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キッチンシンクのカビ臭の原因と対策|配管周りの隙間と負圧による湿気問題を解決

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キッチンシンクのカビ臭を解決!配管周りの隙間と負圧が引き起こす問題と対策

キッチンシンクのカビ臭を解決!配管周りの隙間と負圧が引き起こす問題と対策

2025/02/15

キッチンシンクのカビ臭の原因と対策|配管周りの隙間と負圧による湿気問題を解決

こんにちは!カビバスターズ福岡のブログをご覧いただき、ありがとうございます。キッチンは家の中でも特に湿気がこもりやすい場所で、シンク下や配管周りにカビが発生しやすい環境です。特にシンク内がカビ臭い、キャビネットの中に白カビが発生している、配管周りに黒カビが広がっているといった問題は、多くの家庭で見られます。本記事では、キッチンシンク周りのカビ発生原因、負圧と湿気の関係、そしてカビバスターズ福岡による専門的な解決方法を詳しく解説します。毎日のキッチンを清潔に保つための防カビ対策もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

キッチンシンクがカビ臭い?その原因とは

キッチンから嫌なカビ臭が漂ってきたら、まず考えられるのは「湿気」と「汚れ」です。キッチンシンク周りは、水を頻繁に使うため常に湿度が高くなりがちです。シンクや作業台に残った水滴、排水口付近のヌメリ、生ゴミのカスなどが放置されると、カビの栄養源となり繁殖を促してしまいます。またシンク下のキャビネット内部は暗く密閉され、通気が悪いため湿気がこもりやすい環境です。このような条件が重なるとカビ臭さの原因となるカビが発生しやすくなります。

もう一つ見落とされがちなポイントが、シンク下の配管周りです。実はシンク下の床や壁にある配水管のまわりに隙間があると、そこから湿気や臭いが入り込んでカビを発生させるリスクがあります。後ほど詳しく説明しますが、換気扇の使用などで室内が負圧になると、この隙間から湿った空気がキャビネット内に引き寄せられてしまうのです。見た目には気づきにくいため、ここがカビ臭の原因になっていても気づかずに放置してしまうケースが多いです。

キッチン周りのカビは、放置すると健康や住環境に悪影響を及ぼします。カビが生えるとその胞子が空気中に飛散し、アレルギーや喘息など呼吸器系の症状を引き起こすことがあります。カビ臭いキッチンでは食事の支度も不快ですし、食品や食器にカビが移る恐れもあり衛生的にも問題です。さらに木製のキャビネットがカビで劣化してしまったり、住まい自体の資産価値にも影響が出る可能性があります。カビ臭に気づいたら、早めに原因を突き止めて対策することが大切です。

キッチンシンク周りのカビの発生原因を詳しく解説

では、キッチンシンク周りでカビが発生する具体的な原因をもう少し詳しく見ていきましょう。主な原因には以下のようなものがあります。

・湿気と通気不足によるもの: シンク下は配管やボウル自体が冷えていたり、周囲との温度差で結露が発生したりします。特に夏場、冷たい水道管に水滴(結露)が付いてキャビネット内部を湿らせてしまうことがあります。一方で扉を閉めたままのシンク下収納は空気の流れが悪く、この湿気が逃げずに湿度が常に高い状態になります。湿気と温かい温度が揃うと、カビにとって絶好の繁殖環境になってしまいます。

・キャビネット内に白カビが生えやすい理由: シンク下の収納内部は木製の板や合板でできていることが多く、木材は周囲の湿度を吸いやすい性質(調湿性)があります。湿気を吸った木材表面には白い綿毛状の白カビが発生しやすくなります。特に掃除しづらい奥まった場所や、洗剤・調味料のボトルなど物が密集して置かれている部分は通気が悪く、気づかないうちに白カビが広がってしまうこともあります。白カビ自体も嫌な臭いの原因になりますし、放っておくと黒カビへと変色・発展することもあるため注意が必要です。

・配管周りにカビが発生する構造的な問題: シンク下をのぞくと、床板や壁から給水管・排水管が立ち上がっています。この配管と床との隙間がしっかりシーリング(コーキング)されていないと、下の階層や床下空間から湿った空気が漏れ出してきます。床下は外気に近く湿度が高い場所なので、その空気がシンク下に入り込むとキャビネット内の湿度が上がりカビを誘発します。また排水管自体にわずかな水漏れがあったり、配管表面に結露が生じたりすると、その周囲の木材や壁紙に黒カビが発生しやすくなります。配管周りは構造上見えにくく掃除もしづらいため、カビの温床になりがちなポイントです。

