Z空調のメリットとカビ対策|ヤマダホームズオーナー向けの完全ガイド【MIST工法®の効果】
2025/02/17
目次
Z空調を採用したヤマダホームズのカビ対策|快適な住環境を守るポイント
こんにちは!カビバスターズ福岡のブログをご覧いただき、ありがとうございます。ヤマダホームズにお住まいの方の多くが、Z空調の快適さに満足されていることでしょう。しかし、高気密・高断熱の住宅だからこそ、カビのリスクには注意が必要です。本記事では、Z空調を採用した住宅におけるカビ発生リスクとその対策について詳しく解説します。さらに、当社のMIST工法®を活用した専門的なカビ除去・防止策についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
ヤマダホームズ
https://yamadahomes.jp/products/lineup/zkucho/
はじめに|ヤマダホームズの特徴とZ空調とは?
ヤマダホームズの注文住宅は、高気密・高断熱性能に優れているのが特長です。外気温の影響を受けにくい構造で、夏涼しく冬暖かい快適な室内環境を実現します。気密性が高いため隙間風も少なく、エアコン効率が向上して省エネにも貢献します。こうした性能を最大限に活かすため、ヤマダホームズでは全館空調システム「Z空調」を採用できます。
Z空調とは、家中どこにいても一年中快適な温度を保てるよう開発された新時代の全館空調システムです。ヒノキヤグループ(現在ヤマダホールディングス傘下)が開発したもので、高性能な断熱・気密構造(日本アクア社の断熱材)と、ダイキン工業の空調技術、協立エアテックの換気技術を組み合わせて実現しました。従来の全館空調が1台の大型エアコンで家全体をまかなうのに対し、Z空調は各フロアごとに専用エアコンを配置し効率的に制御します。その結果、初期導入コストは一般的な全館空調の約半額(100㎡程度の2階建てで約150万円前後)に抑えられ、月々の電気代も壁掛けエアコン並みの低コストを実現しています。例えばZ空調のみで冷房を行った場合、夏場(7~9月)の月平均電気代は約3,348円、冬場(12~2月)でも約9,319円というデータがあり、家計にもやさしいシステムといえます。
ヤマダホームズの高性能住宅とZ空調の組み合わせにより、各部屋の温度差がほとんどない快適な住まいが実現します。廊下や脱衣所までリビングと同じように冬でも暖かく保たれ、ヒートショックの危険を大幅に減らします。またZ空調には24時間換気機能も組み込まれており、各部屋の空気を常に入れ替えてクリーンに保つことができます。高性能フィルターがホコリや花粉を捕集し、家中どこでも綺麗な空気環境が維持できます。さらに換気システムにより二酸化炭素濃度や湿度もコントロールされるため、健康的な室内空気環境の管理にも役立ちます。
本記事ではまずZ空調のメリットを整理し、その後、高気密・高断熱住宅で注意すべきカビ発生リスクと対策について専門家の視点から解説します。快適な住環境を長く維持するために、ぜひ参考にしてください。
Z空調の主なメリット
Z空調を導入することで得られるメリットには、次のようなものがあります。
1年中快適な温度を維持できる
Z空調最大の魅力は、季節を問わず家中どこでも快適な室温を保てることです。 夏の暑い日でも家全体が涼しく、冬の寒い日でもどの部屋も暖かい環境が自動的に維持されます。エアコンを各部屋で個別に操作する手間がなく、一括制御で常に快適な温度に保たれるため、真夏や真冬でも室内で快適に過ごすことができます。夜間も適温が保たれるので質の良い睡眠をサポートし、朝起きたときに部屋が極端に暑すぎたり寒すぎたりするストレスもありません。
エネルギー効率が良く、光熱費の節約につながる
Z空調は高効率運転により省エネ性に優れ、結果的に光熱費の節約になります。 高断熱・高気密の住宅との相乗効果で冷暖房ロスを最小限に抑えられるため、少ないエネルギーで快適性を維持できます。従来型の全館空調では「電気代が高い」という懸念がありましたが、Z空調は各階ごとにシステムを分散することで効率的に稼働し、月々の電気代を一般的な壁掛けエアコンと同程度にまで低減させています。前述のように、夏場は月平均約3,000円台、冬場でも1万円弱で全館空調をまかなえたという実測データもあります。家計への負担を抑えつつ一年中空調をフル活用できるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
