七呂建設の第1種機械換気設備『EcoY工法』のカビ対策|MIST工法®の解決策
2025/02/20
目次
第1種機械換気設備『EcoY工法』のカビ問題とその対策
はじめに
近年、高気密・高断熱住宅が普及し、省エネで快適な住環境を実現できる一方で、室内の空気質管理がますます重要になっています。こうした住宅では気密性が高いため、24時間換気システムによって常に空気を入れ替え、湿気を排出することが義務付けられています。適切に換気が機能していれば室内の湿度はコントロールされ、カビの発生リスクは大きく低減します。しかし、高断熱化した住宅では梅雨時期など湿度が自然と高くなる場面や、換気が不十分な場合にはカビ問題が発生する恐れがあります。
本記事では、第1種機械換気設備である『EcoY工法』に着目し、その換気システムの概要と特徴、そして高性能住宅で起こりうるカビ問題の原因と影響について解説します。第1種機械換気設備は常に室内に新鮮な空気を供給し空気環境を清潔に保つ優れたシステムですが、誤った運用やメンテナンス不足によりカビ問題の原因となる場合があります。カビは見た目の美観を損なうだけでなく、放置すると建材の腐食や住宅の劣化を招き、さらには健康被害(真菌性肺炎やアレルギー症状など)につながる可能性も指摘されています。住宅メーカーや設計士、施工業者といった建設関係者の皆様に向けて、カビ発生のメカニズムと防止策、そして発生時の効果的な対策について専門的かつ具体的に解説していきます。
七呂建設の『EcoY工法』とは?
EcoY工法とは、鹿児島の住宅会社である七呂建設(しちろけんせつ)が採用する第1種機械換気方式の一種で、熱交換型の24時間全館換気システムです。給気と排気を機械で同時に行う第1種換気システムであり、外気の影響を受けにくく室内環境を安定させやすいのが特徴です。その中でもEcoY工法は熱交換率90%・湿度交換率60%という非常に高い効率を持ち、排出する空気の熱エネルギーや湿度を無駄にしない点で注目されています。以下に、EcoY工法の主な特徴を挙げます。
・高効率な熱交換換気: 熱交換器により排気のもつ熱エネルギーの約90%を回収し、新鮮な外気に受け渡してから室内へ給気します。冬場でも暖かい空気を逃しにくく、換気による熱損失を大幅に低減して省エネルギーに貢献します。
・湿度コントロール(全熱交換): 排気中の湿度も約60%回収して給気に再利用するため、冬は乾燥しすぎず湿度を適度に保ち、夏は過剰な湿気を外に逃がします。これにより季節を通じて快適な室内湿度を実現します。
・地中熱の活用: 地下の安定した地中熱を利用し、夏季と冬季で空気調節を行います。夏はこもった室内熱を地中の冷えた空気と熱交換し、涼しい空気を室内に送り込みます。また排気側に湿気を回収して除湿した空気を床下へ給気し、基礎断熱された床下の温度を安定させます。冬は逆に暖かい排気ダクトの熱で床下を温めつつ熱交換器で排気熱を回収し、暖められた空気を床下に給気します。さらに排気から回収した湿気で給気を加湿し、冬の乾燥防止にも寄与します。地中熱と排気熱で温められた基礎コンクリートにより床下温度が安定し、足元から快適性を高めます。
・高性能フィルター: 微小粒子状物質や花粉の侵入を防ぐためにアレルノンフィルターと呼ばれる特殊フィルターを搭載しています。発がん性も指摘されるPM2.5を98%除去し、花粉も99.8%カットする性能があります。外気由来の有害物質を大幅に低減できるため、シックハウス対策やアレルギー対策として有効です。
・プラズマ空気清浄ユニット: フィルターで捕らえきれない微細な菌やウイルスに対しては、プラズマ放電による空気清浄機能を備えています。OHラジカルを含むイオンを空気中に放出し、ウイルスやカビ菌に付着するとその働きを抑制しますいわば空中に浮遊する雑菌に対し、石鹸やアルコールのように酸化分解する仕組みで無力化するものです。この機能により、室内の消臭・抗菌・抗ウイルス効果が期待できます。
以上のように、EcoY工法は熱交換による省エネ効果から空気浄化まで備えた先進的な換気システムです。住宅全体で計画的な換気と空調を行うことで、一年中快適で清潔な空気環境を維持することを目指しています。ただし、いかに優れたシステムでも、その性能を十分発揮させ適切に維持管理することが重要です。次章では、どのような場合にこのような換気設備でもカビ問題が生じてしまうのか、その原因を詳しく見ていきます。