以上のように、キッチンシンク周りのカビは湿気と通気不足、そして構造上の隙間や不備が重なって発生することがわかります。中でも配管周りの隙間は見逃されやすい原因であり、これがカビ臭やカビ繁殖の元凶になっているケースも少なくありません。

配管の隙間と負圧が引き起こすカビのメカニズム

では、先ほどから触れている配管周りの隙間と負圧によってなぜカビが発生しやすくなるのか、そのメカニズムを専門的に解説します。

「負圧」とは何か?
負圧とは、簡単に言えば「室内の気圧が外部(室外)よりも低い状態」のことです。空気は圧力の高い方から低い方へ流れる性質があるため、室内が負圧になると外の空気が家の中に向かって押し寄せてきます。キッチンで換気扇(レンジフード)を回すと室内の空気が排出されるため、室内は一時的に負圧状態になります。このとき、外気だけでなく床下など建物内部の空気も室内に引き込まれやすくなります。

シンク下の配管まわりに隙間があると、負圧時にその隙間から床下の湿った空気やカビ臭が吸い上げられてしまいます。床下空間や壁の中は換気が行き届きにくく、地面からの湿気や過去の水漏れで湿度が高くなっていることがあります。その湿気が負圧によって一気にシンク下キャビネット内へ流入し、内部の湿度が急上昇してしまうのです。結果としてキャビネット内で結露が発生したり、周囲の木材が湿り続けたりして、カビが発生・繁殖しやすくなります。

この負圧による湿気流入とカビ発生までの流れを段階的にまとめると次のようになります。

1.床下環境: 床下や壁内部には外気や地面からの湿気が溜まりやすく、カビの胞子やカビ臭のもとが潜んでいる場合があります。

2.隙間の存在: 配管周りの隙間など、床下と室内をつなぐ小さな穴が空いていると、普段はそこからわずかに湿った空気や臭いが漏れている状態です。

3.負圧の発生: キッチンの換気扇や家全体の24時間換気システムなどで室内の空気が排出されると、室内が負圧になり不足した空気を補おうとします。すると隙間から勢いよく床下の湿気を含んだ空気が吸い込まれてしまいます。【※換気扇使用中だけでなく、風の強い日なども室内外の気圧差で同様の現象が起こることがあります】

4.湿気の充満とカビ発生: 床下由来の湿った空気がシンク下キャビネット内に流れ込むと、内部の湿度が高まり続け、壁や木板表面に水滴が付いたりじっとり濡れた状態になります。そこにカビの胞子が付着すると一気に繁殖が進み、カビ臭も強まります。特に隙間付近から黒カビが広がったり、配管を伝ってカビが発生することが多くなります。

実際に起こるトラブル事例: ある福岡市内のお宅では、キッチンで換気扇を回すとシンク下からカビ臭が漂ってくるという問題が発生していました。ご家族は最初、排水口の臭いだと思って掃除しましたが改善せず、調査の結果シンク下の床に空いた配管穴の隙間が原因と判明しました。換気扇使用時にその隙間から床下のカビ臭い空気が引き込まれ、キャビネット内部に充満していたのです。このケースでは隙間を塞ぎ、内部のカビを除去することで、換気扇をつけても臭わない快適なキッチン環境を取り戻すことができました。このように配管周りの小さな隙間と負圧現象が組み合わさると、大きなカビ被害につながることがあるため要注意です。

カビバスターズ福岡による解決策と施工方法

キッチンシンク周りのカビ問題を根本から解決するためには、原因に合わせた適切な対策と施工が必要です。私たちカビバスターズ福岡では、豊富な知識と専用の技術を用いて再発しないカビ対策を行っています。ここでは、配管周りの隙間対策からカビ除去・防カビ施工まで、具体的な解決策と施工方法をご紹介します。

配管周りの隙間を埋める施工方法

まず重要なのが、配管周りの隙間をしっかり埋めることです。シンク下の床や壁にある配管用の穴が大きく開いていたり、シーリング(コーキング)が劣化して隙間ができている場合には、専用の充填材できちんとふさぎます。施工には防カビ性・耐水性の高いシリコンシーラントや発泡ウレタンフォームなどを使用します。これらの素材を配管と床板の隙間に隅々まで充填し、気密性を高めて湿気や害虫の侵入を防止します。隙間を埋める際は、配管を傷つけないよう慎重に作業し、将来的な配管のメンテナンス時に取り外しできる程度の柔軟性も確保します。隙間をしっかり封鎖することで、床下からの湿気の経路を断ち、カビ発生の根本原因を一つ取り除くことができます。