部屋間の温度差が少なく、ヒートショック防止に役立つ
家全体の温度を均一に保つことで、部屋ごとの温度差が小さくなりヒートショックの防止に役立ちます。 居間は暖かいが廊下やトイレ・浴室が寒い、といった温度差は冬場のヒートショック(急激な温度変化による体調不良)の大きな原因です。しかしZ空調なら、廊下や脱衣所まで含め家中ほぼ同じ温度に保たれるため、移動時にも寒暖差を感じにくくなります。特に高齢の方や小さなお子様がいるご家庭では、冬の入浴時などにヒヤッとする冷えた空間がない安心感は重要です。家中どこでも快適温度が保たれることで、身体への負担を減らし健康面でもプラスになります。
フィルター機能による空気清浄効果
Z空調には専用の高性能フィルターが搭載されており、空調しながら空気清浄も行える点がメリットです。 外気を取り入れる際や室内の循環空気をろ過する際に、ホコリやチリ・花粉などをフィルターでしっかり捕集します。常に清潔な空気が各部屋に送られるため、ハウスダストや花粉症でお困りの方にも安心です。実際、Z空調のフィルターは高い防塵性能を持ち、定期交換することで「いつも新鮮で安心な空間」で生活できるとされています。エアコンと空気清浄機の機能が一体化しているイメージで、家全体の空気環境が向上します。ただしフィルターが目詰まりすると効率低下やカビの原因にもなるため、後述するように定期的なお手入れは必要です。
換気と組み合わせた住宅全体の健康管理
Z空調は24時間換気システムと連動しており、住宅全体の空気質と湿度を適切に管理できます。 高気密住宅では計画換気が欠かせませんが、Z空調は空調と換気を一体化させた設計になっているため、新鮮な外気を各室に供給しつつ室内のホコリや二酸化炭素を排出できます。常時換気により人の出す二酸化炭素濃度や生活臭も低く保たれ、さらに湿度コントロールにも寄与します。換気量が適切に保たれることで結露防止やカビ予防にもつながり、健康的な住環境を維持できます。また昨今のウイルス対策の観点からも、換気機能が標準で備わっていることは安心材料です。Z空調は快適性と健康管理を両立するシステムと言えるでしょう。
Z空調を採用した住宅でのカビ発生リスクとは?
快適性に優れる高気密・高断熱+全館空調の住まいですが、一方でカビの発生リスクには注意が必要です。高気密・高断熱住宅は構造上、外気との通気が制限されるため湿気や室内の空気がこもりやすい側面があります。断熱性が高いことで冬場の結露は軽減されますが、その反面、湿度管理を怠ると想定外の場所でカビが発生する可能性があります。ここではZ空調を導入した高性能住宅特有のカビリスクについて解説します。
1. 高気密・高断熱住宅特有のカビリスク:
高断熱住宅は外気温の影響を受けにくい反面、内部で発生した湿気が逃げにくい構造です。従来の通気性が高い住宅であれば自然に湿気が抜けていた場面でも、高気密住宅では湿度が室内に滞留しがちです。このため、例えば家具の裏や壁内部、床下といった目の届かない箇所に湿気が溜まると、知らぬ間にカビが繁殖するリスクがあります。特に断熱材で密閉された壁の中で結露が起きると表面からは気づきにくく、カビが発生・拡大しやすい環境となります。高気密・高断熱の住宅では、その特性に合わせた綿密な湿度管理と換気が不可欠なのはこのためです。
2. 室内の湿度管理と換気の重要性:
カビの発生には湿度が大きく関与します。湿度が高すぎる環境ではカビは活発に繁殖するため、室内の相対湿度をおおむね40~60%程度に保つことが望ましいとされています。高気密住宅では24時間換気システムが計画的に動作していますが、フィルターの目詰まりや給排気口の閉塞があると十分に機能しません。Z空調搭載の換気も常に稼働させ、浴室の換気扇やキッチンのレンジフードも適宜使って、生活上発生する湿気を外部へ排出することが重要です。特に料理や入浴後は多量の水蒸気が出ますので、こまめな換気と除湿器・エアコン除湿運転の活用で室内の湿度をコントロールしましょう。逆に冬場は加湿器の使いすぎで過湿になりすぎないよう注意が必要です。適切な換気と湿度管理は、高性能住宅でカビを防ぐ基本中の基本と言えます。