第1種機械換気設備におけるカビ発生の原因
高性能なEcoY工法のような換気システムを備えていても、条件次第では住宅内にカビが発生してしまうことがあります。ここでは、第1種機械換気設備の運用下でカビが発生する主な原因を整理します。
・湿気と結露(床下・壁内・天井裏): 高気密・高断熱の住まいでは、外気と室内の温度差により壁の中や床下など目に見えない空間で結露が発生しやすく、その湿気がこもりがちです。特に冬場は外気温が低いため、排出しきれない湿気が冷たい構造体で結露しやすく、発生した結露はそのまま放置されるとカビの温床となります。実際、壁内部や押し入れ、天井裏など換気が行き届かない場所では高温多湿の状態が長く続くとカビが繁殖しやすいことが報告されています。普段見えない壁紙の裏や断熱材周辺でも、隙間から侵入した湿気や微小な結露が溜まるとカビが発生する可能性があり、こうした隠れた場所の湿気対策が不十分だとカビ被害に繋がります。
・ダクトやフィルターの汚れ: 第1種換気設備には給排気用のダクトや空気清浄フィルターが張り巡らされています。フィルターはホコリやチリを捕集しますが、定期的に清掃・交換しないと目詰まりを起こし、換気風量が低下します。風量が落ちると湿気を十分排出できず室内に滞留してしまい、湿度の高い状態が続くことでカビ発生の原因となります。また、ダクト内部は暗く温度変化が少ないため結露しやすく、ホコリも蓄積することから、カビにとって絶好の繁殖環境となり得ます。実際にダクト内でカビが発生すると、その胞子が換気システムを通じて家中に拡散し、各所で新たなカビを誘発する恐れがあります。
・換気システムの不適切な運用: 第1種換気は原則24時間連続運転が推奨されていますが、誤ってスイッチを切ってしまったり、換気回数・時間を減らしすぎたりすると室内の空気循環が不十分になります。その結果、湿気や二酸化炭素などが排出されずに室内に留まり、カビ発生のリスクが高まります。特にエアコンだけで温湿度管理をして換気を怠ると、見えないところで湿気が蓄積してしまいます。「冬場は寒いから」と換気を止めてしまうケースもありますが、換気を止めると結露が生じやすくなるため24時間換気は止めてはいけないとも言われます。また、フィルター清掃をせず長期間運転を続けると前述のように性能が低下し、結果的にカビが発生しやすい環境を招いてしまいます。以上のことから、換気設備は正しい使い方(適切な換気頻度・時間の確保)と十分なメンテナンスが不可欠であるといえます。
このように、第1種機械換気設備そのものはカビを防ぐ効果があるものの、油断するとその設備が原因でカビを招く結果にもなり得ます。換気システムを設計・施工する段階から、そして引き渡し後の施主への使用説明や定期点検に至るまで、一貫してカビ対策の視点を持つことが重要です。次に、EcoY工法を含む熱交換換気システムのメリットとデメリットを整理し、設計・施工上の注意点を確認しましょう。
『EcoY工法』のメリットとデメリット
優れた換気性能を誇るEcoY工法ですが、その導入にあたっては利点と留意点の両方を理解しておく必要があります。ここでは、第1種機械換気設備(EcoY工法)のメリットとデメリットを専門的観点から解説します。
EcoY工法のメリット
・省エネと安定した室内環境: EcoY工法は熱交換率が非常に高いため、冬場に暖房で温めた室内空気の熱をほとんど逃さずに換気できます。換気による熱ロスが小さい分、冷暖房エネルギーの節約につながり省エネ効果があります。さらに、外気温や外の湿度の影響を受けにくいので室温・湿度が安定しやすく、常に快適な環境を維持できます。高気密高断熱住宅では第1種換気システムの方が安定した換気で快適性を保ちやすいとされる理由です。
・快適な湿度管理: 熱交換と同時に湿度交換も行う全熱交換型のため、室内の乾燥や多湿を緩和できます。冬は排気から約60%の水分を回収して加湿し、過度な乾燥を防ぎます。夏は逆に湿気を排気側に逃がすことで除湿された空気を供給でき、ジメジメした不快感を低減します。このように年間を通じて適切な湿度帯を保ちやすく、カビの好む高湿度状態を抑制できることは大きな利点です。