シンク下の通気を改善するための工夫

隙間を埋めて湿気の侵入を防いだ後は、シンク下キャビネット内の通気性を向上させる工夫を行います。具体的には、キャビネットの扉や側面に換気口を設置したり、小型の通気グリル(通気孔付きのプレート)を取り付ける方法があります。これによってキャビネット内の空気がこもらず、室内の空気と循環しやすくなります。また、お客様には日常的に扉を開けて換気する習慣や、収納物を詰め込みすぎず適度な隙間を空けて配置するようアドバイスしています。必要に応じて調湿剤(湿気取り)を設置することも効果的です。通気が改善されれば、万一多少湿気が入り込んでもカビが成長しにくい環境になります。住宅の構造によっては換気扇と連動してシンク下に空気を送るシステムを導入することも可能です。当社では現場の状況に合わせて最適な通気改善策をご提案し、カビが再発しにくい環境づくりまでサポートします。

カビの根本除去と防カビ施工の流れ

カビバスターズ福岡では、表面に見えるカビを取り除くだけでなく、素材内部に根付いたカビ菌まで徹底的に除去し、再発を防ぐ特殊施工を行っています。その一連の施工の流れをご紹介します。

1.現状調査と原因特定: まずシンク下や周辺のカビ汚染状況を調査し、カビの種類・広がり具合を確認します。同時に配管の隙間や水漏れ箇所がないかなど、原因も徹底的に特定します。お客様に状況を説明し、施工方針を決定します。

2.養生とクリーニング: キッチン周辺を汚さないようにビニールシートなどで養生し、安全対策を講じます。次にシンク下の収納物を一時的に移動させ、カビで汚染された表面をブラッシングや拭き取りで物理的に除去します。この段階で目に見えるカビは可能な限り取り除き、カビ臭の元となる汚れも洗浄します。

3.MIST工法®による除菌・抗カビ施工: カビバスターズ独自のMIST工法®を用いて、防カビ剤・除菌剤をミクロの霧状に噴霧します。微粒子の薬剤ミストが木材の細部や壁の内部にまで行き渡り、肉眼では届かないカビの根や胞子を隅々まで殺菌・除去します。この工法により、表面上はきれいに見えても内部に残って再発するカビ菌までしっかり処理することができます。薬剤には防カビ成分が含まれており、施工後はカビが付きにくい状態になります。

4.隙間シーリングと通気対策の実施: 調査で判明した配管周りの隙間があれば、この時点で前述の方法で確実に塞ぎます。また必要に応じてキャビネットへの換気口追加など通気改善策も施工します(構造上すぐに施工が難しい場合は後日対応することもあります)。これにより再び湿気が籠もるのを防ぎます。

5.仕上げと最終確認: 防カビ処理を終えた後、取り外した収納物を戻し、シンク下全体を清掃して施工完了です。仕上げに防カビコーティング剤を塗布できる場合は施し、より長期間カビの発生を抑えます。最後にカビ臭がしっかり消えていること、湿度が適切に保たれていることを確認し、お客様にも効果を実感していただきます。

以上がカビバスターズ福岡による一連のカビ除去・防カビ施工の流れです。当社では施工後も定期的な点検や、カビを再発させないためのアドバイスを行い、アフターケアにも力を入れています。

施工事例紹介(ビフォー・アフター)

実際に当社が手掛けたキッチンシンク周りのカビ除去施工事例を一つご紹介します。

福岡県内にお住まいのA様邸では、シンク下収納を開けると黒いカビが一面に広がり、カビ臭も強い状態でした。原因調査の結果、シンク下の排水パイプ付近に1cmほどの隙間があり、そこから床下の湿気が上がってカビが発生していたことがわかりました。また、シンク下に洗剤ボトルや雑貨を詰め込みすぎていたため通気が悪く、湿気がこもりやすい状況でもありました。

施工前(Before): キャビネット底板や側面にかけて黒カビがびっしりと生え、所々黒ずんでいる箇所も見られました。木材が湿気で膨張しかけており、触ると少し柔らかくなっている状態でした。カビ臭が酷く、扉を開けるとキッチン全体に嫌な臭いが広がる状況です。