3. 季節ごとのカビ発生リスク要因(夏・冬):
季節によってもカビ発生のリスク要因は変化します。
・夏場のリスク: 日本の夏は高温多湿で、屋外の湿った空気が室内に入り込むと冷房で冷えた壁や床で結露を生じることがあります。高断熱住宅では室内が涼しく保たれるぶん、壁内部や床下などとの温度差で「夏型結露」が発生しやすいのです。一度発生した結露は気密性ゆえに乾きにくく、壁内や断熱材周辺に水滴が滞留するとそのままカビの温床になります。特に目に見えない場所でカビが広がると気づきにくく、気付いた時には広範囲に及んでいるケースもあります。真夏でもエアコンを効かせた部屋では油断せず、壁際や押入れの中が結露していないか注意が必要です。
・冬場のリスク: 冬は室内を暖める一方、窓や換気口付近など外気に触れる部分が冷えることで結露が起こります。高断熱住宅では従来より結露は起きにくいものの、窓枠や玄関ドア周り、気密シートの隙間などわずかな断熱欠損部位で結露が発生することがあります。その水滴がカーテンや木部に付着するとカビの原因になりえます。また暖房で室内が暖かい分、空気中に含まれる水分量も増えるため、加湿をしすぎると壁紙の裏や北側の押入れなど換気の行き届かない所でカビが生える場合があります。冬場は窓に断熱シートを貼る、結露防止グッズを利用する、朝晩に窓を開けて換気するなどして結露を極力減らす工夫が必要です。見えやすい窓の結露は拭き取れば対処できますが、壁内など見えない部分の結露は防ぐしかありません。冬場でも適切な換気と湿度コントロールを行い、結露発生を抑えることが大切です。
4. 床下やダクト内にカビが発生する原因:
高気密・高断熱住宅では床下空間も気密性が高く保たれているケースがあります。最近の住宅では基礎断熱工法により床下を室内環境の一部としている場合も多く、床下換気口がない・少ない設計もあります。そのため床下に湿気がこもるとカビが発生しやすい環境になります。例えば基礎コンクリートからの微量な湿気、配管からの漏水や地面からの湿気が密閉された床下に蓄積すると、木材や断熱材にカビが発生することがあります。床下点検口を開けたときにカビ臭を感じたり結露跡がある場合は要注意です。また、Z空調のような全館空調ではダクト(配管)内部の結露もリスクの一つです。冷房運転時、冷やされたダクト表面に湿気が付着すると、そのまま内部でカビが繁殖してしまう恐れがあります。特に清掃を怠ってホコリが溜まっていると、ホコリを栄養源にカビが生えやすくなります。実際「全館空調を掃除せず放置していたらダクト内にカビが生えてしまった」という例も報告されています。床下やダクトは普段目にしない箇所だけに、発生原因と対策をきちんと理解しておくことが重要です。
以上のように、Z空調で快適な高性能住宅にもカビ発生のリスクは潜んでいます。しかし適切な対策を講じればリスクを大きく下げることができます。次章では、具体的にどのような対策を行えばカビを防げるかを見ていきましょう。
Z空調住宅でカビを防ぐための具体的な対策
高気密・高断熱+Z空調の住宅でカビを発生させないために、オーナーの方が日常的に心がけたいポイントをまとめました。
・室内の適切な温度・湿度管理: カビ予防の基本は湿度を上げすぎないことです。梅雨時や夏場はエアコンの除湿機能や除湿器を使って、室内の湿度がおおむね60%以下になるよう調整しましょう。冬場も加湿のしすぎに注意し、50~60%程度に留めます。温度も上げすぎると相対湿度が上がるため、快適さとのバランスを見て設定します。換気システムを常時稼働させるのはもちろん、窓開け換気も取り入れてこもった湿気をリフレッシュすると効果的です。
・Z空調の定期的なフィルター清掃とメンテナンス: Z空調を清潔に保つことはカビ予防に直結します。各室に設置された吸気・排気口やエアコン本体のフィルターにホコリが溜まると風量が低下し、冷暖房効率が下がるだけでなく結露も発生しやすくなります。一般的に2週間に1回程度を目安にフィルター掃除を行うと良いとされています。掃除機でホコリを吸い取ったり、水洗い可能なフィルターは洗浄・乾燥させてください。また年に1回程度はダクト内部や熱交換器の専門清掃も検討しましょう。「掃除を怠ると、ダクト内でカビが繁殖する恐れもあります」ので、定期メンテナンスで常に清潔を保つ努力が必要です。
