどんどん広がり根を深く張ってしまうため、「少しおかしいな?」と感じた段階で早めに行動することが快適な住環境を守る鍵です​。

    カビバスターズ福岡によるサポート

    上記の対策を講じても、カビが発生してしまったり自力での対応が難しいケースもあるでしょう。そんな時頼りになるのが、カビ取り・防カビのプロフェッショナルであるカビバスターズ福岡のサービスです。福岡の気候や住宅事情に精通した専門業者ならではの視点で、タマホームの住まいをカビから守るお手伝いをしてくれます。ここでは、カビバスターズ福岡が提供する主なサポート内容を紹介します。

    ・床下・天井裏・壁内のカビ除去と防カビ処理: 普段目にすることのできない床下や天井裏、壁の中でカビが発生してしまった場合でも、カビバスターズ福岡なら適切に対処できます。専門家が現地調査のうえでカビの広がりや原因を特定し、被害箇所に応じた除去作業を実施します。例えば床下の木材にカビが生えている場合は、物理的に擦り取るだけでなく、薬剤を用いた根本的な除菌によって見えない菌糸まで徹底除去します​。除去後は再発を防ぐため、防カビ剤の噴霧施工や調湿剤の塗布などの処理も行い、カビの再繁殖を長期間抑制します​。自分では手が届かない隅々までプロの手でケアすることで、住宅全体のカビリスクを大幅に低減できます。

    ・断熱材のカビ対策(MIST工法®の活用): カビバスターズ福岡では、独自開発のMIST工法®という技術を用いたカビ除去・防カビ施工を提供しています​。MIST工法®の大きな特長は、特殊な薬剤ミストを噴霧してカビを内部から分解・無害化できる点です​。従来のようにカビを漂白したり削り落としたりする方法では、断熱材の奥深くに入り込んだカビまで除去することは困難でした。一方、MIST工法®ならグラスウールや発泡プラスチック系断熱材に浸み込んだカビ菌にも薬剤が行き渡り、素材を傷めずにカビの根まで分解除去できます​。断熱材表面に発生したカビを拭き取るだけでは再発のリスクが残りますが、この工法を用いれば内部の胞子まで処理できるため再発しにくいのもメリットです​。断熱材のカビ問題でお困りの方も、MIST工法®による施工であれば解決できるケースが多くあります。

    ・健康住宅を維持するためのカビ診断と予防策: カビバスターズ福岡は「カビの掃除屋さん」であると同時に、住まいの健康診断役でもあります。ご自宅でカビの疑いがある場合には、専門家によるカビ検査・診断を依頼することができます。目視だけでなく必要に応じて湿度測定や浮遊菌の検査なども行い、カビ発生のリスク要因を総合的にチェックします。その上で、住宅の構造や築年数、お住まいの環境に合わせた最適な予防策を提案してくれます。予防策の例としては、床下換気ファンの設置や断熱材への防カビ施工、定期的な点検スケジュールの計画などが挙げられます​。施工後もアフターフォローとして湿度状態の確認や再発防止剤の塗布などを行ってもらえるため、住まいと家族の健康を長く守り続けることができます​。困ったときはもちろん、「カビを未然に防ぎたい」という段階でも専門家に相談できる心強い存在と言えるでしょう。

    まとめ

    タマホームの住宅は、高い基本性能とコストパフォーマンスを両立した魅力的な住まいです。その性能を十分に発揮し、快適な暮らしを長く維持するためには、カビ発生リスクに対する適切なケアが欠かせません。床断熱構造や24時間換気システムといったタマホームの特徴を正しく理解し、日頃から湿度管理や換気に気を配ることで、カビの繁殖を未然に防ぐことができます。もしカビが発生しても、早めの発見と対処が被害を最小限に食い止めるポイントです。カビは放置すれば住宅の価値を下げるだけでなく家族の健康にも悪影響を及ぼす可能性があるため、油断せずに対策を講じていく姿勢が大切です​。

    タマホームの構造特性を活かしつつ、適切なカビ対策を実践することで、末長く健康で快適な住環境を維持していきましょう。万一カビトラブルに直面した際には、カビバスターズ福岡のような専門家の力も借りながら、大切な住まいと家族の健康を守ることを心がけたいものです。日々のちょっとした心配りと専門知識の活用が、理想のマイホームをカビから守る何よりの鍵と言えるでしょう。​

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