施工後(After): 当社スタッフが上記の流れでカビを根こそぎ除去し、隙間をシーリング剤で完全に封鎖しました。さらにキャビネット扉裏側に通気口を2か所設置し、収納方法についても見直しを行いました。施工後は木板に染み込んでいたカビもきれいに除去され、白いカビ痕や黒ずみもほとんど残りませんでした。カビ臭も施工直後から感じられなくなり、扉を開けても清潔な木の香りしかしない状態に改善されています。A様からは「キッチンの嫌な臭いが消えただけでなく、中までピカピカになって安心しました。これで料理をするのがまた楽しくなりそうです!」と喜びの声をいただきました。

このように適切な原因究明と施工を行うことで、キッチンシンク周りのしつこいカビ問題も見違えるほどクリーンな状態に復旧できます。ビフォー・アフターの差は一目瞭然で、カビに悩んでいたキッチンとは思えない仕上がりになります。

キッチンシンク周りのカビを防ぐためにできること

専門業者による施工でカビを取り除いた後は、再発させないよう日常的な予防が大切です。ここでは、ご家庭で今日から実践できるキッチンシンク周りのカビ予防方法をご紹介します。

・換気と湿度管理を徹底する: キッチン使用後は換気扇を適切に回し、調理中に発生した湿気や熱気を外に逃がしましょう。その際、換気扇と反対側の窓を少し開けるなど効率的な換気を行うのがコツです。またシンク下収納もときどき扉を開け放ち、外の空気を入れてこもった湿気をリフレッシュさせてください。特に梅雨時期や夏場(福岡の夏は高温多湿です)は意識的に換気を行い、室内の湿度が上がりすぎないよう注意しましょう。

・シンク下を清潔・乾燥に保つ: 水仕事の後はシンク周りの水滴をこまめに拭き取り、可能ならシンク内も布巾でサッと水気を切っておきます。シンク下のキャビネット内も定期的に点検し、万が一水が漏れていたり結露して濡れている箇所があればすぐ拭き取って乾燥させましょう。床下点検口がキッチンにある場合は、年に一度は開けて内部の湿気やカビの有無を確認すると安心です。常に乾燥した状態を保つことで、カビの発生をぐっと抑えられます。

・配管や設備の点検: 給排水管の継ぎ目や蛇口の根元からの水漏れがないか定期的にチェックしましょう。わずかな漏水でも長期間気づかずにいると、周囲にカビが生えてしまうことがあります。排水トラップ内の汚れも掃除して、詰まりや悪臭の原因を除去しておきます(排水口に熱湯を流したり専用ブラシで定期清掃すると効果的です)。設備の異常は早めに対処することで、カビだけでなく水害全般を予防できます。

・収納方法を工夫する: シンク下収納に物を詰め込みすぎないようにしましょう。ボトル類や調理器具は適度に間隔を空けて配置し、空気が流れるスペースを作ります。ラックやスタンドを使って立体的に収納すると、下に空間ができて通気性が良くなります。床板の上に直接物を置かないだけでも、空気の通り道ができて湿気が滞留しにくくなります。

・防カビ対策グッズを活用する: 市販の除湿剤や防カビシートなどをシンク下に設置するのも効果的です。除湿剤(湿気取り)はキャビネット内の余分な湿気を吸収してくれるので、特に梅雨時や冬場の結露対策に役立ちます。防カビ剤加工されたシートを底板に敷いておけば、カビやダニの発生を抑制しつつ、万一汚れてもシートを交換するだけで清潔さを保てます。また、アルコールスプレー(エタノール)を月に一度キャビネット内に吹き付けて拭き取ると、簡易的な防カビコーティングになり菌の繁殖を防げます。こうしたグッズを上手に使い、「湿気をためない・カビを寄せ付けない」環境づくりを心掛けましょう。

 

以上、キッチンシンク周りのカビ臭やカビ発生の原因と対策について詳しく解説しました。日々の小さな工夫でカビの発生リスクは大きく減らせます。しかし、長年蓄積したカビや構造的な問題によるカビ臭は、家庭での対策だけでは完全に解決しない場合もあります。そのような時は無理に漂白剤等で対処しようとせず、カビの専門業者に相談することをおすすめします。カビバスターズ福岡ではキッチンはもちろん、住宅内のあらゆるカビ問題に対応しておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。清潔で気持ちの良いキッチン環境を保って、毎日の料理を安心して楽しみましょう!

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