・清浄な空気環境: 前述のように高性能フィルターとプラズマ空気清浄ユニットを備えており、花粉やPM2.5などの大気汚染物質を大幅にカットしつつ、空気中のカビ菌やウイルスも抑制します。24時間換気によって常に新鮮な空気が循環し、さらに有害微粒子が取り除かれることで、室内の空気質が清潔に保たれます。ハウスダストや花粉症対策、さらにはインフルエンザウイルス等の感染症リスク低減にも役立つため、健康的な住環境づくりに寄与します。
・床下環境の保全: EcoY工法では床下空間にも給気を行う設計となっており、基礎断熱工法と組み合わせることで床下も室内の一部として換気・調湿されます。その結果、床下の結露や湿気が減りやすく、土台や床材の腐朽、シロアリ発生といったリスク軽減につながります。梅雨時の床下のカビ臭発生防止や、洗濯物の室内干しの乾燥促進(従来より約4倍早く乾くとのデータもあり)といった効果も謳われており、住宅全体の寿命と快適性向上に貢献します。
EcoY工法のデメリット
・導入コストが高い: 第1種換気システム全般に言えることですが、第3種換気(排気のみ機械換気)等に比べて機器代および施工費用が高めです。熱交換器や各室へのダクト配管、吸排気ファンなどの設備を備える必要があり、初期導入コストが大きくなりがちです。また、機器が高度になるぶん施工には専門知識が必要で、施工業者のスキルによって品質に差が出る可能性もあります。
・定期メンテナンスの必要性: 高性能フィルターや熱交換器は定期的な掃除・交換が不可欠です。フィルター清掃を怠ると換気効率が落ち、前述したように湿気滞留によるカビの原因となります。熱交換素子もホコリが溜まれば性能低下を招きます。第1種換気は機械換気ゆえに24時間稼働で電気代も多少かかりますし、年に数回程度のフィルター清掃・交換というユーザー側のメンテナンス負担があります。これらを怠るとせっかくの性能を発揮できず、場合によってはシステム内部そのものにカビが発生してしまうリスクもあります。
・施工不良時のリスク: 設計・施工段階で換気計画が不適切だったり、ダクト配管に不備があると、本来の性能が発揮されずカビの原因となることがあります。例えば、吸気と排気のバランスが悪いと建物内が負圧気味になってしまい、隙間から湿気を含む外気を吸い込んでしまうことがあります。その結果、湿度が逃げにくい環境となり壁内や床下に湿気がこもってカビや結露を誘発しかねません。逆に常時給気過多で過圧になる場合も、壁内に湿気が押し出され構造体内で結露するリスクがあります。さらに、ダクト断熱の不備により夏場にダクト内で結露水が発生してカビが繁殖するといったケースも考えられます。したがって、設計時には換気経路・台数の計画や負圧防止、結露水の排出経路などを十分検討し、施工時にも機器やダクトの適切な据付・断熱施工・気密処理を徹底する必要があります。
・床下の湿気対策が必要: EcoY工法では床下も換気しますが、基礎断熱工法を採用する場合、基礎コンクリート中に残留した水分への対策が重要になります。新築施工時、基礎コンクリートは完全に乾燥しきる前に工事が進むケースが多く、内部に相当量の水分が残ったままとなることがあります。その湿気が基礎断熱により床下空間に留まると、いくら換気しても追いつかずカビ繁殖の原因となりかねません。実際、床下の湿気は新築住宅における重要課題の一つであり、不適切な湿気対策がカビ発生を招くケースが報告されています。そのため、基礎施工後は十分な乾燥期間を設けたり、防湿シートや防湿塗料でコンクリートからの蒸発を抑える工夫が必要です。また、稼働後も床下の湿度が高くなりすぎないよう換気量を調整し、必要に応じて除湿器を併用するなどの管理が求められます。
以上のように、EcoY工法を含む第1種機械換気設備は上手に使えば非常に効果的ですが、その性能ゆえに設計・施工・維持管理のいずれかに不備があるとカビ被害というデメリットが顕在化してしまいます。言い換えれば、高性能住宅の換気計画においては従来以上に細心の注意を払い、施工後も定期的な点検とメンテナンスで適切な状態を保つことが肝要です。では、住宅設計段階で換気の仕組みを正しく考慮する重要性や、メンテナンスの怠りが健康被害に直結し得ることが指摘されています。設計者・施工者はこれらデメリットを踏まえた上で計画を最適化し、施主にはメリットだけでなく適切な使い方の説明やアフターフォローを行うことが求められます。