・空気の循環と換気の工夫: 室内の空気が淀まないよう、日頃から空気の流れを意識しましょう。家具の配置にも配慮し、壁にベタ付けせず数cmでも隙間をあけて空気が通るようにすると、家具裏の結露やカビを防げます。各部屋のドアを適度に開放しておき、家全体で空気が循環するようにすることも効果的です。サーキュレーターや扇風機を併用し、エアコンの冷暖房が部屋の隅々まで行き渡るようにするとともに、換気口からの新鮮な空気を家中に行き渡らせる工夫をします。特に長時間閉め切りがちな寝室やクローゼット内にも空気を送ることで、局所的な湿度上昇を防ぎます。
・結露対策(窓・壁・床下): 目に見える結露には素早く対処しましょう。窓に水滴が付いたらそのままにせず、朝晩こまめに拭き取ります。可能であれば吸水テープや結露防止スプレーを窓ガラスに施し、発生量自体を減らす工夫も有効です。壁や天井の結露は発見が難しいですが、冬場に外壁に接する家具の裏がしっとり湿っていたら結露の兆候です。ときどき家具を動かして壁面を拭き、乾燥させましょう。床下については、点検口から覗いて基礎や土に湿り気やカビがないかチェックします。必要に応じて床下用除湿剤や調湿マットを敷く、換気口がある場合は閉塞していないか確認するなどの対策を講じます。結露はカビの温床になるため、「発生させない・見つけたらすぐ除去」が鉄則です。
・カビが発生しやすい場所のチェックポイント: 家の中でカビが生えやすいのは、湿気がこもりやすい場所や水分・栄養がある場所です。例えば浴室・脱衣所は石鹸カスや人の垢をエサにカビが繁殖しやすいので、入浴後は熱いシャワーで壁を流してから水気を拭き取り、換気扇を数時間回しましょう。キッチンのシンク下や洗面台のキャビネット内も見落としがちですが、配管まわりからの結露や微漏水でカビが生えることがあります。定期的に扉を開けて換気し、異臭や黒ずみがないか確認します。クローゼットや押入れも要注意ポイントで、衣類や布団から出る湿気がこもりやすいです。ときどき扉を開放して換気し、除湿剤を置いて湿気を吸収させてください。エアコン吹き出し口や換気レジスター周辺に黒い斑点を見つけたら、それはカビの可能性があります。早めに清掃し、広がる前に対処しましょう。このように家の中の「カビチェックポイント」を把握し、日頃から観察とお手入れを心がけることが大切です。
以上の対策を実践することで、Z空調の快適さを享受しつつカビを予防する効果が期待できます。しかし万全を期していても、万一カビが発生してしまうこともあるかもしれません。その場合の対処法について、次で詳しく説明します。
カビが発生してしまった場合の対処法|MIST工法®とは?
どんなに注意を払っていても、完全にカビ発生リスクをゼロにすることは難しいものです。もし住宅内でカビを見つけてしまった場合、どのように対処すれば良いでしょうか?市販のカビ取り剤で自分で対処する方法もありますが、再発防止まで考えると専門的な対応が望ましいケースも多いです。ここでは一般的なカビ取り方法とその限界、そしてカビバスターズ福岡が採用するMIST工法®について解説します。
◆ 一般的なカビ取り方法とその限界:
家庭でできるカビ取りとしては、エタノールや市販のカビキラー(塩素系漂白剤)を使った拭き取りがよく知られています。これらは表面のカビ汚れを一時的に落とすには有効で、見た目を綺麗にすることはできます。しかし、根本的な解決にならない場合が多いのも事実です。例えば塩素系薬剤はカビの色素を漂白するので一見消えたように見えますが、実際には素材内部のカビの根(菌糸)までは死滅させられないことがあります。特に壁紙や木材の内部に入り込んだカビは表面を拭いただけでは再び生えてきてしまいます。また強力な薬剤は刺激臭や人体への影響もあり、小さなお子様やペットがいる環境では扱いに注意が必要です。物理的に削り取る方法(サンドペーパーで擦る等)もありますが、広範囲に及ぶと施工自体が大変ですし、何より建材を傷めてしまうリスクがあります。エアコン内部やダクト内のカビとなると素人で手が届かない部分も多く、完全除去は困難です。このように、一般的なカビ取りは「その場しのぎ」になりがちで、カビの根本解決や再発防止までは難しい場合が多いのです。
◆ MIST工法®の特徴と他のカビ除去方法との違い:
そこで登場するのが、私たちカビバスターズ福岡が採用する「MIST工法®」です。MIST工法®はカビバスターズグループが独自開発した最新のカビ除去技術で、建物に発生したカビを根本から除去し再発を防ぐことを目的としています。最大の特徴は、カビの発生メカニズムを徹底分析して作られた特殊な薬剤をミスト状(霧状)にして建物全体に行き渡らせる施工方法にあります。微細なミスト粒子が壁の内部や目に見えない隙間の奥まで浸透し、そこで繁殖しているカビ菌にアプローチします。他社の一般的な工法では手作業での拭き取り・塗布が中心ですが、MIST工法®では機械噴霧による空間施工を組み合わせることで、人の手が届かない箇所のカビまでしっかり除去できる点が大きな違いです。
使用する薬剤も独自に開発されたものを用いており、素材や状況に応じて調合を変えることで最適な効果を発揮します。塩素系のような強い刺激臭はなく、人体やペットにも安全に配慮された成分なので、小さなお子様やお年寄りがいるご家庭でも安心して施工をご依頼いただけます。また薬剤には高い防カビ効果があり、施工後も抗菌・防カビ成分が表面に残留してカビの再繁殖を抑制します。従来の方法が「目に見えるカビをその場で落とす」だけだったのに対し、MIST工法®は「見えないカビの根まで殺菌し、さらに再発しにくい環境を作る」点で画期的です。実際、MIST工法®施工後の空気の清浄さやカビ再発率の低さに驚かれるお客様も多く、その効果は実証されています。
◆ 再発防止策としての防カビコーティング:
MIST工法®では、カビを除去した後の再発防止にも重点を置いています。先述の通り薬剤自体に防カビ作用がありますが、必要に応じて防カビコーティング剤の塗布も行います。例えばカビが発生しやすい浴室や窓枠、木部などには、透明な防カビ剤を吹き付けておくことで、カビ菌が付着・繁殖しにくい状態にします。特殊コーティングによって長期間カビの発生を抑制できるため、「せっかく綺麗にしたのにまたすぐ生えてきた…」という事態を防ぐことができます。さらに、施工後の生活上での注意点(適切な換気や日常清掃のコツなど)についてもアドバイスいたしますので、ご自身での再発防止策と相まって効果が持続します。
このようにMIST工法®は、「除去」「殺菌」「予防」をワンセットで実現する総合的なカビ対策と言えます。他の方法で何度も再発を繰り返していた頑固なカビ問題も、MIST工法®なら根本から解決できる可能性が高いです。カビバスターズ福岡では、この優れた工法を駆使してお客様の大切な住まいをカビから守ります。
カビバスターズ福岡の強みと安心のサポート体制
大切なマイホームのカビ問題を任せるにあたり、「どんな業者に頼めば安心か?」という点は重要ですよね。私たちカビバスターズ福岡は、カビ取り専門業者として豊富な経験と技術力を持ち、お客様に安心いただけるサポート体制を整えています。ここでは当社の強みと提供するサポート内容についてご紹介します。
● カビの専門家が行う徹底診断:
カビバスターズ福岡では、まず現地調査による徹底診断を行います。カビの専門知識を持ったスタッフが建物の隅々までチェックし、目視だけでなく必要に応じて機材を用いたカビ菌検査や湿度・結露の測定を実施します。どの場所に・どの程度のカビが・なぜ発生しているのか、原因から突き止めることで最適な対処法をご提案できます。私たちは検査から施工まで一貫して自社で行っており、延べ9,000件以上(グループ全体)の施工実績で培った知見があります。その豊富な経験に基づく「カビ問題を解決する力」こそ当社の強みです。住宅の構造や空調設備にも精通したスタッフが在籍しており、Z空調のダクト内部や床下の構造を踏まえたうえで「見えないカビ」まで見逃しません。建築士の資格や豊富な建築現場経験を持つスタッフもおりますので、住宅そのものに関する専門知識を活かしながらカビ問題に対応できる体制です。こうしたプロによる的確な診断が、根本的な解決への第一歩となります。
● 独自技術による確実な施工と再発防止策:
診断結果を踏まえ、MIST工法®を中心とした最適な施工プランをご提案します。施工にあたっては、事前にしっかりとお客様に内容をご説明しご納得いただいた上で進めます。施工当日は経験豊富なカビ取りのプロフェッショナルが丁寧に作業を行います。先述の通り、素材を傷めない特殊薬剤を用いるため、家を傷つける心配もありません。カビ菌を擦ったり削ったりせず分解・死滅させる独自工法なので、木材やコンクリートなど住宅の構造体にも安心です。また施工前後には写真や検査データを用いて、どれくらい改善したかを「見える化」してご報告します。施工後には再発防止のための防カビコーティングや必要箇所の除湿処置も施し、万全の体制で作業完了となります。万一、施工箇所で短期間にカビが再発してしまった場合は保証期間内で無償対応するなど、アフターケアもしっかり行います(詳細は契約時にご案内します)。
● 施工後のフォローアップと定期点検:
カビバスターズ福岡では、施工して終わりではなくアフターフォローにも力を入れています。施工後しばらく経ってから現場を再訪問し、カビの再発がないか、結露状況は改善されているかなどを確認するフォローアップを実施いたします。お住まい頂いている中で気になる点が出てきた場合のご相談にも随時対応いたします。またご希望に応じて定期点検サービス(有償)もご用意しております。年に一度など定期的に住宅をチェックすることで、カビの兆候を早期に発見し対処できます。「カビ臭がしないか」「換気系統は正常に動いているか」「湿度が高くなっている場所はないか」などプロの視点で確認し、予防措置のアドバイスや必要に応じたクリーニングを行います。大切なマイホームを長期にわたりカビから守るパートナーとして、末永くサポートいたします。
● 福岡県内の幅広い対応エリアと迅速な対応:
当社は福岡市を拠点に、福岡県全域および周辺地域のカビ問題に対応しております。福岡市内はもちろん、北九州や筑後・筑豊エリア、糸島や久留米など幅広い地域でご依頼を承っております。さらに近隣の佐賀県・熊本県などからのご相談にも対応可能です。地域密着型の強みを活かし、現場への迅速な出張と対応が可能です。お問い合わせいただいてから可能な限り早い日程で調査・施工に伺いますので、カビ被害が進行する前に対処できます。また電話やメール、LINEでのご相談にも対応しており、写真を送っていただければ概算見積もりや応急処置のアドバイスもいたします。「こんな状況だけど対応してもらえるかな?」といったお問い合わせだけでも大歓迎です。まずはお気軽にご相談ください。
以上のように、カビバスターズ福岡は専門技術ときめ細やかなサポートでお客様の住まいをお守りします。信頼できる業者として、多くの実績とお客様からの信頼を頂いておりますので、ヤマダホームズのオーナー様も安心してお任せいただければと思います。
まとめ|快適な住環境を維持するために
ヤマダホームズの高気密・高断熱住宅とZ空調の組み合わせは、一年中快適で健康的な住環境をもたらしてくれます。そのZ空調の利点(全館で温度を一定に保ち、省エネで経済的、空気清浄や換気機能による快適性向上など)を最大限に活かすためには、カビ対策にも目を向けることが大切です。高性能住宅だからこそ発生しうるカビリスクを理解し、日々の生活の中でオーナー自身ができるメンテナンスを欠かさないようにしましょう。適切な湿度管理や換気、フィルター清掃、結露の早期除去といった基本を心がけていれば、多くのカビトラブルは未然に防げます。
それでも万一カビが発生してしまった場合は、無理に自分だけで対処しようとせずプロの力を借りることも重要です。カビは建物を劣化させ健康被害を及ぼす厄介な問題ですが、専門業者による的確な処置で根本から解決できます。カビバスターズ福岡は、独自のMIST工法®と豊富な経験に裏打ちされた技術で、普段目にしないような場所のカビまで確実に除去し、再発防止策まで講じます。大切なマイホームをカビから守り、いつまでも快適な住環境を維持するために、ぜひ私たち専門家のサービスも活用してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。ヤマダホームズオーナーの皆様がZ空調の心地よさを享受しつつ、カビの心配なく安心して暮らせることを願っております。カビに関するお困りごとやご相談がございましたら、カビバスターズ福岡までお気軽にお問い合わせください。私たちが責任を持って快適で清潔な住まい作りをサポートいたします。
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