カビバスターズ福岡のMIST工法®によるカビ対策
万一、住宅内でカビが発生してしまった場合には、早急かつ的確なカビ除去と再発防止策が必要です。高気密住宅のカビ問題は構造内部に及ぶこともあり、一般的な清掃では根本解決が難しいケースも少なくありません。そこで活躍するのが、カビ取り専門業者であるカビバスターズ福岡が提供するMIST工法®です。ここではMIST工法®の特長と、他のカビ除去方法との差異、さらに建築構造に精通したプロによる施工の強みについて説明します。EcoY工法のような高度な換気設備と組み合わせて、住宅をカビから守るための有効な対策となるでしょう。
MIST工法®の特長
MIST工法®はカビバスターズ独自開発の革新的なカビ除去技術であり、高度なミスト(霧状)の専用溶剤を用いてカビを根本から除去する点に特徴があります。従来の拭き取りや薬剤噴霧とは一線を画す、その主な特長を挙げます。
・非侵襲性(素材を傷めない): MIST工法®最大の特徴は、壁や木材の表面を物理的に削ったり擦ったりすることなくカビを除去できる点です。極めて微細な霧状の薬剤を行き渡らせ、カビ菌とその胞子を化学的に分解・不活化します。研磨や剥離を行わないため、木材やコンクリートを傷つけたり変色させたりする心配がありません。カビ取り剤特有の刺激臭も少なく、素材にも人にも優しい方法です。
・高い浸透性(隠れたカビも除去): ミスト状の薬剤は微粒子で構成されているため、手作業の清掃では届かないような細かな隙間や壁内部、ダクトの奥まで容易に行き渡ります。カビは表面に見える部分だけでなく内部に根を張っていますが、ミストなら構造の奥深くまで薬剤が浸透し、隠れたカビまで効果的に除去することが可能です。複雑な換気経路内に発生したカビにもミストが行き届き、家全体を漏れなく処理できます。
・防カビの持続効果: MIST工法®で使用する薬剤にはカビの細胞を死滅させるだけでなく、その場に防カビ剤として留まり再発を抑制する効果があります。一時的に表面を綺麗にするだけの清掃ではなく、見えない菌糸や胞子まで処理することで長期的な解決策を提供します。実際、施工後しばらく経ってもカビが再発しないケースがほとんどで、カビ臭も再び発生しにくくなります。
以上のような特長から、MIST工法®は従来工法では困難だった構造体内部のカビ除去や、素材へのダメージを最小限に抑えた施工を可能にしています。他の方法(例えば塩素系薬剤での漂白や物理的削り取り)は表面的なカビには効果がありますが、素材を痛めたり臭気が残ったり、再発防止効果が限定的でした。それに対しMIST工法®は、住宅の構造を傷めずに内部まで浸透し、なおかつ防カビ効果が持続する点で優れています。環境への負荷も少なく、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して施工を任せられるカビ対策といえるでしょう。
当社の特徴
建築に精通した専門スタッフの強み
カビバスターズ福岡には建築構造とカビ両方の専門知識を持ったスタッフが在籍しており、そのプロ集団による施工には大きな強みがあります。長年にわたり様々な建物のカビ問題に対応してきた経験から、あらゆる種類のカビ問題に対処可能であり、原因箇所の特定から徹底除去まで一貫したサービスを提供できます。
まず、専門スタッフは住宅の構造や材質ごとの適切な処置方法を熟知しています。例えば、壁紙の裏や天井裏にカビが発生している場合でも、構造を理解しているので的確に隠れたカビの発生源を突き止めることができます。床下点検口や天井裏からの調査はもちろん、換気システムの経路や結露しやすい箇所など建物ごとの「カビポイント」を把握しているため、見逃しがありません。また、専門の真菌検査機関と連携してカビの種類や広がりを科学的に調べることも可能で、原因を根本から解決するアプローチを取ります。
さらに、迅速な対応力もプロならではです。カビは放置するとどんどん広がっていくため時間との戦いですが、相談を受けるとすぐに現場に駆けつけてくれるフットワークの軽さがあります。早期発見・早期対処が被害拡大を防ぐ鍵であり、プロに任せればその点も安心です。施工においても防護マスクや専門機材を使用した安全な作業手順を徹底しており、居住者の健康に配慮しつつカビ除去作業を行います。薬剤散布中は換気や隔離を適切に行い、施工後には空気中の浮遊菌検査や清掃を実施してから引き渡すため、作業による二次被害の心配もありません。
プロの手によるカビ対策は、一見コストがかかるように思われるかもしれません。しかし、カビによる住宅の劣化や健康被害リスクを考えれば、最短で最善の解決策となる専門業者への依頼は長い目で見て大きなメリットがあります。カビバスターズ福岡のように建築と微生物の両面に精通したプロが施工することで、再発しない安心・安全な住まいを取り戻すことができるのです。
施工後の効果と長期的な防カビ対策
MIST工法®による施工を行うと、頑固なカビ汚れはもちろん、空気中に漂うカビ臭や胞子も一掃されます。施工直後から室内の空気の違いを実感でき、カビ特有の嫌な臭いが消えて清々しい環境が戻ってきます。また、前述したようにMIST工法®は防カビ剤によるコーティング効果も兼ね備えているため、施工箇所におけるカビの再発を長期間抑制できます。一度根こそぎカビを除去した上で、微細な防カビ成分が木部やコンクリート表面に残留することで、カビが再び発生・成長するのを防ぐのです。
さらにカビバスターズ福岡では、単にカビを除去して終わりではなく、なぜカビが生えたのか原因を突き止めて再発防止策を提案することに力を入れています。例えば、換気システムの運転状況を確認し、必要であれば換気量の調整やフィルター交換のアドバイスを行います。結露が原因であれば断熱不足の箇所を指摘し追加断熱を検討するよう提案したり、基礎コンクリートからの湿気が多い場合は床下の調湿材設置を助言することもあります。専門家ならではの視点で住宅全体を診断し、カビの再発を防ぐための包括的な対策を講じてくれる点は、大きな安心材料です。
施工後にはカビ菌検査を実施して効果を数値で確認することも可能で、除去前と除去後で空気中の胞子数が激減していることを報告してもらえる場合もあります。「本当にカビは大丈夫だろうか?」という施主の不安を払拭し、再び快適な住環境を長持ちさせる――それがMIST工法®によるカビ対策のゴールです。専門業者と協力しつつ換気設備の適切な運用を続けることで、高気密高断熱住宅でもカビに悩まされない安心な暮らしを実現できます。
まとめとお問い合わせ
高気密・高断熱住宅において、第1種機械換気設備の適切な管理とカビ対策は健康で長持ちする住まいを実現する上で欠かせない要素です。せっかくの高性能な換気システムも、不適切な使い方やメンテナンス不足があればカビ問題を引き起こし、家族の健康や建物自体に深刻な悪影響を与えかねません。換気経路の壁裏・天井裏・床下など人目に付きにくい空間ほど湿気がこもりやすく、一度カビが発生すると発見が遅れて被害が拡大する恐れがあります。そうならないためにも、日頃から換気設備を正しく運転し、室内の湿度管理(目安として相対湿度60%以下)を徹底すること、そして定期的にフィルター清掃や換気風量のチェックを行いましょう。
それでも万一カビが発生してしまった場合には、早めに専門業者に相談して下さい。カビバスターズ福岡が提供する**MIST工法®**は、素材を傷めず環境にも優しいカビ除去法であり、再発防止まで考慮したトータルな対策が可能です。その場しのぎの漂白ではなく、建物内部から綺麗にカビを取り去ることで、第1種機械換気設備が本来の性能を発揮できる健全な状態を取り戻せます。高性能住宅のカビ問題に精通したプロに任せることで、大切な住まいをカビから守り、安心して長く暮らせるでしょう。
カビ対策や換気に関するご相談・お問い合わせは、カビバスターズ福岡までお気軽にご連絡ください。当社は福岡県を拠点に九州全域(福岡・熊本・佐賀・長崎・大分・宮崎)でサービスを展開しており、住宅のカビ調査・除去から防カビ施工まで一貫してサポートいたします。電話(TEL: 090-8159-7525)または公式サイトの問い合わせフォームより承っております。高気密住宅のカビ問題でお困りの際は、専門技術MIST工法®のカビバスターズ福岡が迅速かつ確実に問題解決いたします。住宅の空気を清潔に、そして家族の健康と財産をカビから守るために、ぜひ私たち専門家の力をご活用ください。
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